都知事選挙に対する不謹慎なご意見帳~令和6年

桃太郎

第1話 都知事選挙に対する不謹慎なご意見帳~令和6年その1

まず、前提として本文は、只の『感想』である。

一言だ。今回の都知事選を一言でまとめよう。


 * * * 


呆れた。


 * * * 


候補者、五十六人。そんなに、ころちゃん好きか。

これでは、『選挙あらし』では無いか。

今回、全候補者の名前と政党名を、コピー&ペーストしただけで文字数が稼げる。

馬鹿馬鹿しい。

こんな事が、まかり通ると、選挙を『売名行為の場』と勘違いされる。

否、既に勘違いされているのだろう。

真に、都政を憂う志ある者は、いずこや。


 * * * 


間違いない事だが、『供託金制度』は、有名無実化している。

因みに、『供託金制度』とは、売名や泡沫候補の乱立を防ぐ為の制度である。

まず、立候補者は、選挙管理委員会などの『供託所』に、現金を預ける。

選挙後得票数が、全体の一定割合を超えなかった場合、『供託金』は没収される。

上記の、『一定割合』は、都知事選の場合、1割である。

また、都知事選の『供託金』は、三百万円である。

要するに、『貧乏人は政治にしゃしゃりでるな』と言う『選挙の自由』を侵害する制度である。

犯人は、分っている。

いわゆる『クラウドファンディング』に代表される『集金頁』であろう。

何れこうなる事は、分っていただろうに、事前に手を打つ者がいない。


尚、既に『供託金制度』は、世界標準では無い。

G7では、日本、英国の二か国のみだ。

英国下院選では、『供託金』500ポンド(約八万円)、『一定割合』5%。


では、他の国では何をしているのか。

簡単だ。『推薦人制度』を採用している。

要するに、『推薦人の一千人も集められないなら、立候補したって票が集まらないでしょう』と言う『選挙の自由』を侵害する制度とは、言いづらいものである。

これは、『試金石』である。

泡沫候補の乱立、選挙あらしを、防げなかった『供託金制度』を見直す事ができるのか!


 * * * 


それに、公約も然り。焦点が、定まっていない。

特に現職は、前回の公約を幾つ達成できたのか『証明』すべきであろう。

尚、『売名行為の輩』に関しては、公約を論じる事すらも愚かしい。


 * * * 


一応、予想はしておこう。

一位:現職、得票率約五割

二位:立憲の支援を受けられなかった立憲の人、得票率約三割

三位:元広島県の市長。得票率約一割←ダークホース感が強い

残りは、泡沫候補間で、分配。

こんな所ですかね。

では、当日蓋を開ける時をお楽しみに!


(終わり)

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