あなたに届け! マイサウンド
neo
第1和♪ 何がいい?合唱部
新学期が始まった。
少し暖かいような、寒いような風に誘われて少し急ぎ足になった私の足は校門の前に立っていた。
「友達…できるかな」
司会の先生
「これから、水村学園中学校第47回入学式を始めます。生徒の皆さんは立ってください。」
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学年代表挨拶
「…………を頑張り、水村学園のいち生徒として振る舞えるように新中学1年生全員でこれからの学校生活を頑張ります。代表挨拶、
「これで、第47回入学式を終わります。
新入生の皆さんはクラス発表を見て、クラスごとに分かれてください。」
「私2組!アンナは?」「5組。」
「ねぇやばい!同じクラスだよ!私達!!」
「どんな先生だろうな〜」「いい先生だといいね」「宿題とか出るのかなぁ」
「どんな先輩がいるんだろう」「美人な先輩が居る部活がいいな」
体育館中がそんなふうに浮足立っていた。
「はーい!新入生のみなさーん、こんにちは〜!生徒会長の
「まず、一組担任!欲しいものは新入部員とスルメイカ!バスケ部顧問の〜石井先生!一組の人は、さっそく石井先生の後を追って教室へレッチュゴー!」
「続いて〜…………………………」
「最期に〜6組!最後の組のみんなの担任はこの人!見た目の割に、割と厳しい-音楽の先生!新島先生!みんないってらっしゃーい」
なんだか思っていたよりも陽気な人が多い。
ついていける気がしない。
「ねぇねぇ、名前なんて言うの?」
「ひゃぁっ!わ、わたし、、?」
「そう!君のネームを聞いてるの!」
「林、
あ、私の名前。未来!みらいって呼び捨てしていいから!よろしく!」
「よ、よろしく…」
ま、待って…話しかけてくれたんだけど!?私に話しかけてくれた人初めて!もしかして順調すぎ?
「ところでさ、部活決めてる?この学校絶対部活入んないといけないから、楽しそうなのがいいと思って!」「ガッショウブ…」
「え?」「が、がっしょうぶ…いきたい。」
「合唱部か〜、まぁ文化部だし歌うのすきだし、たのしそう!体験今から行く?」
「う、うん。」
あなたに届け! マイサウンド neo @mn2
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