ダークヒーロー怪人と家出姫君が歌舞鬼町で成り上がる

大根侍

エピローグ



ドーン

新宿区のスクランブル交差点で爆発音が響いた。

爆発した場所には二つ影がいがみあっていた。

それは正義のヒーローと邪悪な怪人達である。


日本の首都、東京 新宿区

この地区では、悪の秘密結社『アタナシア』と正義のヒーロー達の戦いが繰り広げられていた。


ヒーロー名 グリッド・レッド「出たな、『アタナシア』‼」


新宿区を拠点に活動するヒーロー、赤いヒーロースーツに身を包んだヒーローこそ、閃光戦隊の隊員の一人グリッド・レッドである。

相対するは


怪人名 ドリル・ブレイカー  「その言葉、そっくりそのまま返すぜ!」

怪人名 ジェット・ファルコン 「かかってこいや!」

怪人名 ダイナマイ虎(とら)     「今日が貴様の命日だ!」

怪人名 サイボー熊 (ぐま)     「ここで引導を渡してやる!」

怪人名 バッター飛蝗(ばった)    「え~と、取り敢えず、死ね!」

青い鋼の装甲を纏い、頭部と両肩にドリルを携帯した機械怪人 ドリル・ブレイカー

赤い鋼鉄のアーマーを纏い背中に大きな翼を持ち、頭部は隼の顔を持つ機械獣怪人 ジェット・ファルコン

軍隊ベストにダイナマイトや手榴弾などの爆発物を携帯している、人型の形を模した虎の怪人 ダイナマイ虎

左肩にショルダーキャノン、右腕がガトリング砲を装備した、着ぐるみを模したクマの怪人 サイボー熊

金属バットを持った人型の原型を持った飛蝗怪人 バッター飛蝗


「やっちまぇー、野郎共!」


ドリル・ブレイカーの叫びと共に怪人5人はグリッド・レッドに襲い掛かった。





ドーン

別の場所でも爆発音が鳴った。

場所は新宿御苑。

そこでも、怪人達とヒーローとの戦闘が繰り広げられていた。


ヒーロー名 グリッド・ブルー「出たな、悪しき怪人達!」

ヒーロー名 グリッド・イエロー「今日こそ、ぶっ飛ばしてやるぜ!」

ヒーロー名 グリッド・ピンク「あなた達の好きにはさせない!」


グリッド・レッドの仲間で閃光戦隊の隊員達、グリッド・ブルー、グリッド・イエロー、グリッド、グリッド・ピンクが立っていた。


そして、彼らの向かいには


怪人名 ニトロ・リアクター   「それはこちらのセリフだ。」

怪人名 水晶騎士       「死にぞこないのカス共が。」

怪人名 ロード・ボルト    「今日も良い体しているな、グリッド・ピンク!」

怪人名 ターボ・ウィンド 「セリフが台無しだぞ、このスケベ!」

怪人名 スクラップ・ウォリアー「死ね、変態クソ野郎が!」

スクラップ・ウォリアーがターボ・ウィンドに飛び蹴りをかました。


赤い装甲の機械スーツを着た高熱怪人 ニトロ・リアクター

西洋の騎士の容姿で鎧が全て水晶で出来ている剣豪怪人 水晶騎士

ビリビリと稲光を走らせる電気放出怪人 ロード・ボルト

緑色のアーマースーツを身にまとった竜巻怪人 ターボ・ウィンド

黒い装甲アーマーを纏った機械怪人 スクラップ・ウォリアー


スクラップ・ウォリアー「ここが貴様らの墓標だ!」

スクラップ・ウォリアーは黒いゲートを開き中から、機関銃、突撃銃、爆撃砲などの銃器が出現した、銃器は全てスクラップ・ウォリアーの身体に全て装備した。

「新宿は俺達が頂く。」

今度は水晶騎士が呟いた。


「アタナシアに栄光を!」


水晶騎士の叫びと共に


「「「うぉぉぉぉぉ!」」」


怪人一同がヒーローに襲いかかった。

「……。」

失神したバカ(変態)を除いて





新宿中央公園

ド―ン

そのまた、別の場所でも戦闘が行われていた。


「「「「ぎゃぁぁぁぁ!」」」」


どうやら、決着がついたようだ。

ヒーロー名 グリッド・グリーン「……。」ピクピク

ヒーロー名 グリッド・パープル「……。」ピクピク

ヒーロー名 グリッド・ブラック「……。」ピクピク

ヒーロー名 グリッド・ホワイト「……。」ピクピク

四人のヒーロー達がズタボロにされ地面に倒れていた、すでに虫の息だった。


屑鉄仮面「……勝負あったな。」


赤い装甲とメカニカルな特徴を持つ、適応怪人 屑鉄仮面

「じゃぁな。」

そう言い残すと倒れているヒーロー達に背を向けて去っていったのだった。


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