第2話

無料のバリアがある世界

虫に刺されないから最高

バリアは月一で市役所から送られてきて欲しい

バリア発生装置が送られてくる感じで腰にバリア発生ベルトを巻くタイプだと嬉しい。



絶望

どこまで行っても景色も変わらないし物も人も何もなくてなんか空も地面も真っ白な世界

たまに来るのはいいかもしれないけれど暮らすのは絶対に嫌、おかしくなりそう。


空気がずっと臭い世界

大気汚染の影響で臭い。そのせいで川も汚れて魚の死骸で溢れてさらに臭くなる。食べ物にもまともに食べられないからさらに臭くなる。何を作っているかもわからない工場が大量に立ち並ぶ下町。どこにいても茶色くて匂いの酷い靄が鬱陶しい。田舎は全部工場地帯になっていて、綺麗な水なんてどこにもない。労働者は違法建築のアパートに住んで、その子供は併設されている学校や幼稚園に通う。プールの授業の代わりに幼稚園の頃から危険物質の扱いを学ぶ。上京するとかいう概念はない。田舎の人はずっと田舎で死ぬまで労働。田舎の噂の足が速い感じは残ってる。都会の人は国の政治とかインフラを支えて休日には買い物に行き、映画を見たりカフェを巡ったり色々して充実した暮らしを送る。格差がすごい。のでたまに昔の百姓一揆みたいなことが起こる。

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