第127話 不本意代表作
昔、こういうタイトルで自主企画をしたら、いいのが集まりまして。
さすが他人さまの評価はあなどれないと思ったのです。
なんで、不本意代表作がそんなに面白いのか、当時は「共感がすごい」しかわからなかったのですが、今日会計の近況ノートを見てわかりました。
心に残っている不本意代表作が二作ありました。
そこに書かれていたのは、シンプルに、「十代の不安」と「それに対して自分で踏み出した一歩」。
「親とのわだかまり」と「親を亡くしたあとの大人になった自分」だったんです。
文体もシンプルで、読む人が同調できる、余計なことにエネルギーを割かなくて済む感じ。
構成もシンプルだし、字数も2000字くらいじゃないかなぁ。
自分に経験があればなおさら共感するし、そうでなくても理解できる。
☆の数だけ人間の優しさや寄り添いが感じられるいい作品でした。
短くてシンプルなものは商業的に扱われづらいのかなと思いますが、本離れした大人たちにはこういうのがいいんじゃないかなぁと思うのです。
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