第86話 Clone of Haruki Introduce Organization Real Inu
カクヨムワールドで作活をしていたチオリは、ある日、性的描写に問題があるとして逮捕された。
「直接的な描写でなく、ちゃんと黒塗りをしていたじゃないですか!」
「脳内で補完したら、読めてしまうだろうが」
コーギーポリスが言った。
「いや、それは読む側の想像力の事情ですから!」
抵抗虚しく、チオリは形ばかりの裁判をかけられ、懲役250年をくらった。
「くっ……! すみません、鉄棒ぬらぬら先生……。僕のタコ小説は芸術に至らず、ただのエロ小説ジャンルにとどまってしまいました……」
チオリは偉大なる鉄棒ぬらぬら先生と、次元を超えて交流していた。
「さて、これからお前にはある仕事をしてもらう」
コーギー刑務官が言った。
「仕事? 独房で反省してればいいんじゃないですか?」
「まずこっちに来い」
チオリは会議室に連れて行かれた。モニターが何台か設置され、アバターが映っている。
「今日からお前はHarukiの文体を習得し、なりすまして、Harukiスト達を洗脳する作品を書くのだ」
「はあ? そんな凄い作家の真似なんかできるわけないじゃないですか!」
「これを読んでみろ」
『彼女がそうすると分かっていて』
https://kakuyomu.jp/works/16818093084861083253/episodes/16818093084861659652
チオリは、ぬりや先生の本を手に取って読んだ。
「……なんだろう! 震える!」
チオリは今までに感じたことのない波長を受け取った。
「これでもやらないと?」
「ぐぅ……やりますよ! 僕の負けず嫌いを舐めないでいただきたい!」
追記
ぬりや様のハルキ作品に、レビューを書かせていただきましたwww
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