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  • いわゆる、こういう状況で対象を引き留める
    「門番」という役柄の主人公の物語を、私は書いているんですけど……

    正直、この彼女になんと声をかけていいか、私には思い付きませんでした、門番失格です。

    それでも、彼は積み重ねた時間の中から彼女に届く言葉をひとつ、選びとることが出来たんですね✨

    それでも、彼女がこの先ずっと生きてくれるか分からない。
    でも、彼女は(自身は否定してましたけど)やはり誰かに聞いてほしかったのかな、と思います。

    誰でもいいから聞いてほしい。

    簡単に受けとる人もいるかもしれないけれど、
    少なくとも、彼女の云う「誰か」は誰でも良い訳じゃなかった。
    一般論なんかじゃなく、自分にちゃんと向き合った上での答えとして、誰かに答えてほしかったんだと、そう思います✨

    これが出来る人間に、今自分は成れているだろうか?
    ……残念ながら、私の周囲にはそんな人は一人もおりません✨

    作者からの返信

    この物語のこと、黒部のことをよく考えて、わかっていただいて、本当に嬉しいです。
    彼女もあなた様からのコメントを見るなり顔を赤くしていました。
    素敵なご感想、ありがとうございます!