10月5日

時計の針が今22時49分を指している。

なんとなくスマホを手にとって考えはじめ、ここに書き始めたことはいいものの、もうそろそろ電気消して寝る準備をしなければいけない。


専門学校の合格通知が今日の昼頃、簡易書留で届いた。嬉しかった。これであとは体力をつけて朝起きれるよう練習していけばいい。知り合いの床屋のおばさんに、報告しに行った。「おめでとう」と言ってもらえた。

床屋のおばさんは、話したくなったら来ていいよと言ってくれる。わたしの顔を見て悩んでいたら気づいてくれる。そしてアドバイスをくれる。頑張っていると褒めてくれる。それが嬉しい。


先週の火曜日、アルバイトの面接に行ってきた。一週間以内に連絡が来なければ不採用。働ける期間が半年なので、洋服などのお直し専門店で一人前になるまで時間がかかることもあり、採用はないかもしれない。お店側のメリットを考えると、そうだろうなと思う。でももし働けるなら、頑張って、なるべく早く一人前になる。


専門学校に入ったら何を頑張ろう。どんな服を作ろう。デザインを上手くなりたい。沢山服を作りたい。材料費のためにアルバイトもしたい。単純にお金を稼いでみたい。材料もデザインも縫製も、とことんこだわって一から作ってみたい。パターンを思い通りの服の形になるよう引けるようになりたい。CADも使いこなせるようになる。考えれば考えるほど、ワクワクしてきた。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

青空日記 空田咲 @catandblue

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る