しんか そして たいか


 僕は火の剣を片手で振り回してながらもう片手で火の玉をポンポンと発射する。


『条件を満たした為、魔法剣術Ⅰ、飛翔剣術Ⅰを取得しました。剣術Ⅴが魔法剣術Ⅰ、飛翔剣術Ⅰに反応し剣術・極に進化しました。』


「進化!?」


 まさかの条件を満たせばスキルも進化するらしい。


 けど今はスキルを確認してる暇はない。


 ならばと思って、新たに取得したスキルと進化したスキルを使いながらスキルの効果を確認する。


「『魔法剣術』!」


 使ってみるが特に変化はない。

 つまり剣術と同じで動きが楽になるスキルか。


「次、『飛翔剣術』!」


 火の剣を振ると剣から火の斬撃が飛んでいった。

 つまり魔法を使って斬撃を飛ばすことのできるスキル、と言ったところかな。


 最後は剣術・極……なんだけど予想はだいたいついている。

 たぶん剣術Ⅴよりも楽に扱える、と言ったところだろう。

 剣術が進化してから剣を振るのがさらに楽になったのだから間違いはないと思う。


 そんなことを考えながらなんとか僕はこの階層のモンスターを殲滅に成功した。


『レベルアップ(以下略)』


『グラトニースライムの進化条件である一定レベル以上・スキル進化1回済みを満たしたのでグラトニースライムの全ての経験値を返還します。』


『レベルアップ(以下略)』

『レベルアップ(以下略)』

『レベルアップ(以下略)』

『レベルアップ(以下略)』

『レベルアップ(以下略)』

『レベルアップ。ポイントを1獲得しました。』

『これにてグラトニースライムの全ての経験値、1〜20レベル分の返還が終わり、グラトニースライムはスライム(ルナティック)に退化しました。種族スキル暴食Ⅴは一度失われます。』


「はい?」


 とりあえず自分に落ち着けと言い聞かせながら人間の時のステータスとスライムの時のステータスをライセンスで確認。


____________________

シーカーネーム『匿名』

せいべつ おとこ

ねんれい 15

レベル40


たいりょく 210

まりょく 210

ちから 210

ちりょく 210

まもり 210

たいせい 210

みりょく 210


ポイント 11


補助:剣術 ・極/魔法剣術Ⅰ/弓術Ⅴ/糸操Ⅲ/棍術Ⅴ/盾術Ⅴ/棍術Ⅴ/盾術Ⅴ/ゴブリン言語

技能:火魔法Ⅴ/風魔法Ⅴ/回復魔法Ⅴ/飛翔剣術Ⅰ/支援魔法Ⅰ/反支援魔法Ⅰ/身体強化魔法Ⅰ

その他:へんげⅣ/将軍の心得Ⅰ/鑑定眼Ⅲ/小分身生成Ⅰ/隠蔽Ⅲ

____________________


____________________

シーカーネーム『 (未設定)』

しゅぞく スライム(ルナティック)

せいべつ むせい

ねんれい 15

レベル1(レベル マックス)


たいりょく 1

まりょく 1

ちから 1

ちりょく 1

まもり 1

たいせい 1

みりょく 1


種族ビルド『スライム言語/ルナティックメモリアル』


ルナティックメモリアル:力を失うことで弱体化するかわりに一度可能性を広げ、すぐに進化することができる。

____________________



【進化を自動開始します。進化先を選択してください。】

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