その日まで...それこそ定め
たまご
プロローグ
僕は泉ケイト、高校生。僕には好きな人がいる、それが彼女、篠原薫先生だ。
でも、わかってる。叶うはずがないと。あくまで生徒と先生という関係だから。この恋は叶えられない、叶えちゃいけない...
数年後
僕は教師になった人に何かを教えるのは好きだったから。そしてどこか、また先生に会いたい。そんな気持ちがあったから。
「泉ケイトです。新任でまだまだわからないことがたくさんありますが、よろしくお願いします。」
先生になって初日、僕は自己紹介を済ませると見覚えがある人がいた。篠原先生だ。僕はとても嬉しかった。また先生に会えて、また先生と一緒に過ごせるようになって。
「泉君!久しぶりですね。まさか、教師になるなんて...」
「僕も驚きました。まさか、先生とまた会える日が来るなんて。」
「今度は同業者としてよろしく。泉君、いや泉先生。」
「こちらこそ、よろしくお願いします!」
クラス配分会議
「まず一年の学年主任は決まりましたので。次は担任を決めたいと思います。」
「ということで、三組の担任は篠原先生。副担は泉先生お願いします。」
よし!篠原先生とまた学校で一緒になれる!
「よろしく。泉先生。」
「こちらこそ!」
これから教師として頑張らないとなー
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます