神は他種族の上に人を造らずして、

他種族の下に人を造らず。

しかし、欲はみんなに平等にあると思う。

我は邪竜である。10000の年月を生き、

人は面白く思う。

人には自分以外のために行う者がいる。

我は欲の塊である。人や獣などを食べてきた。

しかし、人の心を読み食わなかったこともある。

そこに理由はない。

あるのは人は死ぬことを恐れることである。

それ故に親しいものに悲しい心を持っている。

なぜこんなにも世界は恐ろしいのだろう。

我をなぜ倒しに来るのだろう。

来ても困るし来られても我だけが喜ぶだけだ。

われを倒してなにになる。

権力なのか、それとも大義名分なのか。

我はただ生きていて、

ゴロゴロと寝そべっているだけのぐうたら。

お腹が減ったらそこら辺の獣を狩りに行くぐらい。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る