その15

・東軍と西軍の証言……よくよく考えると同行異曲だ。

・ティルは己を鼓舞した。

・「さて……子どもたちを攫った理由、細大もらさず吐いてもらおうか」

・魔物とはいえ十把一絡げに悪とは言えないのだろう。

・それでも、職人たちは労を厭わず800着にも及ぶ武具の作成に励んだ。

・ファリオン王子はアーノルド王に新制度の草案を提出したようだが、ボロクソに言われて却下されてしまったのだとか。

・まず街の防衛が喫緊の課題だ。

・ゲインはあれだこれだとのたまうが、不得要領で理解しがたかった。

・司教が聖典を読み上げると、人々は墓に向かって追悼した。

・生憎武器が壊れて使い物にならない。徒手空拳の状態だ。

・この交渉……意に染まない内容だ。どっちにしろデメリットの方が多すぎる。

・目の前に広がるのは真っ白で静謐な空間だった。

・齢14にしてこの美しさと魔術の才能を持つとは、やはり才色兼備の少女は格が違う。

・彼は仲間から背信者であると見做されたのだ。

・「特に君のような特別な力を持つ者は重用したい」

・「ティル坊、よく聞いてくれ。最初から腹筋が50回できなくていい。初日は10回でもできればいい。君が力いっぱいに頑張る10回は、300回を難なくこなす未来のための土台なのさ」 最初の10回はあまくみてはならない。大事の前の小事というものだ。千里の道も一歩から、というわけである。

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