おまけ☆メタリンとの出会い
これは二話でのメタリン目線のお話
僕はいつの間にかここにいた。
なんでここにいるか?
いつ生まれたか?
そんなことは一切知らなかったし、知ることもできなかった。
気づいたら平原にいた。そしていつの間にか緑の人たちが僕の周りを囲んでくる
怖くなって全力で逃げた。
幸い緑の人たちはびっくりして追っかけてくることはなかった。
そして扉を見つけた。
それに何回も突進して無理やり開けた。
そしたらそこも似たような平原だった。
そこからさらに闊歩しているとみどりの人はあまり見なくなった代わりにそいつらと同じくらいの大きさをした肌色をしたやつが静かにこっちに来ていた。まぁでも木の音で気づいちゃったんだけど。
だけど緑の人たちと違う感じがした。
なんというか懐かしい感じ?
そしておいしそうなにおいがその子からした。
少し近づいてみたら
「おい、お前逃げないのか?」
と言われた。緑のやつたちは何を言ってるかわからなかったけど肌色のこの子の話す言葉は理解できた。
更に興味を持って近づいて軽くぶつかってみる。何回も
「なんだお前?」
不思議そうにしているこの子の反応がかわいく感じていたらその子がおいしそうなにおいをした何かを取り出した
「お前これが欲しいのか?」
取りやすいように自身の体をへこませてみた
そしたらその子はそのおいしそうなものを八個凹みにおいてくれた。
食べてみたらめちゃくちゃおいしかった。
もっと欲しかったがその子は
「じゃあまたなぁ!」
と言ってどこかに行こうとした。
どうにかしてついていきたいと思った。
あの子は扉ではなく黒い歪んだところから出て行った。
だからついていった。
そしたら洞窟っぽいところにでた。そしてその子は
「おいなんでお前がここにいるんだ!」
ってちょっと怒り気味に言われたから
なんでって駄目なの?と思ったら伝わったみたいで
「ダメもこうもないよ!いい?こっちは君みたいなのがいたら実験とかいろいろ他の人にひどいことされるよ。」
なんて言われた。
それはさすがに怖かった。
そしたらその子がいきなり
「お前俺の従魔になりたかったのか?」
と言われた。ついていきたいとしか思ってなかったが従魔になったらついていけると思い、今まで自分が感じたことのないくらいの喜びを感じうなずいた。
「そっかーありがとうな!じゃあお前はメタリンだ!どうだ?」
と僕の名前まで決めてくれた。やったー
「あっはは、かわいい。でもお外は危険だから向こう側のゲートの前で待ってなさい。明日にも行くから。ね?」
即座に了承した。
またねーと言いながらゲートをくぐりあの子が来るまで遊ぶことにした。
そしてその子は明日になるよりも前に来てくれた。
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