1時間目 ~10分休み~
「ねえねえ、華枝、だよね?」
「うん、合ってるよ!」
「よろしく。僕は橘真琴。テニス部に入ってるんだ!」
「テニス部なんだ。真琴、よろしくね!」
「あ、ちなみに華枝、俺は野球部!」
「優麻はものすごい予想通り。女子も入れるんだね。」
「本当はダメだから最初偽って入ったけど、更衣室違うとこが良いっていったら即バレた」
「そりゃあバレるよ」
「バレるね」
「でも俺のおかげで女子禁止じゃなくなって、そのあとマネージャーで外野和巳っていうのが入ってきた。」
「そうなんだ!その子は何組?」
「あ、8組。あそこにいるぜ」
「あれって西武?のユニフォームだよね?」
「あ、そうだな。よく分かったな。野球好きなん?」
「あれよ」
「どれ」
「ママが楽天イーグルスのファンだから、たまに暇なとき中継見てるの」
「なるほど。お前んちの母さん、楽天ファンなのかぁ」
「うん!いつもスーツが楽天色なんだ」
「かっけぇ。俺らと同じくガチ勢だ」
「だね」
「え、じゃあ俺のユニどこのチームか分かる?」
「んーと…青色…べ、べいすたーず…?なんか聞いたことあるような…」
「セ・リーグのチームはわからんかぁ。そ。DeNAベイスターズ。」
「ふぇえ」
「あんま興味なさそうだな」
「うん」
「華枝華枝、テニス部入らない?」
「んー…。家庭科部入るって決めちゃったからな…活動日いつ?」
「月、水、金、土。ちなみに家庭科部は確か木曜な。」
「微妙に日程が合うのが怖いんだけど…」
「入らない?―月曜金曜は体育館舎吹き抜け3階のランコースで30周するけど―」
「なんか小声で恐ろしい文章が聞こえてきたので遠慮しときます」
「えぇ~~~~っ」
「じゃあ野球部は?月、火、金、土だぜ。―毎回ランコース40周するけどな―」
「遠慮しときます」
「えぇ~」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
10分休みや昼休みのエピソードの時は、こんな感じで会話文のみのチャット風です!
最後までお読みいただきありがとうございました!
個性爆発・あけび野学園!転入生はロリータな藍沢くん 猫原未瑚 @MikoMikko
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。個性爆発・あけび野学園!転入生はロリータな藍沢くんの最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます