　超雑なあらすじ――建築家のおじさんが目を覚ますと何故か仮説トイレの中で逆さまに倒れていた。どうしてこうなったのか分からないおじさんは自分の腕を見てみるとなんと丸鋼材（建築とかに使う長い鉄の棒）が突き刺さっていて身動きできずにさあ大変だ！

　連絡とろうにもスマホは便器の中で手が届かず不可能！更に悪い事に建物爆破作業始めまーすと外では式典みたいなことやってて生命のタイムリミッツ！激痛に耐えながらも建築家のおじさんは何とか外に連絡を取るために腕時計を見ながら脱出を試みるぜ！頑張れおじさん！

　はい、いきなりヤベェ状態からスタートするサスペンス（らしい）映画です。仮説トイレに閉じ込められる云々の前に工事用ヘルメット被った作業ツナギを着たお姉ちゃんがチャック全開に降ろして胸部をボロンなモザイク処理で片手に火のついたダイナマイト持ってダンスを踊るというわけの分からないＯＰから始まって「ナンヤコレ？」とこっちを置いてけぼりにしてきますね。ちなみにこれは建築家おじさんの夢というね（なんつう夢を見とるんやっ！）

　基本的に腕に丸鋼材刺さってるので理解できますが、血がドバドバ出ますし、絶叫バンバンでグロいですね。

　ストーリーはおじさんがどうしてこうなったか思い出しながら外と連絡をとろうとするサスペンス展開が面白いのかもですけど、僕は物理的に痛いコメディとして観ましたね。後半はサスペンス脳で考えるな！思考はトイレに流しちまえ！

　ちなみに、本来のタイトルはHOLY・SHIT（クソッ！　なんてこったい！）みたいです。邦題は別にこっちでもよかったかも。

　ラストはなんかポカーンとしました（あっけなっ）