第4話

 大筒200丁溜まった時点で北畠家攻略に取り掛かった。

このとき、海路を使うのだが、海賊対策として軍資金を二千貫にしていけば

出会っても半分の千貫渡せば済む。

 順調に北畠家を攻略の後、主命を国攻略、伊勢志摩に切り替えた。長島城を落とせば国主になれる。

 確かに順調なのだが何か違和感がある。まあ、今しばらくは続けてみよう。

国主になって、六角家を滅ぼして二条城まで攻め落としたのに、上洛が起こらない。

 これが違和感の正体だった。美濃攻略のあと、光秀訪問も吹っ飛んでいた。

これでは本能寺の変は起こらにゃい。

 残念ながらやり直さざるを得ない。

これで野望が一歩遠のいた。


再開

 1562年5月の義輝殺害までゆっくり進めるのがいいかも。

墨俣築城などを順番に起こすことにした。

 そのためには足利家を支える必要があるにゃ。

あと信長様にも大垣城を攻めずに、墨俣築城までおとなしくしてもらわなければならにゃい。

 逆算して1956年10月まで商人で軍資金を稼いで出奔。

浪人となって軍略の車懸と毘沙門天、風林火山をならって、1957年5月まえに松平家に仕官して桶狭間を発生させて出奔。

 足利家に仕官して強化の後、茶器城主を使わずに織田家に仕官としよう。

じっくりいこうよ、まだ慌てるような時間じゃない。


 後で分かったのだが、足利家をかなり強化しても、やはり六角家に滅ぼされた。

でも義昭流転は起こるので問題ない。

 だったら、ぎりぎりまで松平家を支援するのがよさげかな。

松平家に1557年の5月前に仕官する予定がくるって、9月前の仕官になった。

 射撃大会の開催日の調整とか、技能上げに日数を使いすぎてしまったのにゃ。

そういえば、鈴木三太夫のおっさん、しょっちゅう顔を合わすたびに、拙者の腕を見て戦意を喪失しても責任はとれませぬぞってほざきやがて。おっさんいつもそれがしにぼろ負けしとるやないかい。記憶力ないんか、ぼけぇ!

 間もなく桶狭間、義元公に今度もド派手にちってもらいやしょう。

無事松平家が独立、1959年11月まで各大名が動かないこの時期に、主命を受けつつ、技能上げ、むろん交易も名産品を中心に資金を稼ぐ。

 座の親父からはあんた、背中が煤けてるぜとか言われた。余計なおせわにゃ!

少しつらい時期だがここを乗り越えてこその天下人にゃ。

 1560年12月美濃攻めまでバカ殿、じゃなくて大殿を抑えてようやく1月から墨俣築城。5月に藤吉郎が受けるのを、横取りしてやろうかとも思ったが、猿の勲功が上がらないと少々厄介なのにゃ。無事墨俣築城完成。

 

 これでまた一歩野望に近づいた!

 



 

 




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