雨の街

裂けてくシフォンの中で


懐かしい空と海を見た


振り返ればそこは


あじさい通り


金色の猫が2匹


現れてはすぐ消えてゆく


不思議な雨の街


それぞれがそれぞれの


好きな色で話して


好きな光だけを


浴びていたというのに


誰が最初に


いけないと言ったのだろうか


誰が最後に


カチャリと鍵をかけて


ここを幻にしたのだろうか

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