第21話 想定外

 集落の中でも50を超える大集団にはオークリーダーってのが必ずいた。


 ノーネーム レベル15

 オークリーダー ランク5

 強さ 133 物理的攻撃力

 器用 118 命中率

 素早さ49 回避率、移動速度

 知性 15 魔法的攻撃力

 耐久力119 HP基準値

 賢さ 15 MP基準値

 HP 119

 MP 15

 スキル 斧術

    統率


 レベルアップ上昇値 各1、固定上昇値 強9 器用7 素早さ2 耐久力7


 聞いてないよ!

 ランク5居るじゃん!

 統率のスキルは恵ちゃんが知ってた。

 部下の戦闘力が上がるスキルらしい。


 まぁ、楽勝だったんだけどね!


 ノバ レベル20

 デスティニーラビット ランク5

 強さ 174 物理的攻撃力

 器用 178 命中率

 素早さ199 回避率、移動速度

 知性 174 魔法的攻撃力

 耐久力174 HP基準値

 賢さ 174 MP基準値

 HP 174

 MP 174

 スキル ラビットダッシュ

    体当たり

    身を守る

    ストレングスサークル

    ウィークポイント

    イネプト

    パラライズ

    ポイズン

    ピンポイント

    エヴァージョン

    フラッシュ

    ダークシールド

    ハッピーバレル③

    アンハッピーバレル②

    積み上げる不幸②

    積み上げる幸運②

    運命の扉②


 ハッピーバレル③ 所得経験値アップ

 アンハッピーバレル② 命中率低下スキルの獲得

 積み上げる不幸②  毒

 積み上げる幸運②  回避率アップスキルの獲得

 運命の扉①     光

 運命の扉②     闇


 ハッピーバレルのストレングスサークルはノバとノバの周囲2mくらいのテイムモンスターのステータスが50%上がるアクティブスキル。

 アンハッピーバレルのイネプトはノバの周囲2mくらいの敵の命中率が下がるアクティブスキル。

 積み上げる不幸のポイズンはそのまま毒の状態異常、威力は確かめる前に倒しちゃってるのでイマイチ分かってない。

 積み上げる幸運のエヴァージョンは回避率が上がるパッシブスキル

 運命の扉のフラッシュは相手に眩暈の状態異常を起こさせる範囲魔法、ダークシールドは闇属性の小さいバリアが展開されて魔法でも物理でも1回無効になる。


 これに俺のテイムリンクが加わるから、単独でオークリーダー余裕でした。


「そろそろ戻ろうか」


「ええっと、52と54と39と22と14と12と8の集落倒したんで201匹になるやんか。

 魔石がリーダー2個、メイジ5個、ファイター194個。

 リーダーの剣1、メイジの杖1、メイジの服1、ファイターの斧39、ファイターの槍35、棍棒76、オークファイターの肉5、オークファイターの牙17です。

 全然入りきらへん。

 ごめんな」


「しょうがない、しょうがない、槍は嵩張るから全部置いていこう。

 4階のは肉だけ持って帰ろう。

 棍棒はもう今後は全部捨てるから数えなくて良いよ。

 これでいける?」


「うん、これならなんとかなるわ!」


「あ、俺まだ余裕あるから槍5本くらい担ごうか?」


「おう、そうしてくれ」

 よし帰ろうっと。


 5階まで行ってモンスター倒してくる人がほとんど居ないからなんか職員さんにめっちゃありがたがられた。


 今回の換金はオーク魔石   42個×150円 6300円

      リーダー魔石  2個×2000円 4000円

      メイジ魔石   5個×500円 2500円

      ファイター魔石 194個×300円 58200円

      合計             71000円  

 

      オーク肉    1個×7000円  7000円

      リーダーの剣  1個×12000円 12000円

      メイジの杖   1個×4500円  4500円

      メイジの服   1個×2500円  2500円

      ファイターの斧 39個×1500円 58500円

      ファイターの槍 5個×2000円 10000円

      オークファイターの肉 5個×17000円 85000円

      オークファイターの牙 17個×4700円 79900円

      合計         259400円


 半分の129700円を恵ちゃんの口座にに入れるようにして、6万を現金で貰った。

 残りを自分の口座に入れる。


「おい、お前の分はこれだけな」

 そう言ってたかしに5万渡す。


「え!こんなに貰えないよ!」


「俺のリュック持ってたし、槍も持って帰ってるしな」


「いや今日1日でレベルめちゃくちゃ上がってるのに、これまで貰えないよう」

 なんか困った顔してる。


 気にしないで貰えば良いのに、めんどくせー。

「分かった、じゃあこれやらない!その代わり次潜る時も案内してくれ」


「い、良いのか?」


「タダ働きな!役に立たなかったら、置いていくからな!」


「助かるぅ!覚えたスキルがイマイチだったから、ちょっと困ってたんだ」


「何覚えたんだ?」


「MP自動回復」


「あー確かに今のお前じゃ持て余すな」


「うん…」


「今日はもう解散ね、恵ちゃんもそれで良いよね」


「うん!」


「じゃあ、解散!次の俺の予定伝える用に2人とも連絡先教えて」

 連絡先を交換して、そのまま俺はウサギ小屋に向かった。


「すいませ〜ん、新種の申請お願いしますー。

 後、ちょっとボス行ってきますー」


「分かったー、あそこのボスは洞窟の中にいるから、1番大きな洞窟にいきなー」


「はーい」


 倒しちゃったボスは仲間に出来ないらしい、10階に行っても『テイム出来ません』しか出ない。


 仕方がないのでさらに下に潜る。

 こっちはテイム出来た。

 どういう条件でテイム出来たり出来なかったりするんだろう?

 謎だ?

 …考えても仕方ないか、どうせわからないし。


 ドン レベル1

 ラージドワーフラビット ランク3

 強さ 4 物理的攻撃力

 器用 3 命中率

 素早さ1 回避率、移動速度

 知性 1 魔法的攻撃力

 耐久力15 HP基準値

 賢さ 1 MP基準値

 HP 15

 MP 1

 スキル 身を守る

    かばう

    巨大化


 なんかデッカいのが仲間になった。

 危うくト○ロって名前付けそうになったよ。


「帰りますー」


「はーい」


【後書き】

 お読み頂き、ありがとうございます。

 この作品を『おもしろかった!』、『続きが気になる!』と少しでも思ってくださった方はフォローや↓の『☆☆☆』を『★★★』に評価して下さるとありがたいです。

 よろしくお願いします。

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