鬱小説家という生き物

ほのかな

第1話

どうも著者です。小説家と題名に書きましたが、いくつかネットに投稿してるぐらいです。でもまあ、小説考えてる妄想癖強い人間が鬱っぽい感じだった場合の話を書きたかったので、こんなタイトルになりました。多分気持ちが悪くなるような話ばかりになってしまうと思うので、あらかじめわかってください。この話を通じて「こういう人間もいるんだな」って理解して下さったらそれだけでうれしいです。それじゃ始めます。

今回は私が働いてた時の一日でよくあることを書きます。朝からです。寝坊は殆どしません。それどころか数時間は早めに目が覚めます。大人の言う普通の就寝時間に寝てもそうなります。気分は必ず重いです。仕事行きたくないからじゃないです。社会人とかいうクズと顔を合わせたくないからです。外に出れば自分の都合しか考えない奴らばかり。そんな場所に週五もいかないといけないから気分が重いです。あと今日は変な会話して笑われたり怒られたりしないかなとか考えます。人と考え方がずれてるので、すぐに笑われたり怒られたりします。多分一生治りません。

朝ごはんを食べながらニュースを見て色々考えたりします。例えば誰かが死んだのを聞いて「こんな世界からいなくなれてよかったじゃん」とか考えます。政治とか日本の問題は考えません。考えても無駄だし、人間なんか助けたくないから。食事の後は薬を飲みます。

身支度整えて出社します。駅まで行って人で溢れかえる電車に乗ります。乗りながら「なんで生きたくないのに仕事なんかしなくちゃいけないんだろう」とか考えます。あるいはスマホのゲームします。ゲームしてる方がよほど健全ですね。

会社に着いたらタイムカード押します。私がいたところは昔なにかやらかしたのか、残業とかかなり厳しく制御しています。あまりブラックじゃないのに仕事が続かなかったのは、やっぱり私が異常なんだと思います。仕事に対しては何やっても笑われるか注意されるかのイメージしかありませんでした。

業務開始です。道徳心が全くない奴もいますが、それなりに平和な職場でした。資料を作ったりとかデスクワークが好きでした。でも報告とか質問とか人が絡むものが全部だめだったので、資料作りの後は大抵落ち込んでいました。大抵は相手の言ってる事が正しかったので、多分自分の考え方がズレてるから上手くいかなかったんだと思います。あとは道徳心のない奴の変な一人語りを耳にして苛立ったりします。立派な事を言ってるわりに何もしないので、聞くたびに×したくなりました。

お昼です。大抵カップ焼きそばとパンを食べてました。豪華なものを食べる気にはなれません。外食をしてみたいと思ったこともありましたが、億劫にしかなれず、結局一度もしませんでした。

午後の業務です。いつもこの時間帯に眠くなってしまいます。まじめにやってても勝手に瞼が閉じてしまいます。病院に行ったりしましたが解決しませんでした。

こちらとしては色々必死に対策をしたりしたのですが全部ダメで、何度も注意されました。仕事に興味を持てないせいでしょうか?他の人はそういう風になりません。私だけおかしいと注意され続けました。(鬱人間がみんなそうってわけじゃないですよ多分)

残業を頼まれた時は残業します。私の職場では、ちゃんと「申し訳ないけど」とか一言いってくれたのがありがたかったです。そういう事しない奴は×したいです。世の中には残業が当たり前とか、人間の憎しみを舐めてる奴がいるみたいですね。×してもいいですか?×したいです。×してもいいですよね?目の前にいたら自分を制御できる自信が無いです。

業務の後は帰りますが、上司と面談することも多々あります。私は仕事が遅かったり、上手くいかなかったりすることが多かったので、面談をよくしました。相手もいじわるでやってるわけじゃないです。わざわざこんな面倒な事をしてくれているのですから。色々と良くしてくれましたが、私の仕事がよくなる事はありませんでした。

帰りの電車はそれなりに空いてます。電車に乗りながら「このまま無意味な事明日も続けるのかな」とか考えます。あるいはスマホでゲームします。ゲームしてる方がよほど健全ですね。

家に着いたら夕飯を食べます。料理を作ってくれる母に感謝です。一人暮らししてた時は夕飯作るのも大変でした。夕飯時はニュースの時間とは少しずれてるので、余計な感情を抱かずに済みます。

風呂とか終わったらスマホで遊んで寝ます。ゲームとか好きでしたがやる気力がわいてきません。好きな事が好きな事なのかわからない感じになってきました。


大体こんな感じの一日でした。毎日こんな感じでした。今は仕事やめて心を回復中です。作り話じゃないですよ?思い出しながら書きました。誇張表現とかも避けてるつもりです。現在は就労支援とかに通いながら復帰の方法を模索中です。

要望があったら続き書きますけど多分ないです。それではさようなら。


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