第12話台風…
九州に台風10号が上陸して、かなりの暴風が吹き荒れたようですが、皆さん大丈夫でしょうか。これから台風が向かう地方の方も厳重に気をつけてくださいね。
台風と言えば、私が経験した中で強烈なインパクトがあった台風と言うと、1991年9月末に日本列島を直撃した台風19号。別名リンゴ台風とも呼ばれる台風ですが、この台風接近時、私は仕事で最接近時に帰宅命令が出されて、会社を出たんですが、着替えを済ませて自分の車に行くと、猛烈な風に飛ばされて何かが当たったんだろうと思うんですが、助手席側の窓が木っ端みじんに砕け散っていて、一瞬車に戻ったとき、目が点になりました。あるはずのものが粉々になって割れてるんですからねぇ。
そこから暴風が吹き荒れる中、車を運転して帰ったんですが、猛烈な雨が降るし、風はものすごいし、ワイパー回しても、窓がないのでどんどん中に雨が入り込んできて、まったく意味なさないし、あの時はマジで
「死ぬ」
って思いましたね。特にトンネルの中で車がつっかえて渋滞で動かなくなって、ブレーキ踏んでないと、風に押されて勝手に車が前に出てしまうので(この当時私が乗っていた車は、マツダファミリア1500CC3ドアハッチバックインタープレーマニュアル車でした)、マジで怖かったです。そして、トンネルを何とか抜けて上空を見てみると、大きなトタン板が風にあおられて宙を舞う様子が見られました。それから市街地に入ると、トラックがもう少しで横転しそうになるところを見かけたり、実際トラックが横転して道をふさいでるところもみましたねぇ。台風と聞くと、真っ先にあの台風19号を思い出します。あの時は車の運転してる時も、猛烈な雨が車内に吹き込んでくるので、頬とか腕に雨粒が当たって、めっちゃ痛かったです。雨粒が当たっていたいと感じたのは、後にも先にも、あの台風19号だけですね。
これからまだ、台風が接近する地方の皆さん、くれぐれも気をつけてくださいね。このほか、台風で印象に残ってるのと言うと、1999年だったと思うんですが、宇部空港が高潮の影響で冠水してしまって、県内の交通に大きな影響が出たことがあったんですけど、あの時は出勤命令が出されて、猛烈な雨風のさなか、出勤したんですが、会社の駐車場に着いたはいいけど、駐車場から会社の建屋に行くのに非常に危ない状態で、めっちゃ怖い思いをして出勤したんですけど、当然職場に生産が必要な部品なんて一切届くわけもなく、後々社員から
「なんであのような暴風が吹き荒れる中、無理な出勤命令を出したのか」
と、会社の従業員の安全に対する厳しい追及がなされて、後日会社は
「あんなに酷いとは思わなかった」
と組合に対して回答したそうなんですが、
「勢力の非常に強い台風が接近してる」
って、なんども気象台から情報が伝えられて、危険な事態が発生することが十分予想されるということで、無理な外出はしないようにって言われていたんですが、この時無理やり出勤命令を出したとして、会社の責任を厳しく問われ、結局これが引き金になって、経営側が辞任するってことになりました。会社の経営側の皆さん、どうか従業員の安全を最大限に考えてくださいね。普段はちょっと笑える話をここでは書いてますが、今日は台風が接近しているということで、ちょっと真面目なお話をかいてみました。
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