第17話 僕の名は… 綺麗な女性と…
頑張ってアパレルの事務の整理を続けていました。
ある日、ものすごく綺麗な女性が白いスーツ姿でフロアに入ってきました。
ものすごく綺麗でした。
ショートカットでスーツと同じくらい白い肌で、凛として賢そうで…
参議院に立候補している元女子アナの人でした。
「本物って綺麗なんですね…」
西島さんに言いました。
「うん…化粧もすごいけれど、元から綺麗なんだね…」
ポスターをくれました。
すぐにオフィスの壁に貼られました。
また別の日。
今度は天使の羽根をつけた子供さんが入ってきました。
3歳くらいだったと思います。
女の子でした。
弊社の役員の席に走っていって専務とお話しています。
「なに…? 誰のお子さん…? 」
西島さんに訊きました。
「ほら、アパレルのアンバサダー兼、一部だけどデザインもやっている○○さんのお嬢さん」
ああ…そういえばそうだ…。小柄な女性のタレントさんでヒット曲もある人だ。
オフィスにそのタレントさん…続いて入ってきました。
「いつもお世話になっております、△△(お子さんの名前)、お仕事の邪魔しない! 」
専務と遊んでいるそのお嬢様に言っています。
お子さん、素直に専務にバイバイしてタレントさんに連れられて出て行かれました。
本社にはいろいろな人が出入りします。
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