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笑って泣きたい 花田少年史 一色まこと アフタヌーン社

舞台は昭和、花田一路の少年時代を描いた作品で、幽霊コメディというちょっと変わったジャンルになる。

話は花田少年がイタズラをして母親から逃げる際に自転車で事故にあい、生死を彷徨った上で生き返ったら霊が視えるようになったことから始まる。

霊が視える様になる始まりから、ホラー要素満載かと思われがちだが、ホラー要素はほぼ皆無に等しい。

かと言って、ただ単純に笑えるという作品でもない、花田少年は霊が視える様になったことで、霊から様々な頼まれごとをするようになる。

小学生の花田少年は、嫌嫌ながらも霊のお願いを聴くのであった。霊のお願いはユニークであったり、真剣なものであったりするが、最後にはホロリと涙が出てしまうストーリーだ。

作品はアニメ化も映画化もされており、アニメは個人的に特に感情移入ができるのでとてもオススメな作品。