第七週目

【オリーブ色の 髪をなびかせ ひとみにうつる 秋の空】


 やや遅れ気味での第七週目投稿です。

 今回は和歌をかじった経験を活かして言葉遊びを取り入れたり。

 瞳と人の身、秋と飽き。なびくというのも髪だけでなくオリーブという植物を連想させる。

 ところでオリーブ色というのは様々な明るさがあることを知った今日この頃。

 まさしく草花の如く、髪色というのは千差万別。僕は幼い頃に学校の先生に“カラスのような黒”と表現してもらえたことが嬉しかった覚えがある。ちなみにそういった髪色のことは「濡羽ぬれば色」といったりもする。濡烏などとも言われるが、この形容は主に女性に当てはめられてきた。

 言葉の歴史をさぐるのも好きなので、今更ではあるが、そろそろしっかりと都々逸についても勉強しようかと思う。まずは何かしらの本から手に取ろう。気づけばもうすぐ秋ではあるが。

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