朝が来た。俺は炎魔術の初級を使いまくり、魔力量を増そうと思う。初めの方は10発くらい打つとめまいがし、しんどかったが、練習を続けてみると15発、20発と打てる量が増えてきた。

そしてついに炎魔術中級

爆発（エクスプロード）を習得した。

しかし中級魔術となると魔力消費が激しいので

2発打つのが限界だった。

剣術の方は体が発達してきたので剣を振る事はできるようになった。

しかし兄みたいに中級や初級の技が使えないので、

ただ剣を振り切るくらいしかできなかった。

兄は剣の先から水を飛ばす

剣術版水球（ウォーターボール）を習得していた。威力はとても強くてスライム一匹なら1人でも倒せるくらいの威力だ。

今日は少し王都に向かって歩いていた。

なぜか魔物がほとんどいない平大陸に

B級相当の魔物水害竜ガルグイユがいた。

この魔物は川の近くに生息していて、

主に地下大陸でよく見られる。

なぜそんな魔物がこんなところにいるかは

分からないがジークさんがすぐに倒してくれた。

おそらく兄と俺が戦っていたら即死していただろう。

明日の朝に王都に着く予定だった...

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