SOUL/HUMAN
@seiyaseiya
第1話
ここはとある世界のとある洞窟。ここに一つの伝説を生む少年少女がいた
「ここはどこだ。」
少年は回りを見渡して何があるのかを確認しようとした、そのときとある少女がその少年に近づいた。
「誰だい君は作業員でも観光者でもなさそうだが。」
声をかけらた方向に振り向いた。
「質問をしたんだそれに答えてほしい。」
「わからない自分が何者なのかここがどこなのかできれば教えてほしい。」
少女は驚いたような顔をした後呆れるような顔をした後こう答えた。
「驚いたよ、質問されたのに質問で返されたかまあわからないなら仕方がないのかな。」
少年はその言葉を聞き顔をしかめた。
「まあいいか、ここはエスト、東の国でここはその洞窟さ。まあ戦争が始まってからはほとんど使われなくなった悲しい場所さ、昔は栄えていたんだがね。」
チンプンカンプンといった様子だが
「とにかくここからでないかい?弱いとはいえここには悪獣も出てくる。」
「あくじゅう?なんだそれやばいのか。」
さっきと同じような顔をした後ため息をつき少女は説明を続けていた
「なんだい君本当にここの国民かい?義務教育で習うはずなんだけど。」
ピーピルル
洞窟の奥のほうから赤いトカゲが出てきた。
「噂をすればなんとやらというやつだ、聞け少年あれが悪獣心の弱いものから生まれる化け物だ、そしてこれが・・。」
バリバリバリバリ
少女の後ろの陰から何かがでてきているそして。
「心が強く人とともにある獣、心獣だ!頼んだぞライト」
グギャアー
その影が実体化して黄色い鳥のようになった。
グボファ! キリャアー!
その鳥は突っ込んだ後電撃を起こした、しかしトカゲのほうはものともせずに炎を吐いたそして鳥のほうは後退してしまった。
「おいお前あの鳥大丈夫なのか!?ピンチっぽいけれど。」
「鳥ではない!ライトだ!それに大丈夫だライトは攻撃を食らえば食らうほど強くなる。」
少女が言うとおりライトという鳥は攻撃を食らえば食らうほど胸のあたりの模様が濃くはっきりとしてきている。
グルルガアー
「よしそこまでいったならもういいぞ〈ライトニングストリウム〉。」
そう言い放つとライトは胸のあたりに電撃をため一気に放出した。
グルルルギャアー
「なんだありゃバケモンかよ」
「バケモノではない私たち、生きとし生きるすべてのものに与えられそしてその友とも敵ともなるものそれが心獣だ。」
そう言い終わるとライトは少女の後ろに隠れ影に溶け込んだ。
「私の名前はレイス、君の名前は?少し君と話したが君にとても興味がわいたこの洞窟を出たあとも付き合うかもしれないし名前を教えてほしい。」
「俺には名前はない君の提案は嬉しいがすまない。」
そういい立ち上がろうとしたとき少女が頬笑みを浮かべながらこう言った。
「もしかしなくても君は記憶喪失なのかいなら今までの言動に合点がいく、なるほどなるほどますます興味がわいた。」
そういいながら少年の周りをくるくると回りながら興味深そうに観察している。
「興味があるのは結構だけど名前はどうするんだ。」
今度は少年が呆れたような顔をしていった。
「確かにそうだねウーン…そうだクラシュってどうかな私の故郷で勇気って意味なんだけどどうかな?。」
「クラシュかいいんじゃないかな俺もなんだかしっくりくる。」
こうしてここにクラシュという記憶喪失の少年とレイスという謎の少女が出合いそして伝説が始まった。
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