第17話 エイベルの決断
ラーナドゥール国王のエイベルと謁見の間にいたアルナとナディアはセレディア王国への援軍を懇願していた。
エイベルは話をじっと話を聞きいていた。
ラーナドゥール王国が攻め込まれそうにならなければ同盟国は動かない、各地の諸侯達を動員して死地へと簡単に送り出すことも出来ない。
その時1人の兵士から報告があると知らせが来た、知らせからセレディア王国が大敗してアリシアがアルムガルド帝国に捕まった事を知った。
エイベルは考えた、同盟国の盟主国であるラーナドゥール王国以外にアルムガルド帝国へ対抗できるのはレイノルズ王国の軍だけだと。
「ハインツ卿、ルイス卿よ死地におくる事になるかもしれないがセレディア王国へと共に向かってくれるか?」
エイベルは白光騎士団の団長のハインツと金十字騎士団の団長ルイスにそう言った。
「白光騎士団は王命とあらば」
「金十字騎士団の勇猛さを知らせて見せましょう」
そしてエイベルはセレディア王国に近衛騎士団である聖皇騎士団を共に連れて行く事を決めた。
そして子供を持たないエイベルは言った。
「私が戦場で倒れる事があれば跡継ぎはラスター公の若き息子エデイに継がせる」
そう宣言した、そして各騎士団が準備をする中エイベルはレイノルズ王国への書状をアルナとナディアに託してラーナドゥール王国からレイノルズ王国への使者として向かうように頼んだ。
アルナ達は書状を持ってレイノルズ王国へと急いだ
そしてエイベルは各騎士団と共にセレディア王国へと向かった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます