第2話
静は、都市伝説を思い出していた。「死者の声は、電波に乗って、この世に迷い込むことがある」という話を。彼女は、理沙の声が、電波を通して自分に語りかけているのだと考えるようになる。
「真夜中のミッドナイト」宛に、不気味な内容のメッセージが届き始めた。差出人は、「死者の声」を聞いたと語る、顔も名前もわからないリスナーたちだった。静は、恐怖を感じながらも、どこか冷静だった。彼女は、「死者の声」は、何かを伝えようとしているのではないかと考え始める。
しかし、静の周りの不可解な現象は、日に日にエスカレートしていく。ラジオ局の機材が暴走し、スタジオの窓ガラスに何者かの顔が浮かび上がる。そして、「真夜中のミッドナイト」のヘビーリスナーを名乗る人物が、不可解な死を遂げる。
警察が発見したヘビーリスナーの部屋には、一枚のメモが残されていた。
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