勇者よ、頼むからMOB脱却させてくれ

あびぃぃぃぃぃ

第1章 旅立ちと聖人、ドラゴンと出会い

エピローグ

俺はどの物語にも出てくるような一般人A系魔法使い、ライジェルフ。

5年前に前世のクソニートの記憶が蘇って、その時自分が完全なるモブ、

king of mob への道を着実に歩み続けている事に気づいてしまった。


そしてこのままモブで第2の人生を終わらせたくないと決意して魔法の特訓をして、1週間前に田舎の村から旅に出て

リパーツというそこそこ発展している街にやってきたところだ。


どうやらこの辺りに「勇者」と称されている男がいるらしく、俺も勇者とまでの立ち位置になれずともせめて勇者と仲間になって魔王討伐の旅に出て、その道中で死んで

「アイツが死んだら、俺はもう...」とか勇者に思わせて勇者のメンタルをゴリっと削るぐらいの存在感を出して逝きたい。

なんなら魔王との激戦で僕が魔王に殺されて

「よくも○○をー!!」と勇者に泣かれながら叫ばれるぐらいまで行っちゃってもいい。


自分でも何言ってんのかよく分かんないが、

とにかくMOBのまま第2の人生を終わらせたくないって事だ!

そしてその為の確実な策は、勇者と何らかの関係性を持つこと。

そして最もやってはいけない勇者との関わり方は、勇者と敵対する事だ。

敵対したらただの噛ませ役。

絶対敵対してはいけない。

超絶死ぬ気で頑張って1面中ボス、

運が良くてウィス○ーウッズぐらいにしかなれない。

俺がとてつもない実力を持っていれば勇者の好敵手としての立ち位置を確立できたかもしれないが、そんな実力は無い。

だから絶対に敵対してはいけない。

↑大事な事なので2回言いm(

ということで勇者の情報を集めつつ、もしかしたら勇者に遭遇できるかもしれないという希望を抱き冒険者ギルドに向かった俺であった。






──────────────────

初めまして、作者のabiiiiiです。

よろしくお願いします。

完全に私は趣味というか暇つぶしで始めた

作家と名乗るのも厚かましい野郎ですので、

物語に矛盾などがありましたら

あーバカだなぁと思いながら指摘コメントを下さると幸いです。頑張って修正します。

これからお休みをいただく時とかはここに書くと思います。

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