20241019~20241020
10月19日(土)
本日は、休み。
暑い……。気温30℃ってどういうこと?
もう10月も後半ですよ。
まさか、またクーラーをつける日が来るなんて思わなかった。
北方謙三先生の「チンギス紀」が文庫本化したので、読みはじめる。
一ヶ月に一冊ずつ出る予定だそうだ。
北方謙三の中国歴史小説シリーズは、いまのところ全部読んでいる。
水滸伝からはじまり、今回のチンギス紀までやって来たというわけだ。
元々、北方謙三先生の作品はハードボイルド小説が好きで読み漁っていて、三国志でドハマリした。しかし、日本の時代小説のようなものは、なんか受け付けなかった。
これから毎月一冊ずつ読めると思うと楽しみだー。
SEIMEIの第二章の連載を開始しました。
第二章は、花山天皇の話からスタートです。
この辺りって、大河ドラマの前編の辺りですよね。
正直、このあたりの話をどう書こうか悩んでいました。大河の影響が大きいので。
色々と考えた結果、私なりの安倍晴明の物語を書けばいいじゃないってことで落ち着きました。メジャーな話にあまり触れずに書いても面白いかなーって。
でも、花山天皇を書くには藤原兼家という人物だけは避けては通れないんですよね。
晴明の視点で描く、前代未聞の事件を書ければと思います(大きく出たな)。
SEIMEIのレビューを亜咲さんにいただきました。ありがとうございます!
文字つきレビューってもらえると本当に嬉しいですね。
10月20日(日)
本日は、休み。
昨日は30℃あったのに、きょうは最高気温が20℃。
何この寒暖差。
朝起きて、窓を開けたら寒いのなんのって……。
本日は稽古事へ。
コロナに罹ってから、ずっと行っていなかった稽古事なので本日が復帰の日。
やはり体力はひどく落ちており、すぐに疲れてしまう。
これもコロナ後遺症というやつなのだろう。
もう一ヶ月経っているというのに、まだ咳も出る。
困ったものだ。
平安時代の小説を書いていると、歴史的観点からみても矛盾が多いことに気づく。
昔の歴史書というのは当てにならないのだ。
しかも、小野篁とか安倍晴明に関しては史書ではなく、記録が少し残されているのとあとは伝話だったり伝承だったりして、その大半がフィクションなのだ。
篁について調べていくと、付き合いのあった人物とされる人の年齢と役職が全然合っていなかったりする。いやいや、この人はこの年はではまだ4歳だし……とか。
しかも、平安中期くらいから創作小説のようなもの(源氏物語やら何やら)が流行ったせいで、あたかも史実かのように創作された話が盛り込まれていたりするのだ。
小野篁でいえば「篁物語」というものがあるのだが、これは最近まで史実だとされいたが調査の結果フィクションであるということが判明した。
よくよく考えてみれば「そんなことあるかい!」って話が多いんですけれどね。
数百年後に我々の読んでいる娯楽小説と史実がごっちゃまぜになってしまうかもしれませんね。
それこそ、織田信長は実は女だったとか……。
ああ、日曜日が溶けるように終わっていく。
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