人物紹介 ニ

 




鈴守 紗雪(16)男


 艶やかな黒髪を腰まで伸ばした背の低い少女、少女。

 子供の頃に髪を切ったら姉や妹にこっ酷く叱られた。それ以来髪を伸ばしている。


 自分の見た目の良さを理解している為、容姿も武器の一つだと言って毎日のケアも怠らない。


 そんな彼の悩みは、爺様の名前を知らない事。



ユキ(16)


 艶やかな銀髪を腰まで伸ばした碧眼で背の低い少女、少女。


 王都ルベリオンに遣わされたマレビトの一人、高い魔力適正を誇り、理外の思考速度を持つ。

 生き物に好かれ易い体質を備えている。





鈴守 彩綾(15)女


 茶色味がかった黒髪をポニーテールにしている少女、兄同様身長が低い。

 髪型は気分によって変わるが夏は兄とお揃いのポニーテール。

 運動神経は抜群に良く、頭も良いが、別の意味で残念な少女。


 そんな彼女の悩みは、最近の兄が可愛い過ぎて悶え死にそうな事。



アヤ(15)


 赤い髪をポニーテールにした赤眼で背の低い少女。

 王都ルベリオンに遣わされたマレビトの一人。

 高い反射神経をもち、剣による戦闘力は一流。

 銀髪碧眼のユキをおにぇちゃんと呼んでいる。






鈴守 沙里奈(19)女


 茶色の髪を長く伸ばしている目付きの鋭い美女。

 無口なので常に怒っている様に見える。


 そんな彼女の悩みは、アナザーを始めた事を弟と妹に話していない事。





鈴守家


 様々な家訓がある由緒正しい変な家。

・他者に名を名乗る時は偽名を名乗るべし

・隙あらば他者を凡ゆる技法を持って誑し込むべし

・凡ゆる修行を怠るべからず、など






宮代 拓哉(16)男


 スラッとした高身長で、キリッとした顔のイケメン。

 頭はそこそこ良く、運動神経は抜群に良い。

 感が鋭く、嘘を直ぐに見抜ける。


 そんな彼の悩みは、親友の美少女っぷりに磨きが掛かってきた事。



タク(16)


 黒髪黒目の背が高い青年。

 王都ルベリオンに遣わされたマレビトの一人。

 高い反射神経と直感力でたった一人で複数の敵を相手とる。

 剣術の腕は非常に高く、二本の剣を使って戦う事が出来る。その様から『双剣使い』の異名を持つ。





竜胆 祐美(16)女


 茶色の髪をふわりと伸ばしたたれ目の少女。

 性格は概ね温厚で誰にでも優しい。

 可愛いものには目がない彼女の部屋はぬいぐるみで溢れている。

 高校生になっても変わらず可愛いままの彼をとにかく愛でたくて堪らない。

 最近自分がサディストの気がある事に気付いた。


 そんな彼女の悩みは、親友である千里の次にいじり易そうな相手を見つけてしまった事。



ユウミ(16)


 茶色髪に茶色の目の少女。

 王都ルベリオンに遣わされたマレビトの一人。

 ふわっとした優しそうな見た目とは裏腹に、時折見せる隠しきれていないサディスティックな笑みが恐ろしい。





和澄 千里(16)女


 長い黒髪をポニーテールに纏めた高身長の少女。

 実は可愛い物が大好きだが、自分には似合わないと諦めてしまっている。

 小さい頃から剣術を習っており、運動神経は良い、頭も良く、人柄も優れている。

 和澄家は剣術道場をやっている由緒正しい御家である。


 そんな彼女の悩みは、友人の雪がメイド服を着て来た所為でもう辛抱堪らない。悶え死にそう。



センリ(16)


 黒髪黒目の高身長な少女。

 王都ルベリオンに遣わされたマレビトの一人。

 腰だめに携えられた剣を使った抜刀術が得意で、体の柔らかさとリーチの長さが驚異的。






竜胆 美優(15)女


 竜胆祐美の妹、姉がふわっと美人なのに対して、妹はしっかり者。

 鈴守彩綾とは親友で、何処か抜けている彩綾をサポートするのが自分の役目だと使命感を感じている。


 そんな彼女の悩みは、親友である彩綾が兄の紗雪さんへ恋慕の情を抱いている事。私がどうにかしなければ!



ミユウ(15)


 青髪に青目の少女。

 王都ルベリオンに遣わされたマレビトの一人。

 同じマレビトのアヤといつも行動を共にしている、スタンダードな剣術使い。





小柳 百合(15)女


 由緒正しい御家、小柳家の息女、黒髪黒目の大和撫子。

 彩綾達に出会って軽い百合に目覚めた少女、彩綾の兄の紗雪さんはストライクゾーン。


 そんな彼女の悩みは、ゲームを始めたら思った以上に楽しかったので、つい習い事を調節してしまった事。



ユリ(15)


 黒髪黒目の大和撫子。

 王都ルベリオンに遣わされたマレビトの一人。

 槍を突くだけで無く、薙いで使う。





桜庭 鏡花(15)

桜庭 立花(15)


 双子の姉妹、右サイドテールが鏡花、左サイドテールが立花。

 二人は非常に似ているが、彼女等の母親と鈴守家は見抜いてくれる。ので大好き。


 そんな彼女等の悩みは、ゲームの世界の宿屋のベットが柔らかく無い事や、食事が美味しく無い事。料理スキルを取るべき?


キョウカ(15)

リッカ(15)


 赤髪青目の右サイドテールがキョウカ、青髪赤目の左サイドテールがリッカ。

 王都ルベリオンに遣わされたマレビトの一人。

 二人の連携は舌を巻く程の物で、体術と魔法を使いこなす。








アラン(?)


 黒髪青目のイケメン青年。

 王都ルベリオンに遣わされたマレビトの一人。

 幼い頃より何やら厳しい訓練を受けてきたらしい。

 生きたまま生物を解体する。その様から『蒼炎の鬼』の異名を持つ。


 そんな彼の悩みは、ゲームで知り合った相手が男と言っているのに美少女過ぎる事や、食材や調味料がなかなか集まらない事。





セイト(?)


 金髪青目のイケメン青年。

 王都ルベリオンに遣わされたマレビトの一人。

 正義感に溢れ、善良な困っている人を助けるのが大好き。

 喋り方や態度から、『貴公子』の異名を持つ。


 そんな彼の悩みは、ゲームを始めたら、戦いが思った以上に楽しかった事と、自分より明らかに年下の少女に実力で完敗した事。





マガネ(?)


 黒髪青目の少女。

 王都ルベリオンに遣わされたマレビトの一人。

 大盾を使った戦闘術が得意で、守によし、殴るによしと戦っている。

 高い反射神経を持ち、素直な性格。


 そんな彼女の悩みは、ゲームで知り合った相手が、自分の家とはライバル関係の家の娘にそっくりで悶々としている事。





クリア(?)


 ふわっとした雰囲気を持つ、茶色髪緑目の少女。

 王都ルベリオンに遣わされたマレビトの一人。

 基本的な立ち回りから探索時の心の備えまで、全くの素人。

 強い仲間に囲まれて、それと無く高いプライドが更に高くなっている。


 そんな彼女の悩みは、ユキというプレイヤーに会ってから、失敗続きな事、認めたく無いけど認めないと強くなれない。





マヤ(?)


 茶色がかった黒髪赤目の少女。

 王都ルベリオンに遣わされたマレビトの一人。

 火魔法に才能がある彼女はリアルでは片腕に酷い火傷の跡がある。

 無口で人との関わりを避ける傾向があるが、一度仲良くなると、多少は心を許してくれる。


 そんな彼女の悩みは、ゲームで知り合ったユキという少女が男らしいと噂が立っている事。……そんな筈ない。……ありえない。







爺様(?)


 白い髭を蓄えた謎の多い爺様、普段何をしているのか分からないが、物凄く強いのは分かる。


 そんな彼の悩みは、ユキの成長が思った以上に早いので、良い教材を探している。




レイーナ(?)


 レイーニャ、|紫水晶(アメジスト)の瞳を持つ黒猫。

 紫色が持つ属性は、闇、負、毒、雷。

 爺様をししょーと呼んでおり、最近出来た妹弟子が可愛くて仕方ない。

 アイテムを駆使すれば、高威力の魔法を放つ事が出来る、それだけ魔力の扱いがうまく、知識がある。


 そんな彼|女(・)の悩みは、妹弟子が時折からかってくるけど嫌じゃ無い事。





エスティア・ルベリオン(?)


 ティア、金髪碧眼の少女。


 多少強引な所があるが、基本的には優しい。

 王家の三女として、孤独に育ってきた過去がある、その間は本だけが彼女の友達だった。

 夢は英雄譚にのる様な英雄になる事。

 ある日、手に入れた白く美しい指輪。それを使うと、真っ白な鎧と巨剣が出てきた。

 マレビトの侍女も出来て、正に英雄道を突き進んでいる。


 そんな彼女の悩みは、友達になって早二日、ベットも食事も共にしているし、そろそろ親友ではなかろうか?



 

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