夏の夕涼み、縁側にて
短
い
鉛筆
握
る
親
指
人差し
指、
描
く
曲線、
幽
霊線。
地球儀より)削除BC))
なぞる
日本列島
茂る
葉
緑体
子
葉、
ナナホシテントウ
遊び場
の
滑り
台。
())レトリック会場開演))
遠い国々
近
い
国
言語感覚
ま
るで
サクランボ、
廻る
グラウンド
の
トラッ
ク
茂る雑草
から
ソーダ。
夕涼みの
縁側
の
蚊取線香
ご先祖さま
の
南無
南無
みた
い
よ。
爪はじき
の
お
はじき
浴
衣の
帯、
締めて。
下
駄
下
駄
カ
ララン
カ
ララン。
上がりきらない
温度の
指の、
温度
の。
擦る
垢
の
ボロ
ボ
ロ
浮いて
垢、
滑らか
な
肌
弾けて。
(終奏)
重なる幽霊線に
一筋
一
筋
なぞる指先
から
星くずがあふれ
天の川、
星座
ちかんちかんの
雲より
すきま
闇の
一枚
ヒラリ掲げ
発光
します、
夜
空
に
浮かぶ
物語。
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