Day8 雷雨
待ちあわせにはすこし早いけれど、そろそろ出かけようか。そう思ったとき、空がにわかに暗くなり雷鳴が聞こえはじめた。
どうやら彼女はもう出発したらしい。
体質というか、能力というか、ある意味便利だなと思う彼女はガチの雨女である。
そうとわかればこちらものんびりしていられない。
降りだした雨は特別の証だ。さあ、出かけよう。
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