十二章



 青い廊下を渡る。


 一本道の両側は等間隔に柱が立っているだけで壁は無く吹き抜けているはずなのに、外でが侵入しては来ないし、そもそも呼吸ができた。

 当たり前として思ってきたものの、はたと気がつけばなんだか不思議だった。


 皆、外へ出てはなりません、と言うが、そもそも『外』がどういうものか分からなかったし、澄んだ青い景色の向こうは遠のくにつれにじみ、濃い深みをたたえているだけで見通せない。だから、ここほど楽しいものがあるのかも分からない場所へ行ってみたいと望んだことは皆無だった。


 青い廊下を渡る。


 やがて辿り着いた一室には全面水が満ちている。水溜まりはやってきた入口から一段低くなっており、自分が歩んできた通路は池をぐるりと囲む高欄へと続いていた。

 欄干を握って覗き込む。四角い池はほのかに光ってきらきらと波紋を揺らめかせている。そのなかに、半透明な白い塊が浮かんでいた。

 ほれぼれと、まじまじと見つめ、にわかに嬉しくなって高欄を駆け降りる。池を四角く囲む階下も同じく、なんの不思議か、水が溢れないのだった。下に行けば池の、つまり溜まった水の側面が玻璃の水槽のように眺められる。もしこの池全体を見通せるのなら、青い水が水底から水面へ、正四角柱に立ち上がっているように見えるかもしれない。

 水は深い。四面のすみの木柱は階層を貫きまだずっと奥底まで続いていて、長らくここに住んでいるけれども一番下まで辿り着けたことはなかった。しかし、水に沈む白玉は水面近くを浮遊しているのですぐ下まで行けばいいだけだ。


 降りて手すりにかじりつく。先ほど行き着いた最上階の欄干とは違い、己の背丈よりもずっと高くて身を乗り出せそうにもなかった。瀟洒な彫物の横木の間から覗く塊たち、その中のひとつに、あっ、と声をあげた。


「きん、いろ…………」


 半透明の白い球体が寄り集まるうち、ひとつが他とは違い陽光に照らされたように燦然と輝いている。魅入られて瞬きもせず見つめていれば、突然、背に手が当たった。


星湖ソンホ


 随分と集中していたのか、何度呼びかけてもこたえなかった小さな子は触れられてようやく気がついた。瞳をまんまるに開いて驚きをあらわにしたが、大声も出さずきょとんとしてさらに見上げ、そして水中の一点を指差した。

「きんいろ」

「そうです。いくつ見えますか」

「ひとつ」

 ええ、と頷き、やんわりと引き寄せた。

「あれが水龍ミルに選ばれた者」

「くむわ?」

 言うとそちらは嬉しそうに笑んだ。「その通り。十月十日すればからを破り生まれ来るのですよ」

「アナタのような?」

 白い睫毛まつげが伏せられた。

「はい。我らの希望です」

「ソンホも会える?」

「もちろん。これから一緒にお迎えの準備をしていきましょうね」


 手を引かれて歩み出しながら振り返った。たゆう卵たちは水にゆったりと抱かれ、金のそれは他のものに隠れようとしている。


「ソンホは、なにをすればよいの?」

「雛が生まれてくるまでに産着うぶぎを縫ったり、玩具おもちゃを作ったりします。私は糸をつむぎますから、お手伝いをして頂きましょう」


 うん、といまだ不思議そうに首をかしげる幼童は大きな両目をくるりと回す。外の景色、上昇していく泡粒を追った。


「上にはなにがあるのだった?」

「水の無い大地があるのです」

「だいち………」

「時が来れば」呟き、少しだけ悲しそうにした。「いつか見ることができるはずです」

「そこはよいところ?」

「少なくとも、星湖ソンホは地上で暮らすべき御方です」

 そうなの、と他人事に呟いた。よいところならなぜこのひとはこんな表情をしているのだろう。思ったが、問うまでには至らず、もう一度まぶしく光の綾模様を描く天を見上げた。









 …………喉が渇いた。猛烈に。


 おぞましい悪夢と化かされたような快楽を行き来してからの目覚め、くつわめられた口腔は粘ついて痛い。加えて頭も重石になったよう、呻きながらようやく意識を取り戻した。

 映ったのは木組み。ガタガタ揺れる視界を何度か開閉する。いや、揺れているのはたしかに自分だが、景色も振動している。違和感に頭をもたげる。自由がきくのは首しかなかった。手足は拘束されてびくともしない。


(……荷馬車)


 把握し、素早く巡らす。どこだ。何がどうなった。主は。

 光の漏れるほうへ向くと同時に、明るさがぱっと広がり思わず目をつぶった。


「……ああ、起きたな」


 逆光で見えない影は男の声。毛織物の帷帳とばりの外ではひづめと車輪の音がする。男の横に座っていたもうひとりが車内に入り立ち、荷の中から竹筒を取り出して轡を外した。

「おい!お前たちは……っ‼」

 叫びかけ、がつ、と雑に筒を突っ込まれ流れ込む飲水にせた。

「うるさい。静かにしろ」

 長い白髪、薄闇でも白い顔。

「鱗族……‼どういうことだ」

「どういうこと?この状況でまだ分からないのかよ、公主の僕射ぼくや

「公主に何をした‼」

「お前がおとなしくしないと主もタダじゃ済まないぞ」

「お前ら、いったい何のつもりだ。公主を襲ったのか」

「人聞きが悪いな。高貴なる王族を無体に痛めつけるほど我らは落ちぶれておらんわ」

 たとえ名ばかりでもな。おそらく十代後半ほどの少年は鼻を鳴らした。悠々とした様子に腹が立つ。

かどわかして何とする。我が主は鳴州へおくだりあそばされる最中だったのだぞ」

 返答はない。彼は首を竦め、くるりと馭者ぎょしゃに向き直った。「あとどれくらい?」

「もうすぐだ。騒ぐとまずい。轡を噛ませとけ」

 再び着けられそうになり暴れた。

「ここはどこだ!公主はご無事なんだろうな⁉」

「静かにしろ、バカ!」

「バカはそっちだろ!」

 馬乗りになった少年に頭突きする。芋虫のように這い、馬車の後ろから脱出しようとした。馬車は急停止し、反動でごろごろ転がって泥だらけの道に落ちた。


って……」

「往生際の悪い大哥あんちゃんだ」


 馭者がやれやれと下りてきた。行燈あんどんに火を灯してしゃがんだ。仲間と同じく鱗人特有の髪だったが短く、そして肌は褐色だった。

「混乱してんのは分かるがもうちょい考えな。あんたが面倒だと公主に責任とってもらうぞ」

「たわけろ。公主はどこだ。無事だと確認できるまでおとなしくできるか」

 馭者は頭を掻いた。

「めんどくさいな。先に舟に乗せちまったよ。だからここにはいない」

「はあ?舟だと?」

「ここはきん州の西、南下してる途中だ。んでもって行先は暮州。あんたらを俺たちの根城にご案内、ってわけだ」

 分かったか、とつまらなそうに言った馭者は睨み続ける捕囚にまるで頓着せず隣の少年から轡の布を受け取る。


「……ひとつ訊く。なぜ俺を殺さなかった」

「あんたは公主の腰巾着だろ?公主独りで連れてきて絶望して自害なんてされちゃ困るからな。ならどっちも人質にしたほうがどっちも言うことを聞かせやすいってことで」

 とりあえず今は咲歌を殺すつもりはないとみた。ばれないよう内心息をつく。

「なにか国に要求しようという魂胆か」

「まあな。でも俺たちは下っ端にすぎない。上の考えてることは俺たちだって分からないのさ」

「はっ。わけもわからず狼藉を働くとは馬鹿らしい」

 わらった囚人にしかし彼は乗らなかった。

「泉国と同じだよ。俺たちは大義のために身を粉にする。誇りを持ってやってることだ」

「蛮族の大義など知るか。行いは破落戸ごろつきと変わらん」

「はは。まあ現状あんたにはそうだな」

 乾いた含み笑いを見せ、一転、冷たい目で見下ろした。

「というわけでせいぜい言動には気をつけろ。俺は平和主義者だが、必要とあればたとえ女のあしでもためらいなく切り落とせるくらいには腹を括ってるからな」

「チッ!」

 無理やり轡を噛ませた。

「荷にまぎれさせる。検閲の時に一声でも上げたらあんたの姫の足を歩けなくしちまうぜ。忘れるなよ」

 腐れ外道共が。モゴモゴ罵倒したが、二人の賊は完全に無視した。




 舟に乗せられやっと麻袋から解放された。しかし手足のかせはそのままで自由がきくのはまたも首から上だけだ。ようやく轡を外され誘拐犯に文句で噛みついた。

「おい、まさか公主にもこんな不埒ふらちをしてないだろうな」

「心配しなくとももう少しマシな扱いさ」

「姫……よく氏は舟が苦手だ。すぐに具合を悪くする」

 知ったことかと褐色の肌の男は肩を揉んだ。「舟で下るほうが断然早い。拉致の計画を練る暇もないくらいにな」


 つまりは咲歌の旅が陸路だったせいでこの者たちに段取りを計る隙を与えてしまったのだった。


「何が目的だ」

「なあ、大哥にいさん。俺たちが怖いか?」

「馬鹿な」

「ふぅん。でもこええって目をしてるぜ。ま、無理もないか」

 青年は囚人から取り上げた剣を検分し「上等なもんだ」と感心しつつ、世話ばなしするように続けた。

「あんたのことは澔香ホヒャン湌加チャンガからたまに聞いてた」

「あ?チャン?」

「ああ、湌加チャンガってのは鱗族おれたちが高貴な御人おひとを呼ぶときの敬称だ。そんで、たいそう腕の立つ僕射が公主を守ってるってな。だから念には念を、と手の込んだことをしたわけだが」

「こんなことをするから野蛮だと言われる」

「どう思われようと知らないな。もう始めちまったもんはしょうがない。俺は弼悼ピルド。短い旅だがあんたの監視を任された。こっちは章純チャンスン。他にもいるが用なら俺たちに言え。大哥はなんていう?」

 青年は名乗った。傍らの少年は憮然として蒸芋を載せた籠を持つ。

「オレ知ってるぜ。たしか、ええっと、ジュ……淳佐じゅんさだっけか?ヒャン姉上が言ってた」

「それより翼氏は本当に怪我なく無事なのか」

「芋の皮もけなくてオレがやったげたんだ」

 章純は小馬鹿にして鼻を鳴らした。「箸はないのかってしつこく訊いてきてうるさかった」

「なぜ引き離した」

「最初は公主も召使いもみんな殺すよう言われてた。でも朿菱ククルンがあまりにも無謀だって上とかけ合って、公主とあんただけ連れ出すことになったんだ」

「朿菱?」

恬朿てんしだよ。あんたも会ったろ」


 葸耳もみの棘の残影が脳裡に甦った。


「……あの女か。湯殿でのことも初めからお前たちの謀略のうちだったわけだな?」

「まさか蜈蚣むかでを見たくらいで溺れるとは思わなかったがな」

 弼悼は思い出して口許をゆるめた。「正真正銘のお姫さまは違うな。目覚めてからさすがに怯えて泣いてたけど、のほほんとして……そんなぎらぎら睨むなよ。計画を考えたのは俺じゃない」

「同罪だろうが。それで、暮州に連れて行ってお前たちの領地で監禁して、国に身代金でも要求するつもりか」

 「だから知らねえって」両手を挙げた。「詳しいことは兄上方に訊け。どっちにしたってあんたはお姫さんがこっちにいるかぎり動けないし、向こうにも同じく言ってある。ま、絶対逃げないと誓えるなら自分で用を足せるくらいにはしてやるが?」


 この者たちが今も咲歌を生かして運んでいる証拠はない。しかし嘘を言っているようにも見えない。どうする。焦り、背に汗が流れた。


 返事をしようと淳佐が口を開いたとき、外から「ドド兄上」と呼びかけがあった。

 声の主はまだ幼く、白髪は首の両側でゆるく編み下げている。

睦烋モクヒョ、お前なんでこっちいるんだ。公主の世話は?」

 睦烋と呼ばれた小童は少しばかり緊張した面持ちで淳佐をちらりと見た。

「咲歌がしもべに渡して欲しいって言うから」

 そうして折り畳んだものを差し出した。

 こんな子どもまで加担しているのか、と半ば呆れていれば、小童は床に紙を丁寧に広げる。


 墨で書かれた一文はたった一言。



羽衣ういを帯びず』



 虚を突かれ、ようやっと主の安全を悟り息がこぼれた。弼悼が見下ろして興味深そうに顎をさすっている。

「どうやら公主が無事だという確認は取れたみたいだな」

「……ふん。お前らには分かるまい」


 昔二人でよくやったごっこ遊びになぞらえ、淳佐にしか理解出来ない文言を送って寄越した。こんな信じられない状況だが意外にや落ち着いているようだ。ともかくも胸を撫で下ろす。丸っこい手蹟ひっせきも間違いなく咲歌のもの、ありえない事態の渦中ではあるが、今のところ差し迫った危機は無いとみた。


「……外せ」


 緊縛の解放を要求すれば睦烋はふんわり微笑んだ。

「咲歌が言ったとおり、かっこいいお兄ちゃんだ」

 こら、と章純が目を吊り上げる。

「お前はまったく、いつもふにゃふにゃと。それ以上こいつに近づくな。何されるか分からんぞ」

 大丈夫、と再び紙を折り直し淳佐に渡した。

「咲歌が淳佐はとっても優しいから子どもにひどいことなんてしない、って言ってたもの」

 拘束を外された手を振りつつ文を受け取り、睦烋と章純を交互に見比べる。

「……お前らは、兄弟か」

「そうだけど、なんで分かったの?ぼくたちは父さまと母さまが同じでも顔は似ないのに」

「いや、どことなく似てる」

 二人を凝視し、しかしなぜか――忘れているような感覚におちいる。

「他にもいるのか」

「たくさんいるよ。ぼくは末っ子なの」

「モク!余計なことしゃべるな!」

 だからか、前にどこかで会った誰かとも似ているような気がした。

 さらにぐるりと見渡し、端でたばこを噛んでいる青年を見上げる。

「なぜ貴様の肌は濃いんだ?」

 しかし彼は答えずニヤリとしただけだった。無視して、さてと、と切り替え、淳佐の手足を自由にする代わりに首だけを鎖で繋いだ。

「ま、おとなしくしてりゃあんたの公主には会わせてやるよ」

 出発だ、のかけ声と共に、舟は大きく揺れて進みだした。







 固い綿張りの牀褥ねどこの上で丸くなり狸狸りりを抱いていれば、女が入ってきて盆を脇台に置いた。

「薬湯をもらってきたわ」

「……ありがとう」

「どういたしまして」

 つっけんどんな態度に眉を下げ、ともかくも起きる。頭がぐらぐらと気持ち悪くてまた吐きそうだった。

 もうどのくらい舟に乗っているだろうか。湯呑みにちびちびと口を付け、苦さに舌を痺れさせた。

「飲めない……」

「我儘も大概にして」


 明かり取りの下で腕を組んだ世話役の彼女は冷たく舌打ちした。出会った時の淑やかで恭しいさまは見る影もない。眠らされて次に目覚めた時にはもうこの調子だった。はじめ、顔のよく似た双子なのかとさえ思ったが、どうやらこれが本当の性格らしい。


「あの、あのね恬朿てんし

「その名で呼ばないで」

「くる…朿菱クルルン。せめて飴湯に混ぜてもらえない?」

 朿菱はもう何度めか分からないうんざり顔で溜息をついた。

「自分の状況が分かっているの、公主。あなたいま拐われているのよ」

 薬湯だって、と一瞥した。騙されて連れてこられたのに毒かもしれないと疑いもせず飲むとは、どうやら本当に頭が花畑らしい。

「お願いしても解放してくれなかったじゃない」

「当たり前よ」

「淳佐とはまだ会えない?」

「舟を下りるまでは無理。いいから、早く飲んで」

 咲歌はなおも見上げた。

「狸狸の調子もよくないの。硝子玉がらすだまばかり吐いてる。こんなこと久しぶり」

 朿菱は苛々いらいらと鳥まがいの獣を見下ろした。言っているそばからクェ、とまたひとつ透明な石をくちばしからこぼす。そうしてすでにいくつかが床に散らばっていた。

「畜生の相手までしてられないわよ」

 手を振られ、咲歌はさらに狸狸を抱き締めた。じんわりと涙で視界が霞む。ずっと頭が揺れていてうまく考えられず、反駁はんばくするのも億劫だ。異常な事態に見舞われ体の不調も重なり最近泣いてばかりだった。

「……あとどれくらいで暮州に着くの」


 無理やり薬湯を喉に流し込み、口を押さえながら問えば、彼女は、もうすぐよとまたとげとげしく言って踵を返した。馬車で移動中に世話してくれた睦烋という人懐こい小童は淳佐宛の文を託すと消えた。代わりに毎日様子を見に来る朿菱は名を体で表したように冷淡だった。が、それでもいないよりはいい。知らない場所、まして嫌いな舟にずっと独りで閉じ込められるなんて生まれて初めてで、不安で寂しくておかしくなってしまいそうだし、良くない想像を次から次へとしてしまう。だから冷たくとも引き留めたくて話しかけた。


「わたしを連れて行ってどうするの」

 怖くて今まで話題にしなかったことを思いきって訊いた。朿菱は立ち止まる。

「香円のこと?鱗族はわたしを恨んでる?」

「……恨んでないとは言いきれないわ」

「なにか、罰を与えるつもり?」

 大きく息を吐いた。「私はあなたを連れていくだけ。あとのことは知らないわ」

「だれのところに?」

「私たちの主」

 それって、と咲歌はまじまじと見つめた。

澔辛ホシンというあの族主?」

 優しげな印象の男だったが。朿菱は気のない様子で髪を払った。

「違うとだけ言っておくわ。当主にはこんなことひっくり返っても出来やしないわよ。あの方は臆病だもの」

「どういう……」

 しかし、おしゃべりはここまで、とぴしゃりと扉を閉められ、咲歌は力なく再び寝転がった。飛べない鳥がよちよちと歩くために平衡をとる小さな翼を捕まえて撫でる。

「狸狸……わたし、どうなっちゃうのかな」

 クァ、とまた塊を吐いた。徐々に濁ってきている玉をためつすがめつ嘆息し、舟室に唯一ある小さな格子窓を見上げた。




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