第11話 豊道公園

レイカが「あ、ヨウイチ君居ないのかな?」と探しても誰も居ない。

レイカが「あ、そうか。今日は休みで土曜日だ。何処か遊びに行こうかな?」としばらく考えて、ヨウイチの家に遊びに行った。

レイカが「ヨウイチ君?あれ、チャイム鳴らしても誰も出て来ない」と驚いていると、ヨウイチが「ゴホゴホ。誰ですか?」と恐る恐る玄関のインターホンから声を掛けた。

レイカが「大丈夫?ヨウイチ君。風邪を引いたの?」と話し掛けた。

ヨウイチが「玄関の門を開けるから待ってて」と声を掛けた。

玄関はガチャンウィインと言う音で、ゆっくりと開いていった。

レイカが玄関を開けると、「ヨウイチ君、大丈夫?熱がすごいから寝ていた方が良いよ」と心配をして、おでこに冷えピタを貼り、ベッドまでヨウイチは歩いていった。

「熱が出てる時は、本を読まないで、ゆっくり休んでね」とレイカがせいの付くお粥を作ってくれた。

レイカが「はい、どうぞ」とお粥を食べさせようとしたが、お粥がヨウイチの手にくっ付いて「あちっ、俺が食べるから良いよ」と海苔の佃煮でお粥を食べた。

その後、すやすやとヨウイチは寝ていた。

レイカは、「そうだ。洗濯物が乾いただろうから取りに行かなきゃ」と誰も居ない家に入って洗濯物を取り込んで、畳んで置いた。

棚に楽しそうに映る家族写真が見えて、レイカは「良いな。家族写真楽しそうで」と嬉しそうに見ていた。

そんなレイカを見て、ヨウイチの横で寝ているレイカにキスをした。

そうしてレイカとヨウイチは、2人で過ごす事が増えてまるで夫婦の様に楽しく、2人でいる事が当たり前になって、2人は結婚をし、幸せに暮らした。









  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る