逃避

愛美

逃避

世界に見放された時、

私達はどこへ逃げるのか。


己の無能さに絶望し、

一旦現実から逃げようとする。

人間の性だ。


私達は、

自分自身の秘境に、

全て押し詰める。


瞼を閉じても、

そこに安らぎの場はもう無い。


人間味ある思考を回らせて、

もう一度考える。


どこへ逃げようか。


己から、

どう逃げようかと。


F i n .


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

逃避 愛美 @hubuki0610

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ