魔法使いのくりもとちゃん

おにぎり1999

第1話 ハクビシンの魔女、くりもと

魔法使い…魔女…太古から伝わる魔動力を駆使し、人々に幸せをもたらせる人たち。

日常生活や創作物、映画やゲームに至るまで、魔法使いはあちこちで存在しています。でも、それが、ヒトではなく…タヌキでもなく…ハクビシンが魔法使い、魔女だったら…そんな組み合わせは考えられるのでしょうか?


なかなか出てこないですよね。


だったら…


「無いんなら、なっちゃえばいいじゃないですか!」


そう言い残したのはこの文章を執筆する私、くりもとです。

ササっと自己紹介したいところですが、まずは見た目から。


先端がちぎれたようなお耳、ピンクのかわいいお鼻、猫のようなしっぽ、そして神には特徴的な白の縦筋模様が浮かび上がる、存在。そう、田舎に行けば出会える「ハクビシン」なのです。


まぁなんだかんだあって、獣人として、こんなドジやアホをかます私が

ひょんなことで魔女になることができたのですが、いろいろあって、

相方の「ドリル」ちゃんとフランスの旧車に乗って途方もない旅を繰り広げています。


ハクビシンとしての存在にはいろいろ経緯があるのですが、それの説明は話すと長くなっちゃうので、いつか執筆させていただくとして、魔女であるハクビシン、くりもとの旅路を小説という形で残してまいります。


ほんとドジばっかりなのでお見苦しいところはあるでしょうが、

娯楽として楽しんでいただけたら幸いというところです。




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