英雄の時代
パッチノートv1.10
エルゲニアがリリースしてから皆様が試行錯誤し、そして世界に生きる様々な存在が紡ぎあげる物語を我々も非常に楽しんでおります。
さて、今回のパッチは正式リリースから初の大型アップデートとなります。
細かいバグ調整、快適性のための変更などは小さく行ってきましたが、世界をさらに過激に、楽しいものにするため新たなシステムを導入することを決断いたしました!
おそらく皆様の中には「安定している今が好きなんだ!」という方も多いでしょう。確かに、気持ちは非常にわかります。
ですが、手を加えない世界というのは掃除をされない水槽のようなものです。最初は良くても水は澱み、苔が生えていずれはドロドロになってしまいます。水槽でそうなのですから、さらに広大で複雑な世界であれば猶更です!(上手くやっている世界もある? よそはよそ、うちはうちですよ!)
だからこそ、我々も混乱や痛みが伴う覚悟をもって水槽の水を入れ替えることは必要になるのです(ちゃんと入れ替える水に酸素を入れ忘れるようなミスはしないのでご安心くださいね?)
とはいえ現状に満足している方々に、一方的な不利益を押し付けるのは望むところではありません。今までの安定した世界への貢献に対する功績などを鑑みてちゃんとしたフォローを行っております!
最初こそ混乱するかもしれませんが、このパッチで更なる世界の広がりを楽しんでください!
●追加システム
・英雄システム
さて、こちらは新たな目玉システムとなります!
この英雄システムは一定以上の功績を上げた個体に対して、その功績に応じた能力を付与するものとなります。つまり、今まで功績を上げていたが生まれつきの能力が変わらないために燻っていた。そんな彼らに新しい能力などを発生させたり一段階上の力を与えるシステムとなります!
種族の中には、他の個体に比べて強力で種族の垣根を超えた存在が生まれることがあります(バグじゃないですよ?)そういった個体は我々の想定している外れ値に収まる範疇であり、完全無欠に見えますが欠点も兼ね備えています(彼らは思った以上にやらかしもあるのです)
ですが、その能力は欠点があるとはいえ圧倒的であり、既存の平均個体では追いつけませんでした。
しかし、このシステムによって自然発生だけではなく、個人の偉業などで後天的に彼らは外れ値の個体となることが出来るのです!
ここでおそらくは「自然発生するからこそ面白い! システムで強い個体が生まれるのは……」と思う方も多いでしょう。我々も同意見です! しかし自然発生の外れ値が暴れまわるだけというのは、あまりにも情緒がないと思いませんか?これは頑張りに対する報酬でもあるのです!
それに、条件の一つに「外れ値にない個体」という条件があるので、元から圧倒的な存在が更に圧倒的になる……そんなことはないので安心してください!
注意するべきは個人の偉業や成果に紐づいて付与されます! つまり、神託などで無理やり風評を作っても英雄にならないどころか成果と偉業が結びつかないので遠のいてしまうわけです(ズルは駄目ってわけですね)
注目しているが実を結ばない努力家な戦士長。凡庸だけども人柄から崇められる巫女。優秀だがイマイチ認められない政治家。そういった彼らが後天的に英雄となり、その力を認められる……なんだか嬉しくなりませんか? また、英雄の恩恵を受ける時期は寿命の兼ね合いなどもあり成人以降となるので、世界という環境を致命的に荒らすほどに暴れまわる事はないでしょう! この新しいシステムによって貴方を信仰する種族の躍進を歓迎しましょう!
●追加種族
・鬼人族
さて、今まで魔物カテゴリとして活躍をしていた角を持つ強大な怪物…鬼ですが、彼らは非常に数を増やして安定した状態にあるといえます。彼らに文明という火を与えて、正式に種族として実装される事となりました!
彼らは非常に好戦的であり、戦闘においては圧倒的なポテンシャルを秘めております! その肉体の強さは吸血族を超えるものとなるでしょう!
ですが、ご注意を。彼らはとても享楽的であり、衝動的です。彼らの興味の方向次第では、世界のルールよりも己の気持ちを優先してしまう種族でもあります! いかに彼らの手綱を握れるのか? そういった部分を楽しんでいただければと思います!
●調整種族
・魚人族、竜人族
彼らは水に住まう種族と鱗ある種族を分類して別れていました。そのため、中には吸血族に分類されるはずが水辺を好んで住むために魚人に分類される種族であったり、逆に鱗があるので竜人族扱いになっていたなど扱いが不明瞭でした。
そのため、魚人族は水に住まうもの。地上で生活をする鱗を持つ種族を竜人族へ再分類いたしました。加護や恩恵などで影響があるためご注意を頂ければと思います。
・鳥人族
空を飛べるというアドバンテージがあるため、彼らの調整には非常に慎重に行ってきました。しかし、苦境に立たされみずから命を失う彼らにも愛の手が必要ではないかということで更なる調整を致しました。合わせて、彼らが環境を圧巻しすぎないための処置も行っております。
・鳥人族の知性と持久力、体力に相関関係を実装。知性が高い程に持久力と体力が低くなります。
・帰巣本能を強化。飛んだあとに行方不明になる可能性を低下させました。
・全体的な記憶力の上方修正を致しました。
●マップ更新
東西南北。そして中央に分かれているマップですが、それぞれの地域には過去に起きた様々な事件の余波ともいえる影響が残っています(具体的には血で染まった赤い土や、失われた不自然な地形。破壊された旧文明ですね)
しかし、これらは現状の環境においては少々トラブルの原因になる可能性が高く、良い影響よりも悪い影響が大きい可能性が高い状態です。そのため、こちらの地域の浄化を進めることになりました!
ですが、旧文明に残された技術や道具に関してはアーティファクトに近い扱いとして残す処置を致します。失われた文明の道具で成り上がる……ロマンですよね?
●バグ、バランス修正
・アーティファクトの属性を精霊族に固定化し、他の種族へ変更されることがないようにいたしました。
・人族に対する好感度補正の上昇値を撤回し元の状態に戻しました。
・吸血族の増える条件である対象の喪失血液量を10%緩和しました。
・ヘイト値が上がった魔獣が暴走して周囲を巻き込まず、自然な反応になるように。
・特定の手段で作られた人形が強い認識誤認を起こしていたバグを修正
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