第24話 受かれ!ゼオの潜入Q&A!
クロノファミリー
ゼオ ハンド レイカ マスターシャル
ライ メディー
ホワイトフェザー
ララ ネル
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
タイターの屋敷に潜入する事になり面接をしに行く事になった
変装はバッチリだ、バレる事ないだろう!
ネル「、、、それが変装?」
ゼオ「完璧だろ?リーゼントのカツラにおでこにホクロ書いたんだぜ?バレる訳がない!!」
ネル「なんでそんかホクロ大きく描いちゃったの?5センチぐらいあるよ?」
ゼオ「インパクト大事だろ?リーゼントもちょっと長めのにしたぜ!ギリ重力に勝てるぐらいのな!」
ネル「頼む相手間違ったかなぁ、、とにかくなにがなんでも受かってきて!面接は真面目にやるのよ?落ちたら私のサンドバッグにするからね?」
ゼオ「本気でいかせてもらいます」
そして俺はタイターの屋敷へとやってきた
ゼオ「結構人いるなぁ、貰えるお金良いって聞いたもんな」
受付「はーい!じゃあ面接受ける方こちらに来てくださーい!」
受付に名前を記入し番号札を渡された
俺は47番、最後っぽいな
そりゃそうだよなここくる途中『おでこにおっきい鼻くそ付けた変な髪のおっさんいるぅ!うへへー!!』
ってクソガキ共に絡まれたからな、おかげでギリギリに着いちまったわ
あいつら絶対泣かしてやる
ゼオ「46人も俺の前にいるのかぁ、すいません僕の番きたら起こして下さい」
知らん人「え、は?」
ゼオ「僕47番なんで!おやすみなさい!」
知らん人「いやちょっと!!」
俺は知らん人の困る顔を最後に眠りについた
知らん人「、、て、!おきて!」
ゼオ「アホゥワ!?!?」
知らん人「47番って呼ばれてますよ!」
ゼオ「おぉヤバいヤバい、ありがとうございましたぁー!!」
知らん人「、、、あの人受かる気あるのかな?」
ゼオ「失礼しまーす!」
面接官A「47番の方ですね?」
ゼオ「はいそーです!」
面接官A「ではお座りください」
ゼオ「では遠慮なく座ります!」
面接官B(遠慮なく座ります?)
面接官A「お名前は?」
ゼオ「ゼ、、タダシです!」
あぶねー!偽名使えって言われてたんだ!曝け出すとこだったぜ!
面接官A「えぇーではタダシさん今まで何のお仕事をなされてましたか?」
ゼオ「道端の小石を集めて嫌いな奴の靴に満載に入れたりする嫌がらせ代行と勘で1ヶ月後の天気を当てる仕事をしてました!」
面接官B(嫌がらせ代行!?今そんなのあるの!?金払って嫌がらせしてもらうの?自分でやった方が絶対いいじゃん!!いや嫌がらせする事自体ダメだけど!?あと1ヶ月後の天気を当てるって何!?しかも勘!?誰に何処に需要あるの!?)
面接官A「最近何か良い行いをしましたか?」
ゼオ「床に落ちてたゴミを拾い捨てました」
面接官B(弱いなぁ、良い事だけど弱いんだよなぁ、普通面接ってちょっと盛って話すもんなんだけどなぁ)
面接官A「では反対に何か悪い行いをしてしまったなってゆうのはありますか?」
ゼオ「外に洗濯物干してた家があったのでそれを全部生魚に変えました」
面接官B(臭いなぁ、あとそこはありません!って言うんだよこれ面接だぞ?バカなのか?)
面接官A「特技は何かありますか?」
面接官B(なんでこの人はこんなにも平然とした顔で質問を続けれてるんだろ?俺がおかしいのかな?)
ゼオ「特技はそぎ切りと渡し切りです」
面接官B(魚切るの好きなのかな?)
面接官A「それはどこで教わったのですか?」
ゼオ「Yo◯Tubeです」
面接官B(、、、何か分からないけど多分面接ではダメな回答したんだろうな)
面接官A「自分の長所はなんですか?」
ゼオ「顔が良くて性格も良くて強くて逞しくて優しくて皆んなの人気者の英雄なところです!」
面接官B(すげぇ、、自分の事ここまでハッキリと持ち上げまくってる人初めて見た、、顔別に大した事ないし性格良い人嫌がらせ代行なんてしないし)
面接官A「短所はなんですか?」
ゼオ「ないです!」
面接官B「すげーよ、この人すげーよ」
面接官A「なぜこの面接を受けようと思ったのですか?」
ゼオ「立派なラーメン職人になりたいからです!」
面接官B「ラーメン屋に面接いけやぁぁぁ!あぁ、声出ちゃいましたすみません」
面接官A「では最後に、タイター様に忠誠を尽くしていただけますか?」
ゼオ「考えときます!」
面接官B「絶対落ちたなこいつ」
面接が終わり屋敷のロビーにあるソファーでまた寝る事にした
手応えはあったし面接官のあの2人も俺に釘付けだったしな大丈夫だろう
しばらくすると面接官の2人がやってきた
面接官B「えー、これから受かった方達の番号をいいます、呼ばれなかった方は残念ですがお帰りください」
ゼオ「これ落ちたらネルにすげー怒られるんだろうなぁ、命狩取られるんかなぁ」
面接官B「発表します、2番、9番、、、」
どんどん番号を呼ばれていってる
そして俺の番の近くまで来た
面接官B「40番、、、最後47番!え?47番?」
ゼオ「フィィィィィ!!ヒヤヒヤしたぁぁぁ!!生きる事ができるぅぅぅ!!」
面接官B「ほ、本当にあいつでいいんですか!?」
面接官A「はい、、、何かをやってくれそうな気がするです」
ゼオ「やっぱあれかな?自分の長所のとこで言ったあれが心に響かせちゃったのかな?ふひひひ」
面接官B「、、、変な髪型のおでこにデカめの鼻くそつけたバカにしか見えないんですが?」
面接官A「変な人ですねぇ、はっはっは」
面接官B「えぇー、、、以上の10名の方!明日からここで働いてもらいます!詳しい事は明日話しますのでここに9時に来て下さい」
ゼオ「9時か、、、リモートワークとかにしてくんないかな」
俺は宿へ戻った
ネルが宿の前にあるベンチに座っていた
ゼオ「彼氏が来るのを楽しみに待ってる彼女感あったぞ」
ネル「ゼオの彼女になるぐらいなら引っこ抜かれた雑草と結婚するわ」
ゼオ「なんで引っこ抜かれた雑草、、、」
ネル「どうだった?」
ゼオ「おう、バッチリ受かったぜ」
ネル「本当に受かるとはねぇ〜」
ゼオ「当たり前だろ?むしろ俺を雇わないで誰を雇うんだよ?」
ネル「その自信ってどこからきてるの?まぁとりあえず良かったよ、ご飯食べに行こうよ?ゼオの奢りで!」
ゼオ「え、なんで俺の奢り?俺ネル達の仕事手伝わされてんだけど」
ネル「こんな美人で可愛い私がご飯誘ってるのよ?奢りなさいよ」
ゼオ「その自信ってどこからきてるの?鼻くそなら好きなだけ奢ってやるよほら、、、」
ボゴッッ!!
ネルの右拳が俺のみぞおちに大ヒットした
ネル「有り金出してもらおーか?」
ゼオ「こ、これしかないでひゅ、、、」
ネル「よし、2人分はちゃんとあるな、行くぞ」
ゼオ「は、はひ、、、」
いつも思うが本当にこの人達世の治安守ってるんだろうか?暴力に物言わせてる人が人を守れるのかな?
まぁ口が裂けても言えないけどね、本当に裂かれそうだし
その日はネルとご飯を食べ面接の事などを話して宿に戻り寝た
そういえば偽名を使えって言われて咄嗟に偽名を言ったけど何て言ったっけ?
タニシ?違うな、、、太陽光パネル?なんか惜しい気がするな、、、
まぁいいや、わかんないからその時考えよう
ーーー翌朝ーーー
ネル「今日から住み込みでの仕事ね、私は一度戻るからこれを持ってて」
ゼオ「これは?」
ネル「何かあった時これを割って」
ゼオ「割ったらどうなるの?」
ネル「割ってからのお楽しみよ!」
ゼオ「なんそれ」
ネル「いい?本当にピンチになった時に割るなよ?ふざけて割ったりしないでよ?」
ゼオ「お、おぉ、、気をつけます」
ネル「それじゃあねゼオ、がんばってね!あと気をつけてね」
ゼオ「おー、テキトーにパパッとやってくるぅ〜」
ネル「ちゃんと慎重にやりなさいよ」
ゼオ「はい」
俺はまたタイターの屋敷へと向かった
どんな仕事させられるのかな?掃除係とかだったらやだな、ルンバ勧めてあげよ
next→
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます