第16話ゼオ帰還!そしてまた命の危機!

クロノファミリー

ゼオ  ハンド  レイカ  マスターシャル


ホワイトフェザー

ララ ネル

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今ネルにご飯に誘われ飯屋へ向かっている

まぁ今更ながらこんな事言うのもアレなんだが



ゼオ「あのー、僕お金持ってなくてぇ、、、そもそも財布とゆうもの自体ありませんの」


ネル「私の奢りよ」


ゼオ「っしゃぁ!ごちなりまーす!!」


ネル「さっきまでの低姿勢どこいったのよ」


ゼオ「どこ食べにいくのー?」


ネル「行きつけのトコがあるの、泣きながらついて来なさい!」


ゼオ「なんで泣きながら??」



自転車のサドル以外盗まれた事を思い出し涙目になりながら歩いていると飯屋に着いたっぽい



ネル「ここよ!」


ゼオ「早速入ろうよ、もう腹減って鼻水垂れっぱなしだよぉ〜」


ネル「汚っ」



中に入り席に着く

ほほーん、中々良い雰囲気の店じゃないの

あとは料理だな、この至高の舌を持つと言われてはいない俺を悶絶させれるかな?


少し待っているとネルのおすすめ料理が出てきた



ネル「これが美味しいんだから!食べてみて?」


ゼオ「なんだこれは!?匂いを嗅いだ瞬間手が勝手に料理に!?」


ネル「ちょっと大袈裟だけど良い匂いするでしょ?食べて食べて!」


ゼオ「よし、いっただっきまーす!!!」


ネル「、、、どーよ?」


ゼオ「うんまぁーーい!最高だぞこれ!!」


ネル「でしょ!!やみつきになっちゃうでしょ!」


ゼオ「うんまぁぁぁぁ!!!」



美味しすぎて感想がバカっぽくなってしまったぜ

手が止まらずあっという間に食べ切ってしまった

ボリュームもあるし、うん、大満足だな!!



ゼオ「ネルさん!ご馳走様でした!」


ネル「まぁ私があんたをここに連れて来ちゃったしね、それに渋々だったけど一応列車で庇ってくれたんでしょ?そのお礼だよ」


ゼオ「あーまぁ結局輩に連れてかれてボス輩にボコボコにされただけなんだけどね、まぁ本気出さなかっただけだけどね?」


ネル「ザコの言い訳じゃん」


ゼオ「あのナンパの時もとりあえず輩およがして頭のやついるとこまで連れて行かせてトップぶっ飛ばしてやろう思ってたし?」


ネル「グループにいる金魚のフンが言いそうな言い訳じゃん」


ゼオ「でもさ、俺プッツンいっちゃうとさ止めてくれる人いないと死人でるからさ?大人しくしてたわけ?」


ネル「後ろでギャーギャー言っていざ前に出ると大人しくなっちゃう奴が言いそうな言い訳じゃん」


ゼオ「例えがさっきからザコキャラじゃん、心折れた」


ネル「ほら帰るよ!」


ゼオ「はい、ネルの家どっち?」


ネル「あっちだけど?」


ゼオ「ほんじゃ行きましょ」


ネル「ゼオは向こうだよ?」


ゼオ「え?こうゆう時って女性を送り届けるのが紳士だって本に書いてあったよ?」


ネル「襲われても私勝つけどね?」


ゼオ「頼もしっ、ご飯ご馳走になりましたのでそれぐらいいたしますよ!」


ネル「ふーん、顔は紳士じゃないのにね」


ゼオ「紳士に顔関係ないからね?」



ネルにこの町の事を聞いたり3分に1回ぐらい貶されたりして歩いているとネルの家に着いた



ネル「帰り方わかる?」


ゼオ「あっち歩いていけばいいんでしょ?」


ネル「違う逆」


ゼオ「あぁあっちか」


ネル「本当バカの中のバカだね?」


ゼオ「帰宅するまで涙堪えれるかな、、、」


ネル「ありがとね!まぁまぁ楽しかったよ!おやすみ!」


ゼオ「ご飯ご馳走様でした、おやすみぃ〜」



ネルと別れダラダラと今夜の宿泊部屋へ歩いて行く

この世界に来て思った事がある

スイカバーどこにもねーじゃんって


部屋へ戻ると俺はベットにダイブした

色々な事があったからなぁ疲れちゃったなぁ

っかあのボス輩にやられたとこいてーな、クソムカついてきた、今から行ってたわしで顔面擦ってやろうかな


そんな事を思っているといつの間にか寝ていた



ネル「いつまで寝てるのバカ、早く起きなさい変態顔」


ゼオ「うぅ、、、寝起きの罵倒が1番染みる、、、」


ネル「おはよう、ほら準備して!ギルドに返してあげるから!」


ゼオ「おはようございます、はーい」



急かされながら準備を始めた

、、、変態顔って何?


準備を終えてネルとララが待っている場所へ向かった



ララ「おはよう!ゆっくりできたか?」


ゼオ「心に傷おいましたけどねおたくの部下のせいで」


ネル「どの部下かな?」


ゼオ「なんでもありません!すんませんした!」


ララ「シャルがゲート開いてくれたぞ!これで帰れるな!」


ゼオ「久々のマイホームよ、帰ったらまずマスターに怒るか」


ネル「もう地下闘技場なんかやっちゃダメだよ?次見つけたら死刑ね?」


ゼオ「死刑?俺に厳しくない?」


ララ「2人共仲良くなったんだなぁ」


ネル「仲良く見えます?こんな陰湿気力0能天気バカオブバカと?」


ゼオ「昨日奢ってもらった飯今ここで吐いてやろうかな」


ネル「変な事するなよ!真面目に依頼をこなせ!じゃあね!」


ララ「シャルによろしくぅ〜」


ゼオ「お邪魔しましたぁ〜またあの店のご飯食べに来ます〜ネルの奢りで〜」


ネル「もう奢らないわ」



ゲートと呼ばれていた魔法の鏡みたいなのを抜けると我がギルドに着いた



ゼオ「ただいまぁー!皆んな会いたかったよー!!」


マスター「おーおかえりぃ〜」


ゼオ「、、、マスターだけ?」


マスター「ハンド達は町の依頼をこなしにいったからな、私しかおらん」


ゼオ「せっかく俺が帰ってきたって言うのに全くもてなせよなぁあいつら」


マスター「何様?」


ゼオ「ってかマスター!!何二日酔いでできませんって?しかも元気だったらやるって!可愛いファミリーが困ってんのに!!」


マスター「いやぁだって呑みすぎたんだもん、つい楽しくなっちゃってさww」


ゼオ「人が大変な思いしてる時に何楽しんじゃってんの?羨ましくてハゲ散らかりそうなんだけど?」


マスター「、、、ところで強くなったかゼオ?」


ゼオ「うわ、話変えやがった!ん〜どうなんだろ?」


マスター「輩にボコられたんだろ?」


ゼオ「あれは違うし!調子悪かっただね!本調子だったらあんなやつ1発だし!」


マスター「ゼオが輩にボコられたって手紙に書いてあるの読んで1時間ぐらい笑い転げてたなww」


ゼオ「もうマスター辞めちまえ」


マスター「暇だし私にどれだけ強くなったか見せてみろ!」


ゼオ「あんま暇だからとか言わない方がいいんじゃない?自分ギルドのマスターって分かってる?」


マスター「なかなかいないぞ?こんな美人で強く優しく最高なマスターは?」


ゼオ「、、、呑んだくれ詐欺ババァ(ボソ)」



ギルドの裏にある訓練所に来た

ボコボコにされ引きずられながらね

ってか裏って訓練所になってたんだ知らなかったな



マスター「よし!構えろゼオ!」


ゼオ「しゅびばぜん、ずでにボロボロなんでずげど、、、」


マスター「全力で来いよ?さぁ桜花黒紅だったか?刀を抜け!」


ゼオ「ばなじぎいでぐれない、、、」



俺は刀を抜き構える

マスターも剣を抜いた



ゼオ「マスター木刀じゃないの?」


マスター「こっちの方がゼオも本気になれるだろ?」


ゼオ「、、、き、切らないよね俺の事?」


マスター「はっはっは!いくぞ!!」


ゼオ「聞いて!お願いだから俺の話を聞いて!」


マスター「なんだ?試合はもう始まってるぞ?」


ゼオ「試合って何?いや大丈夫だよね?死なないよね?」


マスター「私が自分のファミリーを死なす訳ないだろ?」


ゼオ「良かったぁ!マスター大好き!」


マスター「でも昔から手加減とか苦手でなぁ、半殺しにしてしまった事はあったな!」


ゼオ「やっぱ嫌い、帰りたい」


マスター「冗談だ!多分大丈夫だから本気でこい!」


ゼオ「多分って言った今!?全然大丈夫な気がしない!異世界なんて嫌いだぁぁぁぁぁぁぁ!!!」



マスターの殺気が俺に当てられた

ちくしょう、大至急逃げてーよバカヤロウ

あ、こんな時に思い出しちまったけどキュイってもしかしてネルんとこじゃね?




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