異世界にいってもバカなんですけど。
グーヤン
第1話バカに召喚されしバカ
チュンチュンチュン
チュンチュンチュン
チュンチュンチュンチュンチュンチュンチュン
鳥の三三七拍子で目を覚ます。
?「んー!いー朝だなぁ!きんもちぃー!!」
カーテンを開けると土砂降りで雷もなっている。
?「朝BBQするか!」
そうデカめの独り言を言い物置に行きコンロを引っ張り出す。
?「んー、ビシャビシャになりながらやるのも乙だよな」
雨で炭に火がつかないから仕方なく傘をさしてもう一度火をおこしてみる。
ゴロゴロゴロニャー
?「いま雷が『にゃー』言わなかった?」
ドーーーーーン!!
?「ぽ!!!」
どうやら雷が直撃したみたいだ、終わったなと思い視界が真っ暗になったと思ったらすぐ明るくなった。
?「おぉ?」
庭でBBQしてたはずなのに今目の前に怪しい格好した2人と美人な人が1人俺を見ている。
待てよ
雷直撃した→死んだ→気づいたら別の場所→知らない3人→俺生きてる→これはもしや?
主人公「ここが異世界ってやつかぁ!どんな冒険始まるのかなぁ!!」
召喚士(、、、あれ?私召喚しようとしたのとなんか違うな?)
ギルド長「成功したのか?」
召喚士「えーっそうですねぇ、、、」
主人公「サーティーワンとかあるかな?」
召喚士(ぜってぇーちげー!!誰だこいつ!?)
助手「あ、あの先生これ、、、」
召喚士「んん?あれ?え?」
ギルド長「これが『日の本一の剣豪』というやつなのか?」
召喚士「、、、まさしく!その通りでございますよ!!」
助手「、、、」
召喚士(やっべぇーー!!召還陣のスペル間違ったぁ!!)
主人公「なんでストーブに冷房機能つかないと思う?」
召喚士「知るかぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
ギルド長「おいお前、名前は?」
ゼオ「ゼオでーす」
ギルド長「ゼオ、お前を召喚してほしいとこの2人に頼んだのは私だ、頼みがある」
ゼオ「ほう、それは?」
美人過ぎて会話はいってこねぇ〜
ギルド長「私のギルドを助けて欲しい、お前は強い剣士なのだろう?」
ゼオ「、、、はい!!」
やべ、マジで話聞いてなかった。え?なに?
ギルド長「私はマスターのシャルだ、そして私のギルドが『クロノファミリー』という名前だ」
ゼオ「黒の組織?」
ギルド長「ちがう、クロノファミリーだ。後で私のギルドに来てくれそこで詳しく話そう」
ギルドがある場所を説明された。
よくわからんかったけど。
ギルド長「私は少し用事があるからそれが終わってから行く、先に行っててくれ!」
そうして美人は出て行った。
召喚士「おいちょっとこっちこい」
ゼオ「俺じゃないっすよね?」
召喚士「目合ってるよね?君に話してるよね?」
ゼオ「俺朝ごはんまだなんすけど」
召喚士「おーい助手、そこのカビてるパンこいつの口に突っ込んでやれー」
助手「はーい」
容赦なくカビ側から口に突っ込んできやがった。
ゼオ「おえっ!、、、ん?いや待てよ意外といけr、、やぱムリおろろろろろっ!!」
召喚士「そっかー美味しいかーよかったー」
このやろう下水管に転生させてやろうか?あ?
うっ、、、きもちわるっ
召喚士「おい、、、絶対に召喚失敗した事バレんなよ?」
ゼオ「え?失敗なのおれ?」
召喚士「お前は『日の本一の剣豪』なのか?」
ゼオ「いや?『日の本一のお荷物』とは呼ばれてたけど?」
召喚士「嫌われてたのかお前?いいか、もしバレたら私はクビだしお前もどうなるかわからんぞ?」
ゼオ「えぇ!?君女の人だったの!?」
召喚士「今そこじゃねぇぇぇぇ!!私!クビ!!お前!大変な事なる!!おーけい!?」
ゼオ「お、おぉ、、、そんなあのマスターさん?厳しいの?」
召喚士「いや、ヤバいのは私の上司だ」
ゼオ(ヤバいのは私の子牛?ヤバい子牛飼ってるのか?)
召喚士「やべーよ、あぁ思い出してきた昔の記憶がぁ、、、」
助手「せんせー!落ち着いてください!これビールです!」
ゼオ(そ、そんなヤベー子牛が!?生まれも育ちも猛牛なのか!?助けてあげないと、、)
ゼオ「わかった!上手くやってみるよ!」
召喚士「っぷはぁー!あぁー頼んだわぁ〜マジで〜」
気づいたらビール7杯ものんでたよこの人
酔ってんじゃねーかよ
召喚士「いいがぁ〜?ぜっだいにばれんなお〜?私は仕事クビ、お前はクビが飛ぶからなぁ〜?」
ゼオ「、、、俺は物理的?」
召喚士「ぐぉーーー」
ゼオ「危機感とは、、、まぁいいか、そう簡単にバレんだろ ww」
助手(流石バカが召喚しただけあって出てきたのもバカだ。類はなんとやら)
俺は召喚士の家?店?なのか?これ?
から外に出た。
ゼオ「ほほーん、なるほどのん」
外の世界はそうだなぁ、ドラ◯エよりはファイ◯ルファン◯ジー寄りかな?昔より未来寄り?言いたい事わかる?
まぁそんな感じよ。
ゼオ「えーっと確かギルドがあるのは『ここを出て右を見ろ』だな、迷わず行けるかな?」
言われた通り右を見てみた。
ゼオ「あぁ、真隣なのね」
なんか想像してたのはドーーン!って感じのこう良い感じのってゆうの?
俺今見えてんの二階建てプレハブ小屋よ。
まぁ、、、あれ?そいやなんで召喚されてんだっけ?
いいや、中入っちゃお。
ゼオ「こんにちわー、不意に召喚されし強者でーす」
?「どんなあいさつしてんだお前」
?「本当にこいつ強いの?」
中にはモテなくはなさそうな顔した男性と
そこそこモテそうな顔した女性の2人がいた。
?「お前がマスターが言ってた『剣豪』だかってやつだろ?俺はハンド」
?「私はレイカ!まぁよろしくね!」
ゼオ「ハンドにレイカね、俺はゼオ!軽々しく最強と呼んでくれ!!」
ハンド(本当にマスターが言ってたやつなのか?)
ゼオ「ところで他の皆んなは?」
レイカ「あと2人いるけど今クエストに出てる!」
ゼオ「ほーん、、、え?あと2人?」
ハンド「マスター、俺、レイカ、ライ、メディー、ゼオで6人だな」
ギルドってもっとこういっぱいいるもんとちゃいますの?
6人?俺いない時はもう5人しかいなかったってこと?
いつメンじゃん。
ゼオ「他のギルドもこんな感じ?」
レイカ「他のとこはもっと何十人っているよ?」
ハンド「多いとこだと100人ぐらいいるギルドもあるもんな?」
レイカ、ハンド「はっはっはっはっは!!!」
ゼオ「ナニワロテンネン」
ハンド「俺たちは最弱ギルドと呼ばれてるからな」
レイカ「めっちゃくちゃ周りから舐められてるよ!」
ゼオ「それなのになんでそんな明るいの?」
レイカ「こんな私たちでも頼ってくれる人がいるしね?だから何言われても解散しないで居続けてるの!」
ハンド「まぁそれももうヤバいけどな」
ゼオ「何がヤバいの?」
ハンド「この町は俺たちクロノファミリーが悪いやつや魔物と呼ばれる得体の知れないのから守っているんだ」
ゼオ(こいつ俺より少し身長デカいな、クソが)
ハンド「だが最近『ラクシィー』と言うギルドがこの町を自分らの物にしようとちょっかいをかけてきているんだ」
ゼオ「そのゼクシィー?ってのはなんでそんなこと?」
ハンド「ラクシィーな、俺たちが生活出来ているのは町の皆んなとクエストのおかげだ。町の人の依頼や厄介ごとをこなしたり最高本部からの依頼をこなし資金がギルドへ入り俺たちの手元へくる。ここをラクシィーに取られてしまったらその全てはラクシィーへいき俺たちは居場所すらなくなる」
ゼオ「おぉ、、、弱肉強食よ」
レイカ「私たちはこの町が好きなの、絶対取られる訳にはいかない!」
ドアが開く音が聞こえ振り返るとさっきの美人だ。
ハンド「マスターお疲れ様です」
レイカ「お帰りなさいですマスター!!」
マスター「ただいま、ゼオ自己紹介はすんだか?」
ゼオ「おう」
マスター「よし、3人とも私の部屋へ来てくれ!」
俺たちはマスターの部屋へと向かった。
転移してきてなんか早速面倒くさそうな事になってる気がする。
バレないようにどうやり過ごしていくかなぁ、、、
あ!冷蔵庫に消費期限今日までのプリンミンティア味があるんだ!あとで召喚士とこいって召喚させてこよっと!
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