第3話

あ゛ー嫌だーテスト嫌い

そう喚く声が教室に響く

休み明けの抜き打ちテストなのだ

こんなのありかよと言う

藤田お前平気なのかよテスト


「特に困らないぞ それより真藤しんどうが大丈夫かだよ 授業寝てたろ」


「それバレてるのかよ だって眠かったし」


それ言い訳になって無いぞ

そうなんだけどさWWO楽しくてついつい夜更かししたんだ

ちゃんと休憩時間挟めよ

だってついつい楽しくて夜通しやってしまうんだ

流石に休憩挟まずにはヤバイぞお前

抜き打ちテストヤバかったらどうするんだよ

うっそれはと押し黙る

そんな話をして朝のHR開始

抜き打ちテストは午後からと伝えられ1限目の授業の支度をする

うぅぅっ午後から何てついてない

まぁこればっかりは仕方ない事だ


数時間後

午前授業を終えて昼食

抜き打ちテストどの範囲でるんだろー

そんな話が飛び交う

これヤバかったらどうしよう

中間や期末じゃ無いから解んない

何故そう言うかと言うと中間や期末テストと言うのが無い

つまりこの抜き打ちテストが結果で解る様になる

テスト返しもその日なので順位も解るのだ

勿論学年別と全校生徒の割合率も一緒に記載されるは助かる

どうするんだこの抜き打ちテスト悪かったらゲーム所じゃ無いだろ

確かにそれは言えてるかもな


皆して俺を馬鹿にしやがってと言う真藤

けど実際そうなのだ

そんな話をしながら昼食を終えてテストの準備

この抜きうちテスト良かったら教えろよWWOのキャラネームと言った

そんなこんなで担任の先生が来てテスト開始

カリカリッと鉛筆の音だけが教室に響く

その時間僅2時間

最後の科目を書き終えると担任の先生がやめと言う声で止まる

時刻は16時15分をさしていた


これでやっと帰れる~と背伸びをする

後は結果待ちだけ

帰りのHRはもう少し先なのでのんびりと過ごす

どうだったよと言うと俺は手応えありだなと答えた智樹

マジかいいな俺手応え無しだぜ英語と言う

この抜き打ちテストは全学年なんだから無理もない

一応特別体制制度があり

学年と全学年のランキング内に入れば学校へ来なくて言いと言う制度がある

要は学年と全学年で赤点回避した者だけが得られる制度


席つけーテスト返すぞーと担任の先生が入って来た

抜き打ちテストお疲れ様

順番に取りに来いよと言って呼ばれて取りに行く

全員テスト返し終わったと思うが足りないのがいたら言えよと言う

返却されたテストを見て全部ある事を確認

次順位の用紙を配るから取りに来いよ

順位用紙まで来ると今回の抜き打ちテストで満点は1人だけだ

そして学年1位と全学年1位の2人いる

それを発表する

学年ランキング1位藤田全学年ランキング1位は塚本つかもと


2人しかも藤田が学年1位ーと驚く

塚本は解ってたけど

そして赤点は真藤と浜宮はまみや

教室に真藤の悲鳴が響いたのは言うまでもない

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る