24. はひふへほ都々逸

はらりはらりと

降り積む雪を

紅く染めるか

恋心


ひとり寂しき

寒空の下

黄金こがねの月の

寄り添いて



ふつかみっかは

待つも楽しや

よっか過ぎれば

恋焦がれ


下手なお世辞じゃ

響きやしない

真の言の葉

おくれやす


惚れた腫れたは

現世うつつよの常

種々の花々

まちに咲き

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る