第4話 最初の復讐の幕開け

前置き : この作品は暴力や性的な描写を伴いますが、暴力行為を増長する物では御座いません。



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俺は池月とその取り巻きに池月の椅子を壊した腹いせに殴る蹴るされている、奴らに遠慮とか配慮とかは無い








しかし






ああ






全く痛くない





俺は椅子に座った状態で左足を蹴り上げると、池月の顎に直撃して池月は3メートルはある教室の天井に頭をぶつけ落下してきた

そのまま両拳で二人の取り巻きの鳩尾に正拳を叩き込むと教卓の近くまで吹き飛んだ


突然吹き飛んだ男子生徒にクスクス笑って俺の事を見ていたクラスメートは静まりかえり、今起こってる状況を理解できないでいた


俺はゆっくり立ち上がると気を失っている池月の下品な金髪を掴むと片手で軽々持ち上げた、

池月の髪からがブチブチと音がしたが気にせず足が付かない位に持ち上げると髪の毛が引きちぎられてる痛みで、目を覚ました池月は何やらわめきながら足をバタバタさせていた

口の中の歯はほとんど折れており血まみれで真っ赤な涎を滴しながら騒いでる

痛みで涙を流しながら俺へ暴言をいうので、軽く奴の頬を殴ってやる


【ぶへっ】


ブチブチと大量の髪の毛を俺の手に残して、綺麗に回転しながら取り巻きのほうへ吹き飛んだ



「お、お、あま、こんな事して、ただです」


全て言い切る前に奴の鳩尾に前蹴りを見舞う


「おえぇぇ」


井の中の物を吐き出し悶絶する池月に


「おい、俺の机もとに戻せよ・・」


そう池月を睨みつける


「は、はぁなんで俺が



【ドゴッ】


文句を言う池月に頬に裏拳を見舞うと、真っ赤な涎が辺りに飛び散る、痛みで思考出来ないのかバタバタ足を床に叩きつけて暴れる、俺が睨むと



「わ、わかった!戻す、いま戻す!」



そう言うと慌てて転がった俺の机を元の位置に戻す


「おい、俺の席の前にお前の吐いたゲロがあるぞ」


「わ、わかった!いま雑巾で



「はぁ?教室の雑巾は昨日おれが綺麗に干したんだぞ?それをお前のゲロで汚すのか?お前と取り巻きの服で綺麗にふき取れよ



「そ、そんな・・・かん


「はぁ?なんか問題あんの?なぁ



「い、いえ・・お、おいお前らも上着を脱げ!」


無理やりむしり取った取り巻きのブレザーと自分のブレザーで自分の吐き出したゲロをふき取ると


「お前ら今日はそれを着て授業を受けろよ」



「「「え?」」」


そんな異様な雰囲気の教室に何時もより少し遅れて登校してきた元幼馴染が駆けつける


「けんちゃん!これは!?どういうこと?池月君たちも、あなた達いったいなにしてるの!?」


委員長の登場で池月の表情に若干の余裕が生まれる


「おい!狛田!お前わかってるよなぁ?俺達にこんな事してよぉ」


殴られてボロボロの顔を取り繕い俺と元幼馴染の顔を交互に見て口元をニヤつかせる



俺はそんな池月と幼馴染だった者に聞こえる様に告げる


「はぁ~既にお前ら出来てるだろ?それに元幼馴染のクズがどうなろうが俺には関係ないな~」


池月だけでなく俺の言葉に驚く元幼馴染


「え!?どういうこと!?けんちゃん、私と池月君が出来てるってなんで?それに元幼馴染だなんて・・」



俺は冷ややかな目で元幼馴染をみると


「ああ、俺昨日放課後この教室に戻ってきたんだよ、そこでお前と池月が俺の机で交尾してるの見ちゃったんだよね、ああ言い訳はいいよ動画も写真も撮ったしね」


「ああ、いや・・そ、そんな・・」


俺の話に心当たりしかない為、顔を青くして震えだす元幼馴染にそっと詰め寄り耳元で囁くように告げる


「まぁもうどうでもいいけどさぁ、二人して俺の事ずいぶんコケにしてくれたなぁ覚悟しとけよ(笑)」


俺の冷たい言葉に顔を青くしたまま、教室から逃げるように出ていく


「おいおい、委員長がズルて早退してどうするんだよ(笑)」


そう元幼馴染の後ろ姿を見送ると足元に蹲る池月とその取り巻きに近づき、その乱れた金髪を掴むと捻りあげる


「いっ!痛い!や、やめろ!」


「はぁ?やめろぉだぁ?」


「や、やめて下さい・・狛田さん・・ゆ、ゆるして・・下さい・・」


俺は髪の毛を離すと、狛田の額を指さし告げる


「452回と 16万5220円」


キョトンとした顔をする池月に俺は呆れて説明する


「はぁ~お前らに殴られたり蹴られた回数と、お前らに使った金だよ」


「そ、それは・・どういう・・」


「わかんない?、これからの高校2年の間に全部お前らに返してもらうって事だよ?わかる?お前ら3人で分担してくれていいけど?どうする?」


俺の言葉の意味に恐怖した取り巻きは、怯えるように池月を指さし


「い、いや俺たち・・いや、僕たち池月に命令されて、イヤイヤ従ってて、殴るのもお金も池月にお願いします!」

もう一人も同様に俺の前に土下座して自分は悪くない池月の責任だと泣きわめく、そんな取り巻きの急な裏切りに驚く池月は顔を真っ赤にして怒りだし


「おい!ふざけるな!お前らに幾ら使ったと思ってるんだ!女だって何人も面倒みてやっただろ!お前らこそ俺の分も殴られろ!!」

そう取り巻きの一人の胸元を掴み叫ぶ池月の横顔をもう一人の取り巻きが殴りつける


「ぐへっ」


不意をつかれて殴られた池月はそのまま倒れ込だ、その倒れた池月に容赦なく蹴りを見舞う元取り巻き達


「前々からお前ウザかったんだよ!」「いつもいつも偉そうにしやがって!!」


「お、お前ら!や、やめろ!やめてくれ~」


俺を無視して池月に暴行を続ける二人の襟首をつかむとそのまま思いっきり引っ張る

二人は数メートル後方んに吹き飛び他の生徒の机に頭から突っ込んで気絶した


頭を抱えて震えてる池月に近寄りその涙と鼻水で汚れた顔を睨み笑顔で伝える


「これから、毎日楽しく遊んでやるから楽しみにしとけよ?毎日ノルマで30回殴るからな?w」


「ひっっ!!」


「池月ぃ死ぬなよ?(笑)」


俺は自分の席に戻ると席に着く前に池月に向きなおりさらに告げる


「ああ、そうそう俺を訴えてもいいけど朝からお前らが先に俺の事を殴ってるのは、あそこの俺のスマホでバッチリ録画してるし、お前と元幼馴染の学校での不適切な行為の録画も有るし当然今までの事も録音してるからな、なんなら出るとこ出てもいいんだよ?」


さらなる絶望を植え付け、池月のは顔を床にうずめて泣き出した







「池月ぃ、高校生活を楽しもうぜぇ(笑)」

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