第29話への応援コメント
今回の魔物は戦場からあぶれた奴等と言うよりあらかじめ奇襲を警戒して置いていた伏兵のような感じでしょうか?敵側は魔物をちゃんと制御出来ているのかそれとも前の壺から出て来た奴のように敵が近づくと召喚されるトラップのような使用法をとっているのですかね?
しかしセレンに槍の稽古をつけたのがアマンダという事はセレンはアマンダの傭兵団でしばらく世話になっていたのですかね?
アマンダの教えたやり方をベースに実戦で自分なりの戦術に合った戦い方を模索した結果が今の戦法なのでしょうかね
しかしそれにしては燃料が悪かったり法力にものをいわした乱暴な戦い方だったりと効率重視のセレンらしくない選択に思います
模擬戦で見せた剣の腕前や狩人としての弓術等を見ていると彼女は自分の本来の戦い方や得意武器を故意に用いていない感じがして不可解ですね
作者からの返信
主人公のやり方に違和感を感じて頂けたのなら何よりです。
まさしく仰られる通り。基本的には無駄を省いて合理的な判断で動く主人公ですが、こと戦闘に限っては非効率そのもの。
見方を変えれば、得意も不得意も見せない戦法は『弱点』を晒さないという意味においては一見すると利点あるように思えます。
しかし、それで大怪我をしたり致命傷を負っては元も子もありません。
それに機械文明の発達していない環境での過酷な傭兵稼業は現役期間も短いので身体を労らなければなりません。その事が分からないような頭でも無いはずですからね。
ろくに法術どころか武術すらも見せずにネームドとして活動する主人公。何か秘密を抱えていそうです。
第28話への応援コメント
あくまで傭兵の仕事として戦うのであってそれと戦いが好きかはまた別と云う事でしょうか、彼女達が戦うのは戦いの才があるのでそちらの方が食い扶持を稼げると云う合理的な思考から来ているのですかね
とはいえ戦争はまだ終わっていないから稼げると云う切り替えの早さも傭兵として稼ぐのには必要なことですね
ところでセレンは愛馬に優しかったり犬への攻撃を拒否したりと人間よりも動物が好きなのでしょうか
結局は馬を食べていたので始末する判定を下したみたいですが、彼女の中でそういう基準みたいな物があるのですかね?
作者からの返信
おっしゃる通り、大部分の傭兵にとっての傭兵業はあくまでも稼ぐための手段です。
流れ者の傭兵というのはあまり良い業種ではありません。
身分問わず、例え異国人でも腕があれば稼げますが、人の嫌がる仕事をしている事実に変わりはありませんので。
線引や割り切りのできている者ほど手堅く稼げる。シビアな世界です。
主人公が動物好きなのは間違いありません。
しかし馬と違い犬という動物は肉食動物であり野生ならば猛獣の類です。戦争の道具として使われる分には人間の都合で戦わされているだけですが、命令する人間の居ない状態で家畜を襲うのであれば、それはただの害獣でしかありません。
当然ながら狩人としての経験を持つ主人公にとっても駆除対象となります。
結局これも線引ですね。
第27話への応援コメント
聖なる決闘に勝利した以上は勝者の要求は決定事項なわけですが、まさか誰の首も刎ねずに撤退を促すとは、ベルガンは騎士故に戦いに殉じていますが今は繰り返される争いに疲れて道を選んだ責務だけで戦っている感じですかね?
希望は抱いていない、相手の出方に興味も無い、諦観している自分の代ではなく己の次の世代に判断を委ねて託そうと云うのが今の彼の精一杯なのでしょう
人間以外のドワーフ含む人間種は所謂『人間』よりも長寿な種族が多いですからね、ノルデンバウムの国の者達も現役時代は長いのでしょうね
三十年なら今この決闘を見ていた者達も現役だったりするのですかね?
作者からの返信
舞台となる大陸では人間が主体となっていますが、人間同士でも人種や民族の違いがあり多種多様な文化を持っています。
とはいえ、この国の人は我々の知っている人間とそう違いは無いので平均寿命も70前後程度です。
30年後となれば今現役の人間は引退するか天寿を全うしていることでしょう。
対してドワーフはその倍以上は長生きなので必然的に現役時代も長くなります。
30年は待てば解ける程度の長さと見るドワーフ。それに対して人間の尺度では世代を跨ぐ長さ。
人間側には十分な時間を与え、誓いを結んだ世代が現役である限り相手国も約束を守る可能性が高いと踏んだ上での年数ですね。
第26話への応援コメント
ついに決闘も決着がついたみたいですね、法技と云うのはネームドランクの使う法力の必殺技のようなものですかね、詠唱はそれを発動する為の呪文でしょうか?
欠陥法技とは未完成の法技と云う意味でしょうか、それともなにかしらの問題があり威力で劣ると云う意味ですかね
アマンダの言う[今の嬢の欠陥法技]と云う言葉の意図はセレンはまだ欠陥法技しか使えないと云う意味でしょうか、それとも昔は法技を使えたけれど今はなにかしらの理由で欠陥法技になってしまった感じなのですかね?
そして最後に剣が残ったと云う事は、この決闘は剣墓が勝利したとのですね
作者からの返信
[法技]とは法力の力を最大限に引き出した力の結晶。奥義であり、秘奥であり、極意そのものです。
少なくとも舞台となっている国に於いては、ネームド級として認められるには[法技]が使えることが絶対条件とされています。
先のエズバーンは純粋な戦士としての力量ならネームド級ですが、残念ながら[法技]に目覚めていなかったため大戦士級止まりでした。
主人公の[法技]に関しては、少なくともアマンダは観たことがあるのでしょう。
もう少し詳しく解説するのは後の展開まで取っておきます。
第25話への応援コメント
ドワーフって無類の酒好きの種族で知られていますからね、とはいえ酒とツマミまで戦場に持参するとはなかなかですね
そして相変わらずセレンは動物には優しいですね、ベテルギウスも嬉しいでしょうね
そしてアマンダも合流、剣墓はあれからずっと一騎討ちをしているのでしょうか、流石はネームドすごい体力ですね
しかしセレンもアマンダも剣墓が負けるとは一切思っていないと云うところに彼の実力の高さが伺えますが果たして一騎討ちの決着はどうなるのでしょうか
作者からの返信
主人公がそうであるように、法力の扱いに長けた者であれば長時間の活動にも耐えられます。
作中の一騎討ちはおよそ6時間掛かっていますが、互いに作法に則っての戦いなので正々堂々と攻守を入れ替えながら戦闘をしています。
対して前話は、正確には決闘ではなく殺し合いでした。
そもそも主人公からしてみれば前提からして違うので戦士同士の決闘なんて成立する道理がありません。
第24話への応援コメント
エズバーンは言葉通りの戦士らしい堂々とした戦い方で好感はもてますが誇り高いが故の視野の狭さがあるように感じます、身体能力を頼みにしている分搦め手をあまり使用しないのでセレン相手はやり難い感じでしょうか
セレンは身体能力に開きはあるもののそれを様々な技術や戦術で補っている感じですね、実に傭兵らしい上手い感じの戦い方だと思います
この勝敗は両者の認識の差が出た感じでしょうか、エズバーンは戦士の尋常な決闘のつもりで臨んでいたのでしょうがセレンからすれば本命の前の通過点なのでさっさと終わらせる為には勝つ為の手段は選らばない、戦士と傭兵の考え方や目的に至るまで手段の違いが勝敗に響いた感じですかね
相手が正々堂々を良しとする戦士や騎士ならば決闘の結末はまた違っていたでしょうが
作者からの返信
ここは一つのターニングポイントになっています。
もしエズバーンに天啓が降りず主人公を呼び止めなければ、物語の結末は大きく変わっていた事でしょう。
エズバーンの実力は白兵戦なら大勇士に引けを取りません。
主人公の槍と彼の斧の腕前はほぼ互角ですが、基本的な身体能力ではエズバーンが圧倒的に有利。彼女が普通の戦士であったならば勝ち目は無かったでしょう。
彼女は自分を除外した一般論を口にして法力についての質問をのらりくらりと躱していましたが、ついに手に内を見せることになりました。
ここから物語は折り返し地点に到達します。
第23話への応援コメント
気配はなくても森の動物の機微で敵の伏兵を見抜くのは流石ですね、狩人していた経験がこういった場面で活かされている感じですね
やはり戦場で女性だとやや侮られる傾向があるのでしょうね、セレンからすれば付け入る隙になるし、何よりそんな評価を彼女はどうとも思っていないのでしょうね
この先で二人のネームドの一騎討ちが行われている感じでしょうか、しかしノルデンバウムは北の地で世界樹の跡があるというのはまるで北欧のような国なのでしょうか?
セレンの法力を籠めた三段突きを防いだのは鎧の頑丈さもあるでしょうが防御に法力を張り巡らせたからでしょうか
敵は謙遜していますが二つ名がついている以上はやっぱりネームド級の実力者なのでしょうかね、そんな彼等がこの国に攻め込んで来たのは何故なのでしょうか?やはりまだ見ぬ強者と戦う為とかですかね
ネームド同士の戦闘がこんなところでも発生するとは、更に激しい戦闘になっていますね
作者からの返信
まだはっきりと明記こそしていませんが、この世界には人間以外にも様々な種族が暮らしています。
舞台となる国ではほとんどが人間で他の種族を見ることはまずありませんが、他国には他種族の末裔がいることは周知されています。
ドワーフはこの中央大陸ではマイナーで、伝承では度々登場するので名前は知られていますが実態についてはあまり知られていません。
そして種族差というものは残酷なまでに現実的です。
人間が類人猿に腕力で敵わないように、ドワーフと筋力で勝負すればほぼ確実に敗北します。
人間同士でも女性が同じ体重の男性に敵わないのに、どうして種族差を覆せるというのでしょうか。
ドワーフの戦士が一対一で人間の女性に負けるなど、彼等にしてみれば万が一にもあり得ないというのが真実なのでしょう。
第22話への応援コメント
戦いは数だけではないもののやはり数的不利は実際厄介でその上地の利も敵にありますからね、なかなか厳しい状態ですね、とはいえセレンや傭兵の活躍で側面に回られていないのは流石です、玉石混淆とはいえ傭兵もそれぞれが必死に戦っているのと最初のセレンの活躍があったおかげでしょうね
そして苦戦にあっても敵大将を討ち取る為に手段を尽くすのも大切ですね、槍や剣に弓とセレンは多芸ですね、でも一番強いのは剣なんじゃないかなと思っています
しかし元猟師だったのですね、通りで森での立ち回りを心得ているわけですね
作者からの返信
模擬戦で少し匂わせていましたが、ヴィンスはかなりの実力者です。
その彼が驚愕する主人公の腕前。
同世代と思われる年齢で模擬戦では実力差を見せ付けられ、しかも槍や剣だけでなく、隊の誰よりも弓の扱いが上手いとあっては信じられない面持ちだったでしょう。
彼自身も才能と努力を併せていたからこそ、大きな差があるという事実は驚愕に値します。
それは初対面の頃から感じている違和感や疑惑を確信へと至らしめる何よりの証拠になりつつあります。
第1話への応援コメント
企画参加させていただきました。
まだ投下されている全話の拝読はできてはいないのですが、テンポよく進む戦闘シーンが迫力満点で引き込まれました。
個人的に戦闘シーンは大の苦手なので、これをしっかり表現できる人、もうそれだけで尊敬です。
セレンの軽快な毒舌とユーモアのセンスが親近感を抱かせるというか、シリアスな場面にも程よく緩急をつけていて面白かったです。
人物描写も細やかで、先の展開が楽しみです!
作者からの返信
感想ありがとうございます。
最後の投稿からやや時間は経っていますが続章は現在調整中です。
一章ごとに物語としては区切りになっているので今ある分に関しては安心してお読みくださいませ。
第21話への応援コメント
ついにネームド同士の対決が始まる感じですね、神託に従い強者との戦いを望む生きざまは北欧の戦士のように感じますね
双方自分の部隊の命も背負った決闘ということでしょうか、部隊単独でやって来たということはアグラーハは軍の猛者では有っても指揮官ではない感じでしょうかね
お互いに理想の戦士、何と眩しい事か、とリスペクトしている感じですが活きて勝つつもりのアグラーハに対してベルガンはなんとなく死場所を求めている感じがしますね、彼が剣聖ではなく剣墓を名乗るのもそんな心情の現れなのかなと思ったりしています
作者からの返信
様々な思惑が絡みながら、それぞれの形で戦争へと向き合っています。
将をしていても戦争を嫌っている者が居たり、金のために仕方なく戦う者も居たり。
アグラーハは己の死をも厭わない戦士達を率いて包囲網を突破し、敵軍で最も強い戦士へと挑みました。
ベルガンはその肩書きに相応しい働きを以て戦争の行く末を決するために出陣しました。
戦いが勝者と敗者を連綿と生み出し続ける機関だとしたら、生き残り続けて次の戦いへと赴き続けるベルガンは、己が敗者になる日まで終わらない機関に囚われているのかも知れません。
第20話への応援コメント
セレンの火計の影響が各地で猛威を奮っていますね、ところでこのハルバード使いのゲイルは二度目の蜘蛛型魔物との戦闘でがんばっていた傭兵の一人ですかね
印の判別というのは倒した兵隊に法力の印を付けて戦闘終了後に確認する感じですかね、誰が倒したを判別するのはどうやるんですかね?やっぱりその傭兵部隊毎につける印が違うとかですかね
セレンはヴィンスとの事もあって効率的に敵の大将をやるつもりなんでじょうね、とはいえアマンダも大将首を狙い出した感じですしどうなるのでしょうね
作者からの返信
法力印は予め責任者、この場合は領主への届け出をしていないものは無効となります。
傭兵の場合は最寄りの傭兵組合がまとめて届け出をしているので個々の判別が可能となっています。
貴族の場合は家紋を法力印としていたり、傭兵団であれば団のロゴを採用していたりと、通りさえすればそこそこ自由度がありますね。
貴族ならば紋章官。傭兵ならば画家へ依頼することもあるようです。
ゲイルは仰る通り魔物戦二度目の時の彼ですね。フリーの傭兵で法力も多少使えるので優秀なのでしょう。
アマンダ様の件もそうですが、ようやく物語も本格的に動き出します。
第19話への応援コメント
戦争に向かない性格とはいえ敵がいれば嫌でも戦争に赴かなくてはならないわけで、その点は不運ですね領主というのは、戦いに向き不向きに関わらず義務と使命で戦争に駆り出されるわけですから
それはそれとして部下の武官の方もなかなかに大変ですね、戦争に向かない大将を勝たせる為に苦労しているのが伝わって来ます
そしてセレンがおもいっきり前の話で撹乱の為に火攻めをしていましたからね、それを聞いたら総大将はどんな反応をするのか、まあ傭兵は上の思惑等は知る由もないので仕方ないですが
作者からの返信
自然物を利用した罠だらけの林など百害あって一利なし。
焼かずに残せば利用可能な土地として開拓を命じられ、木こりや開拓民に多くの被害をもたらすでしょう。
主人公が憤っていたのもそれが分かっていたからです。
領主の考えも現地民の考えも、どちらも理解しているからこそ戦争の手段としての火計という結論。
どうせなら焼いといた方が都合が悪くないという暴論ですが、的を射ているので見方によれば正論です。
誰がための戦いなのか。
国のためか、そこで暮らす人のためなのか。本来ならば領主が考えなくてはならない命題です。
第18話への応援コメント
今回の戦いはセレンの戦術眼と戦闘センスが存分に発揮されましたね、注意深さや事前準備の周到さは流石歴然のネームドですね
敵も様々な可能性を考慮して慎重に動いていた感じでしたが相手が悪かったですね
倒した敵の数を数えて印をつけるのも手間がかかる作業ですが報酬の為には大切な作業ですからね
まだ戦闘は始まったばかりですからね、これからセレンがどんな活躍をするのか楽しみですね
作者からの返信
主人公が使っているのは明らかなゲリラ戦術。森と慣れ親しんだ者が地形や植生を調べた上で取った邪道です。
一人で小隊を全滅させて成果を独り占めするためにリスクと手間のバランスを鑑みた合理的な戦術と言えるでしょう。
ここからが本格的な戦争の開始です。
第17話への応援コメント
副官はいわゆるツンデレなのですね、しかし副官の地位の人間が傭兵に気安く感謝を述べたりは出来ないのでしょう、彼の性格的にも
傭兵家業は世知辛いですからね、実力は勿論ですがある程度は上手く立ち回れないと手柄は上げられないし交渉が下手だったり無知過ぎると損をしたりいい様に利用されたりしますからね
セレンは傭兵ですがあまり好戦的な感じではないですね、現実主義なだけで根は結構優しかったりするのでしょうか?
そろそろ引退を考えているみたいですがそういう人間に限って戦いからは逃れられないのでしょうね
作者からの返信
副隊長は忠義に厚く裏表や悪意がありません。
主が軽んじられないようにする為に立場や階級をハッキリさせて配下に徹底して遵守させる。
無能ではありますが、こと忠誠心においては他の騎士よりも秀でているので上司からは無下にされない幸せな人です。
主人公は逆に忠誠心はありませんが仕事はキッチリこなすプロ意識の高い優秀な人物です。
戦争は仕事として割り切り、自分が不幸せではない事を認識して、戦いに呑まれないようにと初心の戦争嫌いであることを何度も繰り返し確認しています。
戦いが決して嫌いではないことや、むしろ得意であることを知りつつも、それに呑まれないようにするために何度も…。
第51話への応援コメント
一気に読み進めてしまいました! 第一章完結おめでとうございます!
始終、生々しい戦場だと思ったら、最後にエルドル様登場!
ヴィンスとベテルギウスの最後が残念ですが……。
圧巻の戦闘描写に終始魅せられました!
セレンのこれからに期待します!
ありがとうございます!
第二章、お待ちしております。
お疲れ様です。
作者からの返信
第一章読了お疲れ様でした。
【天を見上げる戦乙女】の章タイトル回収までいかがだったでしょうか。
仮に上手くやって凱旋していたらグッドエンドだったのか。
あのままエルドルに連れられて行ったら正統派の戦乙女の物語になったのか。
いいえ、この物語はバッドエンドでもグッドエンドでもなく、ここからが始まりです。
どうぞ次章もご期待下さいませ。
第3話への応援コメント
イベントにご参加くださり、ありがとうございます!キャラクターへのインタビュー形式で、アイラ様におかれましては、お忙しい中でのご参加、本当い感謝でございます。
あらすじを読むより、キャラクターの性格だったり、世界観が伝わってくるので、読者としても、すんなりと物語が入ってきます。
アイラ様〜、ロクでもないこと思い出させてすみません💦また参りますからお許しを〜(笑)
作者からの返信
コメントありがとうございます。
加えて面白い企画に参加させて頂き感謝致します。
素敵なご令嬢の皆さんが参加なされていたようで大変勉強になりました。
後ほど興味を持ったお宅へ拝読に伺ってみようと思います。
宜しければこちらの作品も引き続き読んで頂けたら幸いです。
第16話への応援コメント
拠点に渓谷があるのは厄介そうですね、左右を険しい崖に囲まれていて奇襲が出来ない上にこちらは攻め難く敵は守り易いわけですからね
意外性はなくても地形や相手を警戒した堅実に押し上げる戦法を選んだ感じでしょうか、それが吉と出るか凶になるか
傭兵は正規の兵士と違って戦い方も装備もバラバラで勝手な者も多いですからね、下手に纏めず各々で好きに戦う方がまだ効率的に動けるのでしょうね
働きで報いて見せろというのが一応副官なりの激励というか優しさだったのかなと思います
作者からの返信
敵拠点に関しては隠密性を重視して構えられた場所だと思われます。
作中では既に場所は割れていますが、バレるまでかなりの期間を準備に費やせた可能性が高いです。
傭兵にも種類はありますが、この中隊に拾われた者達はまさしく寄せ集め。
地元出身者は非戦闘員(死体拾い)にしか居らず主戦力は主人公を含めて余所者ばかり。とてもではないですが組織的に動かすことは適いません。
その代わりに、主人公と面識があり直接勧誘した者達には腕の確かな者が含まれています。
そうした者には細かな指示を与えずとも独自に動いてもらえば十分な働きが期待できるでしょう。
もっとも騎士達にそれを理解してる者がいるかとうかは別問題ですが。
第15話への応援コメント
お気持ちでと言われると何となく普通より多めの金額を払ってしまうものですからね、貸しと言われると人間借りは返したくなるのが人情と云うものでしょう、ですがそれも返してくれる信頼あればこそですね
セレンの言う通りで死んでしまえばもうチャンスはない、生きている限りは可能性さえ掴めれば何かを成すチャンスも巡って来る可能性があるわけですからね
ヴィンスはセレンを気に入る以上の感情を持っている気がしますね、しかし貴族は色々なしがらみがあって大変なのでしょうね
ちなみにセレンは自分に左手を使わせた的なことを言っていますが左利きなのですかね?
基本的に左利きの人間は少ないので不意に使えばかなり有効な戦術になりますね
作者からの返信
おそらくヴィンスは主人公の正体に大まかなアタリを付けています。
それについては彼の家柄や事情に多少なりとも関係する事なので、当たっているとは限りませんが後の展開で判明する…かも知れません。
利き腕に関しては、訓練すれば後天的に矯正する事は可能ですが『絵』と『刃物』の扱いだけは非常に長く苦しい期間を要します。
利き腕並に上手く扱えるようになるまで少なくとも十年以上の歳月が必要となるでしょう。
尤も、この世界では『法力』の扱いも利き腕有利な様ですが…。
第6話への応援コメント
"初見の敵と最初に戦う者のリスクは非常に高い"
わかりみがふかい
"ただ討伐するだけでなく、有効な打開策を探れたら増額してやろう」
「うーわ面倒な注文入りました〜"
しびれるぅぅぅぅぅこれだけで人身掌握に長けてることがわかるぅぅぅぅ
"後方では騎士達は剣を構えたまま命令を待っていた"
げきすこ
"お前達! 傭兵にばかり活躍させて恥に思わんのか、騎士の誇りを見せろ!"
よいチームは全員がリーダー務まること!
作者からの返信
魔物と初めて接敵した者が二の足を踏むのも致し方ありません。
金で雇われた主人公であっても慎重に探りながらの戦闘です。
仮に一瞬のチャンスを見極めて全力で畳み掛ける事が可能であっても、他の騎士達にも倒し方を見せなければなりません。
素人目では捉えきれない動きはなるべく控えて、制限された手段だけで初見の敵を倒す。
中々に面倒な注文ですよね。
第14話への応援コメント
圧倒的な差はあるもののヴィンスは二つ名持ちの実力者相手に良く耐えた方だと思います、無論セレンは手加減しているでしょうが
中隊長なので指揮専門かと思っていたのですがそこそこは強いのですね
帝国式の歩方を使えるのは彼女はかつてそちらでの従軍経験があるのでしょうかね?それともそちらで雇われていた時になんとなく覚えたとかでしょうか?
当人は否定していますが単なる傭兵にしては不思議と結構な教養や学の高さがあるので元軍人の傭兵でもおかしくはないと思うのですが・・・何かしらの嫌な思い出があるのでしょうかね?
作者からの返信
コメントありがとうございます。
主人公が余裕そうなので分かりにくいと思われますがヴィンスは剣術に関して言えばかなりの腕前です。
もちろんルール有りでの話になりますが、参戦している軍の騎士達の中でも上位に入るでしょう。
ヴィンスが指摘した歩法もそうですが、主人公の剣の扱いには違和感ある点がいくつもあります。
ひとまず彼は主人公が槍が専門だからだと判断したようですね。
ちなみにヴィンスが帝国式の技術に敏感だったのは所属国の仮想敵が帝国なので、帝国との戦争になった場合に召集される可能性のある士官候補には対策を教育されているからに他ありません。
そこは主人公の無意識の選択ミスでしょう。
第19話への応援コメント
すみません、このどうしようもない伯爵嫡男も、総大将扱いですよね……。
うわー、嫌だ……。
こんなの出たら、士気下がるどころじゃない……。
襲われたら人を盾にして逃げ惑うのが安易に想像できます……。
作者からの返信
戦時という特殊な環境下においては将として参戦しなければならない貴族の領主。
これは義務であり逃れることは出来ません。
この伯爵嫡男は臆病で人命を奪う力に忌避感を抱くという性格は、平和な時においては悪くない形で発揮されるかも知れません。
おそらく近隣領主とも敵対することは回避するでしょうし、人命を脅かすようなヤバい物にも手を付けないでしょう。
しかし今は戦時下。その性格が悪い方向へと向いてしまいかねない状況です。
敵は近隣領や隣国ではなく、海を渡ってやってきた侵略者。良い部分がほとんど発揮できず明らかに旗色が悪いですね。
彼がこの先どちらに転んでいくのか、それは物語の先でご確認ください。
第17話への応援コメント
すみません、ちょっと表現が変なところがありましたので。
ーーーーーー
「ふん、気に入らんに決まっている! もしヴィンセント様がたかが傭兵の女に負けたなどという噂を流れでもしたら全体の士気に関わる!」
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「噂を流れでもしたら」……「噂が流れでもしたら」、もしくは「噂を流されでもしたら」だと思うのですが。
文章も洗練されていらっしゃるので、珍しいですね。
副隊長、あれ、礼言ったんですか……。
とことん、困った人ですね。
まあ、礼を言うという考えに至ったことが驚きです。
ご飯、冷めましたね……。
セレンは本当に、戦争が憎いようですが……今回で引退できて、ロナさんと結婚できるといいですね。
本当、故ダイアナさんも地雷撤去に力入れていらっしゃいましたが、戦争の負の遺産放置はとことん自分勝手です。
そういえば、ヤングインディージョーンズという映画だったかドラマだったかで、アフリカの部族の人とヤングインディージョーンズとその師匠が話してて、「そっちの戦争では人は何人死ぬ?」という問いにヤングインディージョーンズは「たくさん」と答えたら「10人か!?」とアフリカの方がびっくりして。
「10人より多い」と答えたら、「そんなに死んで、どうやって家族に償うんだ……」とアフリカ部族のかたが絶望したのが印象に残っています。
師匠が、「ここでは戦争で人が死んだら、鶏などの食糧で家族に償うんだ」と教えたら「人の命がたったその程度ですか!?」とヤングインディージョーンズは反論するんですが、「たったその程度でも、価値を認めて償うんだ」と言われて何も言えなくなって黙り込む、という内容で。
本当に、戦争において人命の価値はないですよね。その後のことも考えない、愚行です。
まあ、人間の仕組みから言って「みんな同時に武器捨てましょう!」という楽観論は通らないのは分かっていますが。
それに、戦争で科学が発展したという、否定したいけどできない事実もありますからね……。好きな乙女ゲームで最終テーマでした。
平和な使い道で発達してほしいものです。
作者からの返信
ご報告感謝します。
細かい部分での見落とし、誤字脱字はあると思いますので気が付かれましたら今後もご指摘よろしくお願いします。
この国では騎士や兵士が亡くなれば所属する国や領からそれなりのお金は出ます。
しかし傭兵は身元の確かな地元傭兵が強制徴兵により正規軍に参加したり指名依頼でもない限り、一切遺族へお金は出ません。
フリーランスの傭兵は本当にリスキーです。
ちなみに大銀貨3枚という価値は作中では明言されていませんが、舞台となる国での一般的な成人した平民一人が一ヶ月暮らす上で、不足なく贅沢もしない程度の金額です。
一ヶ月の生活費と考えれば平民からすれば中々の金額なのですが、それを高いと見るか安いと見るかは立場によって容易に覆る微妙な所でしょう。
第16話への応援コメント
昔の日本の戦場では、誰かが敵を討ったときに、他の人に証人を頼んでいたらしいですね。
何人斬ったか、互いに証人になって、手柄として報酬をもらったとか。
混戦の戦場でそこまでしないと、報酬ももらえないというあたり、勝った軍に居たから安泰ではないんだなぁと思いました。
「作戦なんてねえよ。本隊同士がぶつかったら美味しい所を横からかっさらう。金は面倒だから自分が殺った分を取る。傭兵流でいいだろ?」
まさに、そういう世界だと思いました。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
まさしく、この世界においても手柄を数えるにあたり様々な問題がありました。
法力印という手形のようなシステムで自分が倒した印を個人差のある法力を刻む方法で判別していますが、それも完璧ではない模様です。
一応、参戦前に傭兵組合を通して領主への届け出をした法力印だけが有効だとか細かい話はありますが、誰が倒したか分からない亡骸に印を刻むなど不正も可能なので。
ご指摘の様に証人を立てる、書記官や記録係に頼む、などの方が揉めた際に信用度は上だったりします。
第13話への応援コメント
指揮官は感情だけでは務まりませんからね、それでも副官の事を大切に思うヴィンスには好意を持てますね
しかしちゃんと指揮官として切り替える時は感情に流されず切り替えられていますし貴族でありながら実力さえあれば傭兵を見下すような事もしないである程度の無礼も受け流せるのは良い将なのではないでしょうか
実戦での実力者同士の戦いは単純な戦闘力だけではなく、能力的な相性や周りの状況等の不確定要素も入って来ますからね、そういった事を加味するとどちらが強いか断言しないのはセレンが優秀な証拠だと思います
セレンが一応ヴィンスを上官と思っているのは彼のことを少し気に入っているのでしょうか?戦死しないように忠言までしていましたし
作者からの返信
仰る通り、ヴィンスはほどほどに優秀な指揮官と言えます。
傭兵相手でも不当な扱いはしませんし、傭兵とは名ばかりの死体漁りの浮浪児を百名に加えても理由がしっかりしているので追い出しもしませんでした。
自分の隊が敵将を討つための布石という意味での下心はありますが、根が善良なので無能でも忠誠心が厚ければ見捨てませんし、信用ある働きには見合う評価もします。
しかしながら『狡さを使わない』という事は不利な状況に陥る隙へと繋がる可能性は捨てきれません。
部下からすると大変良い上司なのですが、主人公から見ると『甘さ』の部分が少し不安になる所なのでしょう。
第15話への応援コメント
セレンにとって、あくまで「客」と自覚してくれましたね。
流れから、ヴィンスがトチ狂わないか心配だったのですが。(結婚したい相手が既にセレンにはいますからね……)
ボンクラが女性を遠ざけたことからも、女性に不慣れな感じはしましたし、間違ったフラグが立たなくて良かったです。
セレンの言葉で、何か吹っ切れてくれたようですし、生きて帰ってほしいものです。
どんな事情があるか、分かりませんが。
作者からの返信
負けてあげる気ゼロの主人公ですが、あれはあれで全力を出させてあげる接待試合だったりします。
金払いのいい客にはちゃんと義を尽くす精神。プロですので。
ヴィンスはあれですね。
主人公に一目置く、主人公に理解がある、主人公を高く買う、悲壮感がある、目的が明確、イケメンなのに未婚!
と、恋愛要素ふんだんに盛り込んでいますが主人公にはあまり響いていません。
鈍感とかではなく、戦場に対する心構えが完璧にプロなので響く響かない以前の問題ですね。
逆にヴィンスは、これが恋心なのかどうか判断ついていませんでしたが、性別とか関係なしに『やだなにこの傭兵カッコイイ』とちょっと感じてるフシがあります。
もはやスーパーヒーローとヒロインの性別逆転した距離感です。
第13話への応援コメント
ボンクラは、父親の部下でしたか……。
ヴィンスは、思っていたより現実を受け入れそうですし、手合わせに邪魔が入らず、きっぱり無理だと諦めてくれればいいのですが。
それにしても、しちめんどくさい人の部下になると、しちめんどくさいことになりますね。
踏ん切りつけるにも儀式が要るとは……。
貴族の誇りだかなんだか知りませんが。付き合わされるセレンも大変ですね。
作者からの返信
立場的に貴族からの依頼はそこそこ受けているせいなのか、主人公は割と貴族関係に理解があります。
それと同時にバカバカしいとも思っていますが。
ヴィンスは二十代半ば少し上。
貴族、イケメン、金払い良し、出世はそこそこ、頭も悪くない。
かなりの優良物件です。
なのに未婚なのは、副隊長が悪いのか、身持ちが固いのか、それとも長所を全部打ち消すほどの欠点があるのか、家の事情なのか、何か事件があったのか…。
第11話への応援コメント
副官たちの怯えよう、ボンクラは駄目。
それに対して、先の魔物の時に騎士団が居たときとは違って、傭兵たちはきちんと自分の利益と役割を判断してセレンの指示に従うところが、「やっぱり騎士団情けないんじゃ?」と思ってしまいました。(;^ω^)
そもそも、ヴィンスに女性が言い寄るといけないと、ボンクラが編成を男ばっかりにしたという時点で、こいつら何しに来た?と思っていましたが。
ところで、この魔物……敵の放ったものでしょうか?
前も、敵が持っていた壺から出ましたしね。
でも、人間が制御できると思えないし、そんなことできるならもっと別のことすると思いますし……続きが楽しみです。
作者からの返信
騎士達は魔物を倒したり敵兵をいくら倒しても、よほどの手柄を立てない限りボーナスは出ません。
なので直接上官から命令を受けない限りはリスクや責任を負うような真似は避ける傾向にあります。
騎士は貴族を守るのが仕事ですからね。それ以外の事では命の安売をしません。
対して傭兵は雇われ者。
一律の給料が支払われるものではなく、仕事をしないとお金が貰えないので多少のリスクでも割に合うなら引き受けます。
という事で騎士のスタンスを重々承知している傭兵達は、ぶっちゃけ騎士を当てにしてなかったり。
魔物については追々物語の中で明らかになっていきます。
第12話への応援コメント
まだ二度目なのにすでに魔物を倒す戦略を確立している感じですね、傭兵達の扱いも流石です
法撃は法力を纏った強力な攻撃か何かでしょうか?それとも遠距離から法力の力で砲撃みたいなことをするのですかね
魔物の部位を剥ぎ取って武器を作るとかとても強力な武器が作れそうですね、やはり普通の武装よりも高値で取引できるのでしょうか
作者からの返信
コメントありがとうございます。
法撃については本編で語られますのでそちらを参照してください。
魔物の素材についてはこの地域では無知な者ばかりなので有効利用するには知識を持った余所の人間に頼るしかありません。
おそらく魔物素材の取引の無いこの領では売却することすら難しいでしょう。
しかし通常の動物と違い魔物は『法力』を身に纏えるのが最大の特徴です。
すなわち法力を通しやすい武具を作るのには適した素材ということになるので、法力使いにとっては貴重な素材になるのは間違いないなさそうです。
第11話への応援コメント
ここが蜘蛛型の魔物の生息地なのでしょうか、それとも敵が捕らえていたヤツが逃げてウロウロしてたんですかね?
中隊長にだけ報告させたのは報酬の交渉の時に副官が余計な口を挟まないようにする為でしょうか
ハルバード使いは動く死体という魔物を討伐した事があるとのことですが法力が使えるということですかね?
それとも動く死体は法力の力がなくても討伐可能な魔物なのでしょうか?
前回と違って今回は蜘蛛型の動きや能力を掴んでいるので前よりは苦戦はしないかもしれませんね
作者からの返信
この段階では既に主人公は交渉ごとに副隊長を交えるのは妨害にしかならないと判断してのことでしょう。
法力の有無が魔物の強さに直結するので弱い魔物なら法力無しでも一応倒せますが、そんなリスクは負いたくないのが正直な所です。
というわけで法力の使える者でなければ弱い魔物でも交戦は避ける傾向にあります。
そうした理由から、おそらくハルバード使いは少しなら法力が使えると主人公から判断されたようですね。
第7話への応援コメント
コメント失礼します。
企画の参加ありがとうございます!
戦乙女というワードと序盤の風景描写から『お淑やか気高い系戦乙女か!?』と予想していたら、いい意味でクセの有る戦乙女が出てきたのでニヤリとしています。
セレンは戦場を生き抜く強さと知性を兼ね揃えて、擦れている所もニヒルでかっこいいと思ったら……自称か弱い乙女を出してきて笑わされてしまいました。もっと好きになりました。
セレンだけでなく、彼女と上手く渡り合えてるヴィンスとの関係も今後も気になるところです。
セレンは敵を倒し無事にロナとデート出来るのか……続きが楽しみです!
作者からの返信
感想ありがとうございます。
現在まだ一章しか掲載していませんが、一章だけでもしっかり物語として完結していますので安心してお読みください。
読者の皆さんの持っていた戦乙女に関する知識。先入観。読み始めに感じた印象。
それらの間にある溝が一章の終わる頃に纏まっていく作りになっておりますのでご期待くださいませ。
第10話への応援コメント
雑な罠をいくつか仕掛けてその中に本命の殺意の高い罠を隠しておくという感じでしょうか、戦時中に仕掛けた罠が放置されているせいで後世の人達がその被害を被るのは現実でもよくある話しですね
今回のセレンは戦争の理不尽に怒ったりとかなり常識的かつ人情味が垣間見えました、そういった事は知ったことじゃないと思っていそうな感じだったので意外でした
敵兵を罠の解除に利用したのは合理的な手段だというだけではなく、罠を仕掛けた者達への怒りの感情と報いを受けさせる意味合いもあったように感じました
大金を稼ぐ理由が傭兵を廃業して彼氏と暮らすことみたいですし戦争に対しては明確な嫌悪感もある様子、自分をクズとは認識しているみたいですが傭兵として必要な事を効率的に行う判断が出来るけど好き好んでやっているわけではないということですね
そんな彼女が何故傭兵をする事になったのか、会話や考えから教養はあるみたいですし過去が気になるところですね
作者からの返信
コメントありがとうございます。
罠に関してはそうした工作のプロの仕掛ける巧妙で効果的な物が混じっていますが、敵地で数を揃えるのは短時間では難しいものです。
そこで一般兵に簡単にレクチャーして量産させた簡易的な罠を配置することで本命を紛れ込ませている形なのでしょう。
主人公は専門的な知識があるのでそれに勘づいており、実用的ではない体裁だけ整えた嫌がらせのための罠に苛立っています。
彼女からすれば心血注いだ本気の罠より、しょーもない無駄な罠の方が圧倒的にギルティです。
少ないコストでも効果的だと分かるから尚更でしょう。
このしょーもない罠を仕掛けた連中を使っての罠潰し策は、その身をもって大した覚悟も無くやらかした責任を取らせる気持ちは半分であり、もう半分は『効果的だからという理由だけで何でもやるのなら、こっちも同じく効果的だからという理由だけで何をしても文句は無い』と判断したからです。
これなら理屈の上では彼女は何も悪いことをしたことにはなりません。
何しろそれがこの場においては常識であり、相手側が先に認めた『踏み越えていいボーダーライン』になるからですね。
もっとも、この方法では彼女の受けた心的ストレスは解消されませんが…。
相手にも同じストレスを与えることで、今後もボーダーラインを越えるなら同レベルの仕返しは必ずする、という警告を刻むのが目的でもあります。
他の傭兵には分からなかったようですが、これは冷静に怒れる者しか取ろうとしない策です。
第28話への応援コメント
セレンの基準からすると、馬>犬>他人なんですね😅
作者からの返信
実はこれ、主人公の意図的な言葉足らずが招いたすれ違い部分なんですよね。
馬も犬も戦争をしません。
少なくとも、地上で戦争をするのは人間です。
つまり馬も犬も『道具』として戦争で消費される被害者と言えるでしょう。
主人公からしてみれば「自分達の戦争に他の命を巻き込んでんじゃねえよ!」といった心境ですね。
物語冒頭に前の馬を逃がした理由もそれが原因だったりします。
(逃がしたアルデバランは臆病な性格だったという裏話)
馬を襲う犬を駆逐するのは、犬は命ぜられて人を襲いますが馬を襲うのは犬自身の意思だからです。
つまり道具としての殺生ではありませんので対等な命のやり取りに当たり、この件に関してなら犬は被害者ではなくなります。
そうなれば純粋に脅威の排除を行うことに躊躇いは無くなります。主人公も馬を連れていますからね。
躊躇いの無くなった主人公の対応は…、ここまでお読みになられたのならお分かり頂けるでしょう。
命のやり取りに一定の基準を持っているからこそ、殺すと決めたら罪悪感を脇に置いて迷いなく実行できる。
という遠回しな表現を冒頭からここまでの行間に忍ばせていたりします。
分かりにくいかも知れないと思ったので、これも機会だろうと考えてここで解説を入れさせて頂きました。
長文大変失礼いたしました。
第9話への応援コメント
今と違って詳細な地図はとても貴重なのでしょうね、しかしセレンはさすがに歴戦なだけあってやり手ですね、正規の兵士と違って傭兵はどれだけその仕事で相手から報酬を引き出せるかがこの業界で生き残る為に大事ですからね
副隊長は堅物な軍人らしい性格なせいでセレンに上手い感じに転ばされているようでなかなか大変だ
セレンも実力は本物なので離脱されては困るので作戦が終わるまでは無下には出来ないのも事実ですからね
作者からの返信
コメントありがとうございます。
この辺りは駆け引きですね。
正規軍と傭兵では認識に違いがありますから、正規軍としては傭兵なんて都合よく使えるに越したことは無く、傭兵としてはなるべく高く売り込みたい。
どれだけ相手から譲歩を引き出せるかが鍵なのですが、副隊長と主人公とでは経験の差が出てしまったようです。
第10話への応援コメント
はじめまして、Terran.31様
コメント失礼します。
強くて口が悪くて、正義感があるセレンはとても魅力的な人ですね。しかも、戦争の悲劇をちゃんと分かって自分をさげすむ事も忘れない。
お金を稼ぐ目的が気になりました。足を洗いたい、その向こうにはロナがいるのでしょうか? 気になるところです。
作者からの返信
感想ありがとうございます。
傭兵は自由業です。そして旬の期間が短く、大きく稼げる年齢は限られています。
一般的に老後の事まで考えると、どこかの貴族や商会に専属として雇われるのが一番ですが、束縛が嫌なら稼げる内に貯め込んでおく必要があるでしょう。
主人公の場合について詳しくは語られていませんが、あまり束縛を良しとする性格では無さそうですよね。
引退して誰かと一緒に暮らすのであれば尚さら現金が必要になるかも知れません。
編集済
第51話への応援コメント
コメント失礼します。
第一章拝読しました。語り合い互いを知り、仲を深めたヴィンス。愛でて共に戦ったベテルギウス。彼らと生きて会えると思っていたのに、まさかセレンを刺殺したやつにやられるとは思いませんでした。神様にあえて、奇跡的に生き返ったと思いきや、セレンの失ったものはでかい……。生きるために戦ったといえど、他者によって守るべき相手を喪わされたのは失敗したという言葉では表せないですね。戦争の醜さを知るからこその彼女の嘆きは本当に心が苦しかったです。けれど、神様のもとで戦乙女として働くことになったセレンは、現世でこの先どのように戦うのでしょうか? 見届けたくなります。セレンはこの嘆いた分だけ、彼女は力強く地面に足を踏みつけて進んでいくのでしょう。そんな彼女の先に祝福あれとしか言えないです。
作者からの返信
第一章の最後までお読み頂きありがとうございます。
お疲れ様でした。
自我が強過ぎるが故の苦悩と嘆き。
大きな挫折と共に文字通りの【天職】に就いた主人公の物語。
これからが本番です。
第二章は少しばかり難物でして、公開にはもう暫くかかりますが引き続きお付き合い頂けたら幸いです。
第51話への応援コメント
楽しく読ませていただきました。
豪放磊落な主人公セレンの暴れっぷりもさることながら、傭兵たちの戦い、そして死んでいく様、それらが印象的でした。
それを見て心乱されつつも、自分を全うするために戦い続けるセレン……本人にはそんな気はさらさらないでしょうが、英雄じみた振る舞いに見えますよね、傍目には。
第二章はよりパワーアップしたストーリーが出てきそうですね!
まだ回収されていない謎もある中で、セレンはどんな戦いに身を投じていくことになるのか……。
続きを楽しみにしています!
作者からの返信
ここまでお読み頂きありがとうございます。お疲れ様でした。
第一章とは銘打っていますが、一つの独立したシナリオとして完結しています。
それと同時に、もっと壮大な物語における序章部分でもありますね。
あまりWEB小説向けではない構成なので、読み始めから中盤までの印象と、終盤を読んでからの印象ではだいぶ変わったのではないでしょうか。
数ある作品の一つではありますが、何かしら引っかかりを憶えて頂けたら幸いです。
第二章の執筆も進行中ですので掲載した際には是非またいらして下さいませ。
第1話への応援コメント
企画から参り、拝読させていただいております。
冒頭の戦闘シーンから大迫力ですね!
戦乙女の語り口も面白くてテンポよく、非常に読みやすいです。
強い女性主人公も大好きなので、大変楽しく拝読しております。
そして、世界観は北欧神話モチーフでしょうか。自分も、北欧神話が好きでただいま資料を集めているので、とても勉強になります!
引き続き、楽しく拝読させていただきます!
作者からの返信
感想ありがとうございます。
オリジナルのファンタジー系はセオリーとして設定の説明を入れなければならない物なのですが、敢えて説明無しでテンポを重視した開幕というとても不親切な設計になっています。
ちょっと冒険したのですが、良い方に働いたのだとしたら少し安心しました。
引き続きお付き合いくだされば幸いです。
こちらも読んで学ばせて頂きますね。
第35話への応援コメント
前話が33話となっていて、今話は35話となっているのですが、これは数字の誤りでしょうか? 気になったので、取り急ぎご報告まで。
ご覧になりましたら、こういった報告はコメント欄を汚してしまうだけだと思いますので、速やかに削除のほど、よろしくお願いします。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
困惑なされるのは無理からぬ事なので、説明の場としてこのまま残しておいて頂けるとありがたいです。
第34話は存在していますが作者側の都合でカットしております。
内容に問題があったり出来が悪いとかではなく、ストーリー進行上ややテンポが悪くなると判断して抜きました。
なので飛ばしてしまってもストーリー上の齟齬や不都合はございません。
読者の皆様には混乱させてしまう作りにしてしまい大変申し訳ございませんでした。
また、オマケ要素として本編終了後に期間限定公開している事がありますので、興味がありましたら覗いてみて下さい。
第8話への応援コメント
傭兵は正規の軍人と違いある程度は好きにできますからね、その代わり切り捨てられるリスクもありますが
そういうリスク管理が出来るのも腕利きの傭兵故ですね(それが出来ない者は長生きできないのでしょうね)
寄せ集めの傭兵は平民上がりや賊っぽい者も多いみたいですがやはりこの世界では教育はある程度の地位や資金力がある者しか受けられないのですかね?
アマンダとセレンは軽口で言っていましたが、彼女達の教養の高さは長く傭兵稼業で生き抜いた故でしょうか?
それとも軽口は事実でアマンダは元軍人だったとか?情報収集の高さは軍人時代のツテがあるとか?
セレンの口の悪さに隠れていますが、所々で交渉の巧みさや様々な知識がありますが没落貴族だったとか?
最後に少し企んでいましたが果たして上手くいくのでしょうか
作者からの返信
教育に関しては地域柄に左右されるので一概には言えませんが、舞台となっている国での教養の高さは概ね親の身分で決まりますね。
アマンダと主人公は付き合いが長く、互いに踏み込まないものの何かしらの理由がある事を察しているのでしょう。
地域に根ざしていないフリーランスの傭兵は、元の地域には居られなかった理由があるか変わり者かの大体二択です。
第15話への応援コメント
コメント失礼します。
強い女性でちゃんと実力もあって冷静な判断ができる。セレンには魅力がありますね。ヴィンスと同じように彼女を追ってしまいます。
戦う場面もかっこいいし、登場人物たちがその場に生きていることが感じます。何よりその戦場の緊張感が伝わるのがすごいです。
名前付同士の戦い。どんなものになるのか、ゆっくりと見届けさせていただきます。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
こちらも作品を楽しく読ませて頂いております。
人物同士の生きたやり取りに関しては一昔前の洋画やドラマの影響を受けているかも知れません。
戦場での人間同士の掛け合いは大昔からあまり変わっていませんからね。
この先の戦いもどうぞご期待下さい。
第7話への応援コメント
ついにセレンが愛槍を抜きましたね、魔物が蜘蛛型ならば確かに節足を斬りつけるのは効果的でしょうね
法力は腹の底から湧き出る感覚なのは体内の気等のエネルギーが法力の元という事でしょうか、魔物はやはり人間以上のエネルギー容量を持っているみたいですね
魔物の最後の断末魔は所謂恐怖や恐慌等の精神に重圧《バッドステータス》等を掛ける系の技能《スキル》か何かでしょうか
魔物は全種法力を使った身体強化が出来るのでしょうか?
それだと法力で強化していない武器等では討伐し難く対人を想定した兵士だと討伐難度も上がりそうですね
封印して運んでいたのは奥の手として使うつもりだったのか、それとも最初から敵地で暴れさせる為にわざと雑兵(という名の捨て駒)に危険な敵地に運ばせて見つけさせたという可能性もあるのでしょうか?
セレンは連携できないから使わなかったと考えていましたが、操れるけど所持数が少ないので前線に出さず最終防衛戦で残りを投入する可能性も考慮する必要はあるのでしょうかね
作者からの返信
法力については徐々に明かしていく予定です。
とはいえ傭兵という職業柄と言いますか、心得のある者でも大半は使えるから使ってるだけで詳しい者はあまり居なさそうですね。
魔物については現状では多く語られませんが、少なくとも人に害なす存在だという共通認識はあるようです。
断末魔もそうですが、魔物の生態が生理的に人類には受け付けられないという可能性は高そうですね。
主人公は基本的に観た物を信じるタイプなので、壷一つを後生大事に運んできたのであれば貴重品ではないかと思ったわけです。
これが複数運んできたのであれば沢山あると解釈していたでしょう。
真相は先のお話でご確認下さい。
第51話への応援コメント
ここまで読ませていただきました…!!!
めちゃ楽しかったし面白かったです!!
地の文の言い回しが多彩で、くどくないというか、とても読みやすかったです。
終盤は怒涛の展開で心揺さぶられました、、ヴィンスとの絡みがもっと見たかったな〜と思いつつ、あの綺麗な別れ方で良かったのかな〜とも…
これからのセレンの活躍も楽しみです!
作者からの返信
第一章、完読大変お疲れ様でした。
地の文に関しては意図しての事ですが、クドくなっていないか心配していた部分ですね。
「大事な事なので二度言う」という有名な言葉がありますが、この作品では言い回しを変えただけで二度どころか三度以上だろうと平気で繰り返す場面もあるので…。
敢えてセオリーも文法も手法も一貫させずに破壊して自由な表現をする事に注力しているので、作文の先生には絶対に怒られる文章だと思われます。
一時期休んでいましたが現在は第二章を鋭意執筆中なので、投稿を再開しましたらまたお付き合い頂ければ幸いです。
(むしろ、ここまでが長いプロローグみたいなものですから)
第6話への応援コメント
法力で封をしたということはこれから倒そうとしている敵にはこの魔物を封じ込められる程の法力の使い手がいる可能性があるわけですね
疑問なのですがこの世界って魔法はあるのでしょうか?
法力と魔法は別で存在しているのかこの世界では魔法の代わりに法力があるのか
一応セレンが法力を使えるのは魔物対策の為でしょうかそれとも単に戦う手段が多いに越した事はないから
魔物の中には訓練を受けた兵士単体で倒せる弱い物もいるのなら必ずしも倒すのに法力が必要というわけではないのでしょうか?
作者からの返信
先の展開のネタバレにならない範囲でお答えします。
自軍の法士でも魔物を封じた壷は初見という事で、調べた内容が明かされない限り詳細はわかりません。
しかしこれほどの兵器を誰も知らないという事は、技術が確立されたのがごく最近で、まだ洗練されていないと考えるのが妥当かも知れません。
であれば、一度でも凌げれば脅威度は大きく落ちます。
新手への対処法の確立に高い報酬を支払うと提示したのもその辺りを考慮した上での判断でしょう。
新兵器対策マニュアルをベテランに実演で作って貰えば怖さも半減ですからね。
魔法は舞台となっている国ではお伽噺の一つ、架空の力として認識されています。つまり私達の思い描く空想や神話みたいなものですね。
法力の認識や性質については先を読み進めながらご確認頂けたらと思います。
第5話への応援コメント
正規軍とはいえ戦場での戦時食は余程階級の高い者でない限りは携帯している簡素な保存食だと中世の動画で観た記憶があります
セレンは腕利きなおかげであまり一般兵の食事と縁がなかったのでしょうね
壺の中の存在が敵の兵器だとすると、実はわざと捨て駒の兵に作戦を知らせず護らせて奪った敵を内部から攻撃させる作戦でそれにまんまと引っ掛かったとか?
法力はにわかと語っていましたが、セレンも一応は使えると言う事でしょうか、因みにセレンって市民から傭兵になったクチでしょうか?
作者からの返信
感想ありがとうございます。
ご指摘の通り戦場食はかなり質素な物です。
この時点では同行している隊もまだ激戦区には到達しておらず、美味しくなくても温かい食事が出ているだけマシでしょう。
並以下の傭兵は基本的に食費を切り詰めているので凄惨たる有り様ですが、逆に腕の良い傭兵は楽しみがそれ位しか無いので飯は不味くても嗜好品の持ち込みで口を紛らわせる傾向にありますね。
なので飯の不味さに文句を言う主人公はちょっと変わっているかも知れません。ましてや残そうとするなんて…。
壷や法力に関しては後々の展開でご確認下さいませ。
この作品では登場人物の何気ない一言やボヤきにも意味を持たせているので、これからも考察していって下さい。
第30話への応援コメント
慣れの有無もあるのでしょうがアマンダの戦鎚よりもセレンの槍の方が関節を狙って切断出来るので相性が良いのですかね?
魔物戦の経験を積ませるためにあえて手を貸さない選択をするセレンもそれを察して正論と即座に切り替えて恨み言も吐かずにすぐに行動出来るアマンダも流石ですね
しかしここで予想外の事態が、まさかまだ魔物がいるとは、アマンダも慣れれば大丈夫だったのでしょうが魔物の法力を含んだ赤いモヤの影響で少し暴走気味な感じですが大丈夫でしょうか
そして遂にアマンダの必殺の一撃が振り下ろされた感じですね、どれ程の威力なのでしょうか