第46話

午後の2時間も終わって、わーい放課後ーーー


今日も頑張った。


コンビニ寄って帰ろ。


「すみれちゃーーん。待ってーー」

ん?私?を大声で呼ばないで…山川さん…

「呼び止めてごめんね?今日も放課後バスケするんだけど、すみれちゃんもどうかな?」


「あ…私は…すみません今日用事があって。あの、私、家で練習しておきます。」

「そっか。残念。来週から朝練するし、よかったら来てね!」

「あ、はい。でも私、朝に弱くて…頑張れそうな日があったら行かせてもらいます。」


「うんうん。無理しない範囲でぜひきてね!じゃあ、またね!」

「はい。すみません。また月曜に。」


山川さん、は、悪くない。悪くないんだよーーー。むしろ良い人なんだけど…

来るな圧もいただいてるし、目立ちたくないし、、、毎回断るのも申し訳ないし、、め、め、め、めんどくさいよう…


とりあえず考えるのやめよ。スイーツのことだけ考えながら帰ろっと。


電車を降りてすぐのコンビニに寄ろっかなー。何買おっかなー。っと、もう降りる駅。あぶないあぶない。

 

トントン。ん?肩叩かれた?振り向くと、

わっ、指がほっぺに刺さったー


「あははっ」

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