きみに恋したぼくを愛して

ウヅキサク

海を映す瞳

 ボクがいつもの様に一人ぼっちで海を泳いでいた時、薄汚れた様な寂しい岩場の上に、「その子」は一人でぽつんと座っていた。別にそんなのは珍しい事じゃなかったのだけど、その子があんまりにも寂しそうに膝を抱いて縮こまっていたから、思わずいつも一人で寂しかった自分と寂しそうなその子の姿が重なってしまったのだ。だからかもしれない。ボクが、その子の前に姿を現してみようと思ったのは。

 ボクはニンゲンの暮らしに興味があって、よくニンゲンの住んでいる場所がもの珍しくてよく浜辺からこっそりと、くるくるとよく動く彼らを眺めていたりしていた。ニンゲンが船の上から網を海に投げかけて驚くほどの数の魚を捕まえたり、波打ち際で何かを拾っていたり、魚を囲って逃げられない様にして何匹も閉じ込めていたり、そういうものを見ているのを見るのは目に新しくて、無条件に面白かったのだ。

 でもうっかりニンゲンに見つかったりすると、彼らはみんな血相を変えて逃げていったり、石を投げつけたりした。酷い時には尖ったモノのついた棒で身体を貫かれた事すらあった。

 でも、その子はそういったニンゲンとは違った。海面から顔を出したボクを見ても怖がるでもなく、逃げるでもなく、ただじっとボクを見つめていたのだ。

 だからボクは、じっとその子の目を見つめ返した。その子の目は微かに蒼みを帯びた黒で、ボクが潜った事のあるどんな深い海よりもずっとずっと静かで澄んだ黒をしていた。太陽の光がその子の目に映りこんで、海の底の中に一点だけ、眩しいくらいに輝いているのが何となく勿体ない様に思えた。

 あの一点さえなければ、この目は完璧な深くて美しい深海の様な色に見えるのに。

 そんな事を思いながらその子の目を見つめていると、急にその子がボクから目を逸らし、うつ向き気味に首を垂らした。前髪が太陽の光を遮ってその子の目元に影を落とした。

 今、瞳を覗きこんだら美しい深海が見えるだろうか。

 ボクは少し、海から身を乗り出して岩の上に身を押し上げた。苦労して身体の向きを変えながらその子の顔を覗きこもうとする。その子は怪訝そうに眉を顰め、ボクの方を振り向いた。目元の影がサッと消える。――ああ、残念。もう少しだったのに。

 ボクは慌てて身を翻して海の中に飛び込んだ。そうして水面から顔を出してその子の方を見る。

 それまで微動だにしなかったその子の身体が、じり、とボクの方に傾いた。光の入った黒い瞳がボクを見つめる。逃げようかとも思ったけど、でもこのニンゲンは最初にボクに気がついた時にボクを攻撃してこなかった。だから大丈夫だろうと思って、ボクからも少しその子に近づいた。

 その子が少し身体をボクの方ににじり寄せ、手を伸ばす。細くて木の枝みたいな腕だった。――いや、波間を漂う流木だってこれよりはもっと太くてがっしりしているんじゃないだろうか。その子の指先がボクの頬に触れる。水の中で暮らすボクの身体はとても冷たいから、その子の指は熱いくらいに感じた。でも、不思議と危険は感じない。その初めての感触にボクは、そのままじっと動かないでいた。その子の指が一瞬離れ、今度は手のひら全体がボクの頬に押しあてられる。熱が頬全体に広がり、思わず身じろぎをするとその子はパッと手をひっこめた。頬には微かな熱だけが残されて、それが不思議と心地よかった。ボクはチャプンと水に頭を鎮める。この奇妙な熱を心地よいと感じてしまった自分に心底驚いていた。

 きっとその子はボクがこのまま居なくなると思っていたのだろう。ボクがもう一度、そっと水面から顔を出した時に、その子はとても寂しそうな顔でそっぽを向いて俯いていたから。ボクがパシャ、と水面を軽く叩いて音を出すと、その子は弾かれた様にボクの方を振り返って口元を綻ばせた。それからもう一度、さっきよりもずっとゆっくり、こっちがじれったくなるくらいのスピードでボクに近寄る。こんどは、岩のギリギリまで寄ってくる。ボクが顔を上げると、ボクの鼻とその子の鼻がくっついてしまいそうな距離だ。

 逃げようという気は全く起こらなかった。ボクが逃げたら、この子はまたさっきの寂しそうな目をするのだろうな。そう思ったら何故か、胸の奥が酷くざわついた。もう一度その子がボクの頬に触れる。指先が触れるか触れないかくらいに柔らかく。

 ボクはその手に自分から頬をくっつける。じわりと熱が広がり、その熱はすぐにボクの肌に溶けて馴染んだ。その子の目が驚いた様に大きく開かれて、笑った。その瞳には太陽の光と海の反射とが複雑に入りこんで、小さな光の粒がキラキラと輝いている。

 さっきみたいな真っ黒ではなくて、澄んで透明な青色が重なっている様に見えた。ちょうど、深い海の底から海面を見上げた時の様な瞳――いや、それよりももっと綺麗かもしれない――。さっきの深海の様な黒も美しかったけど、この瞳も悪くない。そう、思った。


***


 それから、ボクは毎日の様にその岩場に通う様になった。その子は時々居ない時もあったけれど、それでもほとんどいつも同じ岩場にぽつんと座っていた。最初の方はお互い恐る恐る様子を見合う程度だったが、そのぎこちなさもすぐに溶けて、ボク達は一緒に遊ぶようになった。

 ボクが海から水をかけると、その子はお返しとばかりに打ち上げられて萎びた海草を投げつける。投げつけられるものが無くなると、海に手を突っ込んでボクに水をかけた。別にボクは水をかけられた所でなんともないのだけど、わざと大げさに水から逃げて見せて、その子に水をかけ返す。そうするとその子がとても楽しそうに笑ったから。

 ボクが岩場に身体を乗り上げて見せると、その子は心配そうな顔をして、海水を掬ってボクにかけた。ボクの身体が乾くのを心配してくれているのだろう。

 ボクとその子は一緒に泳ぐ事もあった。その子は最初、泳ぐのは得意じゃなさそうだったけれど、ボクと一緒に泳ぐ様になってからグングンと成長して、まるで魚の様に泳げるようになった。どうやらボクの泳ぎ方を真似して覚えたみたいで、何となくボクは嬉しくなる。ボクのやる様に身体をくねらせて、水の中を自在に泳ぎ回るその子が、水の中で踊る様に揺れるその子の髪の毛が、今まで見たどんな魚よりも美しく、そして魅力的に見えた。

 ボクが泳いでいる時はいつも一人だったから、その子が一緒に泳いでくれる様になって泳ぐのが本当に楽しくなった。深くまで潜るのはどうにも苦手な様だけど、誰にだって得手不得手はあるものなのだろう。

 たまに、ボクとその子は一緒に沖に向かって泳ぎ出す。スピードではボクの方が圧倒的に速いから、その子を追い抜かして先に行っては、クルリとUターンしてその子の所に戻る。そうするとその子は悔しそうな顔をしてスピードを上げた。ボクはわざとゆっくり、その子より少し遅れて泳ぐ。

 速い流れにつかまってしまったり、疲れてしまったりしてその子が大変そうな時はボクの背中にその子を乗せて泳いだ。僕にしがみつくその子の腕や腹から伝わる熱は、海の中で薄れてはいるけれど、それでも消えずに、確かにボクの肌を温めた。

 それからボクは偶にその子の為に歌を歌った。ボクの歌がその子に伝わっているのかは分からないけれど、ボクが歌うとその子は嬉しそうに手を叩いた。だからボクも嬉しくてますます声を張り上げる。時々その子がボクの歌に声を重ねる事があった。ボクの歌と、その子の少しつたない、掠れた様な柔らかい声が螺旋を描いて絡まり合い、波の音に溶けていく。その子の歌声が聞きたくて歌を止めると、その子は恥ずかしそうに口を閉じてしまった。

 何度もその子に歌う様に促すと、頬を赤く染めながらようやく小さな声でその子も歌った。聞き慣れない旋律、聞き慣れない言葉。その子の口から紡がれるそれがとても耳に心地よかった。ボクが即興で歌声を重ねると、その子は嬉しそうに笑った。


 時々、その子はあの海の底の様な暗い眼をして俯いて、ボクの方を見もしない事があった、そういう時には必ず、その子の身体には大きな怪我が出来ていた。ボクは心配になってその子に声をかける。こういう時に、その子と言葉が通じたらなぁと普段は気にならない事が酷く口惜しかった。ボクがその子と言葉を交わせたら、せめて何故そんなに暗い目をするのか聞いてあげられるのに。深海の様な目を覗きこんでみたいけれど、こっちを向いてくれないのに無理矢理覗きこんだら嫌われてしまうかもしれない。それに、その子がそんなに暗い目をしていると何故かボクまで胸の奥がざわざわしてくるのだ。思案の末、ボクは海に潜る。

 浅瀬の砂浜には驚くほど綺麗な貝がよく落ちている。綺麗な物はニンゲンがよく拾い集めているから、きっとあの子も喜んでくれるだろう。

 ふっくらとした、真っ白でつやつやの貝、鮮やかな三色の縞を持つ渦を巻いた貝、淡い茶色にぽつぽつと丸い模様のついた丸みを帯びた貝。どんな貝が一番あの子の気に入るだろうか。

 水面から顔を出したボクを、その子はチラッと見て、また足元に視線を落としてしまう。ボクは思いっきり身を乗り出して、その子の近くに持ってきた貝を置いた。その子は驚いた様な眼をして貝を見つめ、拾い上げる。

 ボクが選んだのは、真っ黒で、光に当てるとキラキラと何色にも色を変える不思議な輝きを持つ貝だった。何となく、その貝が一番その子に似あう様な気がしたから。

 その子はそれを空に翳し、くるくると回す。その度に貝は見せる色を変え、鮮やかな光を放った。その子は目をいっぱいに開いたまま、貝を見つめ続けていた。貝の反射した光が、その子の顔に虹色の影を落とす。

 ――こっちを向いて欲しくてそれを取ってきたのに。

 そう、ボクが思った所でその子がふと手を降ろし、ボクの方を振り向いた。その目はさっきまでとは違って、海底から見上げた水面の様なとても綺麗な目をしている。深海の目は見そびれてしまったようだが、やっぱりこっちの目もとても綺麗だ。すると唐突に、その子は身を屈めてボクの額に唇を当てた。

 手が触れるのとは比べ物にならないくらいの熱。

 ボクは驚いて水の中に頭を沈める。額の熱は、いくら冷たい海水にさらしてもまったく引かないどころか、寧ろじわじわと広がっていくようだった。それでやっぱり、その熱は酷く心地よく感じるのだ。ボクはいまだかつて感じた事の無い感覚に混乱する。この熱は、一体何なのだろう。水から頭を出して、もう一度、とねだる素振りをしてみせると、その子は笑いながらもう一度ボクの額に唇をつけた。


***


 その日、いつもの様にその子の待つ岩場に泳いで行ったボクは、そこで異様な光景を目にした。いつもはその子しかいない岩場に何人もの大きいニンゲンが詰めかけて、その子を取り囲んでいる。どうしたのだろうか。ボクは波の下に身を隠し、岩場の様子を窺った。大きな人間達の口調は荒く、威圧するような響きを持っている。対してその子の声はいつにもまして弱々しく、時折悲鳴の様に高くなった。と、突然大きいニンゲンがその子を殴った。その子の小さな体は勢い良く倒れ、岩にぶつかって転がった。――なんて酷い事をするんだ! ボクは堪らず水面から顔を出し、その男に向かって勢いよく水を浴びせかける。ボクの姿を見た大きなニンゲン達が、口々に何かを叫んだ。

「――!」

 その子が彼らの声を掻き消す様に、今まで聞いた事も無い様な大きな声で叫んで、ボクを見た。見開かれた黒い目。その子の指先は遠い海の果てを指差している。

 ボクはその子と、その子の指さす先を交互に見比べる。何が起こっているのか、全く分からなかった。ただ一つ分かるのは、何かよくない事が起こっているという、それだけ。

 大きいニンゲンが叫び、その子に掴みかかろうとする。ボクはその子を助けに入ろうかと身構えた。しかし、大きいニンゲン達はその子の震える手に握られた、鈍く光る銀の細長い何かを見て、次々に動きを止めた。その子がほとんど悲鳴の様に何かを叫ぶ。――あんな恐ろしい声は、あの子には似あわないのに。その子がボクを振り向いて、もう一度、泣きそうな声をして海の彼方を指差した。その目は揺らぎ、潤み、ぽたぽたと雫を落としている。まるで小さな二つの海みたいだ。その子がまた遠くを指差す。今度の声はもっと余裕がなくて、悲痛な響きを孕んでいた。

 これ以上その子にそんな辛そうな声を出して欲しくなくて、ボクは水に潜り泳ぎ出す。後ろから大きいニンゲン達の騒ぐ声が追いかけてきたが、泳げば泳ぐほどその声は遠ざかっていった。ある程度遠くまで泳いで、ボクはその子のいた方を振り返った。

 ――その瞬間、ボクの目に映ったのは、何かに弾かれた様に岩場から落ちる、その子の姿だった。その子の左の脇腹には、一本の長い棒がつき立っている。

 あまりの衝撃にボクは一瞬身を強張らせ、すぐに岩場に向かって全速力で引き返した。なんであの子が海に落とされたのか、脇腹に刺さっていたのは何なのか、何が何だか全く分からないけれど、何か恐ろしい事が起こっていると本能的に直感した。大丈夫、あの子は泳げるから、すぐにボクの前に泳ぎながら現れてくれる。そうしてボク達は一緒に、あの海の彼方まで泳いで行くんだ。そう、自分に言い聞かせる。けれども、その子が泳いでくる気配はなく、代わりに鉄の匂いが岩場に近づくにつれてどんどん強くなっていった。

 ボクが岩場につくと、その子は海の底にゆっくりと沈んでいっている所だった。その子は手足を弱々しく動かして、必死に水をかこうともがく。ボクは慌ててその子を抱え起こした。驚いた様に僕を見つめるその子の瞳は、海の上から差し込む太陽の光が、波で砕けて幾つも映って煌めいて、まるでその場にそぐわない程に綺麗だった。でもよく見るとその子の目はただ光を反射しているだけで、光に覆い隠されたその下の瞳は酷く虚ろだった。その虚ろな目を和らげ、その子はボクに向かって微笑む。

 よかった、とボクはその子を抱きしめる。腕の中でその子が身をよじらせる。強く抱き過ぎたのだろうかと、ボクは慌ててその子から身体を離した。と、唐突に身体に鈍い痛みと、同時に衝撃が走った。痛みをこらえながら振り向くと、ボクの背中にその子の脇腹に刺さっているのと同じものが突き刺さっていた。

 この痛みは知っている。これは良くないものだ。本能的にボクの身体が逃げる体制に入る。ボクはその子を力いっぱい抱きしめ、泳いだ。水を裂いて振ってくる尖った棒がボクの身体のあちこちに突き刺さるが、それに構っている時間は無かった。早くこの危険な場所を離れないと。ボクは深い深い海の底に潜っていく。海の底ならば、あの痛いものも飛んでは来ないだろう。

 もう少しだから、頑張ってね。ボクはその子の顔を見つめ、そう声をかけた。キラキラとしていた瞳は、深くに沈んでいくにつれてそれに比例するかのようにどんどんと暗く、冷たく沈んでいく。


***


 ただいま、とボクは洞窟の床に横たわるその子に声をかける。いつもの様に返事は無い。少し、浮き過ぎている様な気がする。万が一にでもここから流れ出ていったりすることが無い様に、ボクはその子の身体にもう一枚海藻を巻きつけた。なるべく身体を締め付けない様に優しく、もし目を覚ました時には邪魔にならない様丁寧に。

 あの後、ボクはこの子を連れて安全な場所を探し、海の深くを彷徨って、何日も何日も泳ぎ続けた末にようやくこの洞窟を見つけた。入口は狭く、入口付近に生えた海藻がそれを上手く覆い隠しているため肉食の魚達にも見つかりにくい。しかも中はボクとこの子とが入ってもまだ余裕がある程に広いのだ。これ以上にいい場所はそうそう無いだろう。

 ボクは囁くように歌を歌う。この子が一番好きで、よく歌声を合わせてくれた歌だ。この音が籠って反響する洞窟の中では、一緒に歌うとどう聞こえるのか知りたいな。

 ――その子から、返事は返ってこない。ボクは歌を途中で止めて、その子の手に顔をすり寄せた。

 やはり、その子の身体にかつての様な熱は無く、海と同じ冷たさが返ってくるだけだ。唇も変わらず冷たくて、あの心地良い熱はどこにも無い。その冷たさに、ボクはほんの少しだけ泣きそうになった。

 あの日から、この子はずっと動かないままだ。お腹に刺さった棒もちゃんと抜いたのに動いてくれない。もしかしたら疲れ過ぎて眠っているのかもしれない。だったら、起こしては可哀想だ。何を取ってきても食べてくれないのは心配だけれど……。

 ボクはその子の隣に身体を横たえた。以前より、体が上手く動かなくなってしまった。原因はきっと、あの日身体に突き刺さった何本もの尖った棒だろう。幾本かは抜いたが、残りは洞窟を探して泳いでいる時にあちこちにぶつけて、身体の近くで折れて抜く事が出来なくなってしまった。そうやって身体の中に棒の先が残っている所は、寝ていても起きていても、じくじくと鈍い痛みをボクに伝え続ける。でもそんな事に構ってはいられない。今、この子の為に食べ物を取りに行けるのはボクだけなのだから。

 ボクはうっすらと微笑みを浮かべたその子の顔を覗きこむ。早く目を覚まさないかな。目を覚ましたら、また一緒に歌いたい。水をかけ合って遊びたい。もう一度、並んで泳ぎたい。

 大丈夫、もうすぐ、きっともうすぐ。だってこの子は笑っているから。今まで見た事も無い様な綺麗な目で、笑ってくれているから。

ボクはもう一度その子の耳元で小さく歌を歌った。返事が返ってこなくても構わない。この子が目を覚ました時に寂しくない様、小さな声で歌を口ずさみ続けた。ボクはその子の隣に寄り添って、ゆっくりと目を閉じる。

 天井を虚ろに見つめ続ける、真っ黒で深海よりもずっと暗い闇色の瞳はもはや光を宿さない。ただ静かに水の揺らめきだけを映し続けている。

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