小説家の元に来る暗澹の万年筆[4]
しゃ「さ〜て何が特別か試してみようじゃあないか!」
こうして、しゃるかはバックからスケッチブックを取り出して紙を引きちぎり書いてみることにした。
しゃるかはたくさん書いた”好きなキャラの名前” ”好きな人の名前” “今日の日付”
そして
[ゴロゴロ]そう書いた時だ
そう書くと紙は[ゴロゴロ]と言う音を立てながら風に吹かれていった。
しゃ「コイツは本物じゃあないか、、、」
そう思うとしゃるかは家に走って帰った
これは僕の憶測に過ぎないがこの万年筆は”書いたものを実行させる”という効果があるらしい。
だが色々実験をしていく中で条件も見つかった。
~~~~~~条件~~~~~~~~
•1人の人物or1つの物体に1つまでしか書き込めない。
•書きたい内容を最後まで書き込まないと効果がない。
•原子レベルでの書き込みはできない。
•インクと同じ色の箇所には書き込めない。
•物の性質を変えることはできるが1分で戻る
•使用者がこの文字を認識することができた場合に発動
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
しゃ「おいおいおいおい!待てよ?これを”りか”に書き込めば本当の”りか”が分かるんじゃあねぇのか!?」
そう言って僕は元気よく布団に飛び込み、明日に期待をしながら目を瞑った。
~~~~~~~~~~~~次の日~~~~~~~~~~~
しゃ「なぁ”りか”?今日の放課後にさ隣町のひばり公園に来れるかい?」
り「うん!いいよ!」
やはり幼い、本当に苦手だ
これで本当の”りか”を知ったら関わるのをやめよう、
<放課後>
僕はひばり公園に早めにつきクローバーが生い茂る芝生のとこに座り遊具で遊ぶ子供達をスケッチしていた。
り「ヤッホー!待った?ねぇ!!何書いてるの?」
しゃ「あそこに子供達がいるだろ?あの子達を書いてたのさ」
り「へぇ〜つまんなそっ」
しゃ「、、、」
僕はすかさず万年筆をだし
しゃ「なあ手をこっちに出してくれないかい?」
り「うん!」
[お前の正体を言え]
“りか”の手のこうにそう書いた
り「縺雁燕縺ェ繧薙°縺ォ繧上°繧峨l縺ヲ縺溘∪繧九°」
しゃ「は?」
り「諢壹°縺ェ莠コ」
しゃ「おいおいおい、コイツなんかヤバいぞ!!とりあえず、ここは逃げよう、」
そういうと僕は走って駅へ急いだ。
しゃ「おいおい、なんだよ、あれ、あんなの初めて見た。」
そして、たこいだ町に帰ってきた。
僕は”りか”をひばり公園に置いてきてしまった事と”りか”の発した僕には理解のできない言語で頭がいっぱいだった、
しゃ「この万年筆は”真実”を言えと言ったらその通りになるはずなのに、なぜアイツは、」
そして僕は家に走って帰った。
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