【エピソードゼロ・ファーストコンタクト】

これはジョニーがジョニーと名付けられる少し前の出来事である

風俗というものの存在は知っていた

しかしどういったサービスでどのような値段なのか知らなかった

多分高額な値段なのだろし俺には関係のない世界だと思っていた


激安の風俗がある

そんな話を友人から聞いた

なんでも口でのサービスで2500円だという

桁を間違えてしまっているのではと驚いた

しかも更に驚く事に早朝割引で1000円引きの

1500円でいくことも可能だという

俺は早朝に行くことを決意した


店はビルの5階が受付で4階がプレイルームだった

受付といっても立ち食い蕎麦屋にある券売機と

ビデオの棚が並んでいるだけの部屋であった

券売機には確かに早朝割引1500円のボタンがあった

俺はそれにおっぱいタッチ1000円のオプションをつけた

券売機からでた券をかかりの人に渡すと

システムの説明を受ける

まずビデオを1本選び渡された番号のブースへいく

ブースでは女の子がくるまでビデオをみる

女の子がくるとお口でのサービスがはじまり

最大10分間なめてくれる

発射は口の中でOK

俺はこれから始まるはじめての経験に

胸を高鳴らせた


ブースは狭くしきりも低かった

立つと他のブースの様子が完全に見えた

部屋は灯りがすくなく薄暗いので

顔などははっきり見えない

渡された番号のブースへいくと

隣ではプレーがはじまっていた

ぐちょぐちょぐちょ

ものすごい激しい音が聞こえる

フェラの音だ

ビデオなどで見たことはあったが

まじかで見たのは初めてだった


ビデオを再生しながら女の子を待つと

こつこつこつとヒールの音が聞こえた

ブースの中でも顔ははっきり見えなかった

「よろしくお願いします」

それだけの挨拶をおえると

すぐに女の子はジョニーを

ウエットティッシュでふき始めた

かなり力強くふく

正直痛い

ふき終えると上着とブラを脱ぎ

ぱくっとジョニーを咥え

すぐにトップスピードの動きをする

(なんか淡泊だなー)

流れ作業の様なプレーに若干の残念さを感じる

正直あまり気持ちよくもない

ふと俺はおっぱいタッチのオプションがあったのを思い出す

俺がおっぱいを触っていると

「痛いんですけど」

すごく不機嫌そうに言われた

俺はおっぱいを触るのが初めてで

乳首はつまむもの

という固定観念があった

いま思えば危険思想である

再び乳首をつまむと手を払いのけられた

殺気のようなものを感じそれからは

おっぱいを触れなくなった


10分経ったのだろう

ピピピピピ

アラームが鳴った

俺はまだ発射にいたってなかったので

女の子は「延長しますか?」

延長すんなよ!とのニュアンスを含む様に言った

説明の時に延長料金は2500円だという事を聞いていたので

俺は延長を断った


こうして俺の風俗初体験は終わった


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