エンゼルとグレネードランチャー
酸性ラムネ@プロフ見て
第1話
カエルの死骸を傘でつついて、
「やめなよ、汚いよ」
紫陽花の咲く通学路、学校終わり。小学五年生の二人のランドセルの中身は、空っぽ。
「見てるのも嫌だ、気持ち悪い」
「嫌なら帰れば、俺は別にお前と帰らなくていいから」
「それは……ほら、お母さんも心配するからさ。あたしだって、あんたとは帰りたくない」
「……帰るか」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます