詩集

絶遠深域

第1話「いづれ君の元へ」

いつかまた

君と出会えるだろうか

もし叶うのなら君と

どこまでも

日々を辿りたい


一人じゃ

きっとずっと孤独だから

もっと生きたいと

思いたいから

あの時のように僕を呼んでほしい


海に咲く花を

夕日に聳える塔を

そんな見果てぬ夢を

また教えてほしい


もう忘れないから

もう手放さないから

君と居たい

君と居たいんだ


一人じゃ

きっともっと孤独だから

ずっと生きたいと

思いたいから

あの時のように僕を呼び止めてほしい


空に咲く花火を

宇宙に聳える星々を

また教えてほしい


もう忘れないから

もう失くさないから

また君の隣でいつまでも

話を聞いていたい


本当に愛している

愛しています。


さよなら

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